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「ハクソー・リッジ」スペシャルエディション [Blu-ray]

『「ハクソー・リッジ」スペシャルエディション [Blu-ray]』を価格比較。★★★★(81点)『ハクソー・リッジ』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

「ハクソー・リッジ」スペシャルエディション [Blu-ray]
80点
監督 メル・ギブソン
出演 アンドリュー・ガーフィールド,サム・ワーシントン,ルーク・ブレイシー,テリーサ・パーマー,ヒューゴ・ウィーヴィング
発売日 2017年11月3日
定価 6,264円(税込)

 

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「ハクソー・リッジ」スペシャルエディション [Blu-ray] 4,654円 (税込)
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「ハクソー・リッジ」スペシャルエディション [Blu-ray] 売り切れ  

 

商品詳細情報

販売元 バップ
発売日 2017年11月3日
ディスク枚数 1
形式 Blu-ray


ぴあ映画生活ユーザーによる「ハクソー・リッジ」のレビュー

  • 90点 武器を捨てた兵士の信念を貫く闘い

    2017-06-25  by みかずき

    本作は、“汝、殺すことなかれ”という宗教の信条を信じながらも、第2次世界大戦の戦場に赴き、信念を決して曲げることなく、自らの方法で戦い抜いた兵士の生き様を描いた作品である。本作は、信仰を取り扱っている。この手の作品は宗教が根付いている洋画の得意技であり期待して鑑賞したが、期待を遥かに超えた傑作だった。

    主人公デスモンド・ドス(アンドリュー・ガーフィールド)は、幼い頃の体験から、“汝、殺すなかれ”という宗教の信条を強く信じるようになる。そして、第2次世界大戦中、彼は、信念を曲げずに、志願兵として軍隊に入る。軍隊の中では、武器を持たない彼の信念は全く理解されず、迫害を受けるが、それでも彼は信念を曲げず、ついには、衛生兵として沖縄戦に赴くことを許される。しかし、そこは、彼の想像を遥かに超えた、阿鼻叫喚の生き地獄だった・・・。

    入隊するまでの主人公は、特に信心深いところは見受けられず、好きな女性(テリーサ・パーマー)に夢中になる有り触れた青年として描かれる。青春映画を観ているような雰囲気である。いきなり、信仰、信念という題材にフォーカスせず、自然で静かなプロローグとなっているので、作品に素直に入っていける。

    物語は、軍隊への入隊から、本題である彼の信念を貫く闘いに突入する。主人公の信念を軍隊が看過するわけもなく、上官、同僚から、除隊を迫られる。しかし、どんな目にあっても、宗教家然とせず、理屈っぽく説明をせず、自然体で、決して信念を曲げない主人公を観て、主人公の信念は主人公の中に根付いていると納得できる。

    そして、クライマックスの沖縄戦。今まで多くの戦争映画を観てきたが、その中でも屈指の壮絶な激戦描写である。戦場が画面から溢れ出してくるような臨場感、凄惨で生々しい戦場描写に圧倒される。主人公は、あまりの惨状に、自分に何ができるか苦悩し神に問い掛ける。ここは、今年観た“沈黙”を彷彿とさせる展開であり、主人公も“沈黙”と同じアンドリュー・ガーフィールドだったので、その後も、“沈黙”と同様に、信仰と現実のなかでの激しい葛藤が再現されると思いきや、全く違っていた。主人公は、戦場のなかで自分の使命に気付く。ここは、主人公の信念が、神の教えを守るというものから、神の教えではなく自らの信念に昇華した、自己覚醒、自立の瞬間だったと感じた。もう彼は迷わない。自らの意志で行動して、決死の覚悟で戦場から多くの負傷兵を救出する献身的な姿は、感動的であり、涙が止め処もなく溢れてきた。

    本作は、信仰と現実の矛盾に葛藤する主人公を描いているが、最終的には、信念を貫くことの意味、大切さを教えてくれる作品である。エンディングで、実在した本人が紹介され、信念は自分自身であるので、決して曲げてはならないと語る。信念を貫いて生きることの大切さを教えてくれる名言である。

    今年観た“沈黙”も、作風は異なるが、洋画の得意技である信仰を取り扱っている。ララランド、美女と野獣はミュージカルであり、これも洋画の得意技。今年は、洋画の得意技を堪能できる年になりそうである。

  • 80点 複雑な気持ち

    2017-06-28  by ぱおう

    設定は最初からほぼネタバレ状態ですので、この特殊な信念を持った主人公が、最後まで生き延びるのかどうかくらいがスリルの元でした。
    「個人としての信念を貫く」というテーマには、感動するところ大です。戦争という国をあげての異常事態の中で、殺人を拒否するという信念を、どうとらえるのか。
    多くの一般国民は、戦争だから人を殺すのもやむをえないと考えます。また、普通の良心的兵役拒否者は、人を殺す兵士にはなれないと考えます。ところが、主人公は、仲間の命を助ける衛生兵にならなれるという、一種の逆転の発想をし、それを極限状態の中でも実行し続けます。その姿は圧巻でした。

    ただ、日本人にはつらい面もあり。日本軍がまるでエイリアンのように伝わってくるんですよねえ。
    アメリカ軍が、日本軍(日本人)の本土決戦を極端に恐れて、原爆投下という狂気に走ったのは、こういう感覚で受け止めていたからなのかなとも思います。戦後七十年以上経っても、普通のアメリカ人の日本人観はこんなものなのでしょうか。
    実際には、敗色濃厚でろくな武器もない中、後方に残してきた家族のために、一人でも多くの「鬼畜米英」と刺し違えようとしたのであろうご先祖様たちは、勇猛果敢な戦士などではなく、ただ追い込まれていた真面目な人たちだったのだと思うのです。
    そういったことをつい考えてしまいますので、歴史を知っている日本人が観ると、副作用としての悲しさも残るのではないでしょうか。

  • 60点 紙一重

    2017-06-25  by 無責任な傍観者

    狂気と紙一重の信念で数多くの味方を救った、つてヤツね。

    こういうの見てると、戦場て人を殺すことが気持ち良いと感じるのが理解出来てぞっとした。

    人の命の大切さを信念を持って貫いたスゴい人の話だけど、マクロ的に見れば「こんな人もいました。」って話。

    点数は60点。完成度は70-80点なんだろうけど、どうもあのラブラブぶりと彼の行動が結びつかないのと、日本兵の描き方は必要なのかなあ?と。底知れぬ恐怖を描くにしても、最後のは蛇足。信念で味方を救い出したというテーマに対して、いかにも週刊誌レベルのイロモノ的な描写があまりにゲス根性ミエミエでドッチラケ。あれじゃあ、ショッカーの首領だよ(笑)。イーストウッドなら間違ってもあんなシーンは入れないだろうと思った。
    製作者の題材に対する敬意から来るハズの精神の崇高さをまるで感じないので、合格点ギリギリにしておきます。

  • 90点 ハクソー・リッジって、沖縄だったのか!

    2017-11-12  by jimmy09

    最近あまり戦争映画は観ないのだが、この映画は戦場を舞台にした人間ドラマ。
    観て良かった。感動した!!

    「実話」表記のあと、物語が始まる。
    デズモンド(アンドリュー・ガーフィールド)は過去のトラウマがあって銃が持てないのだが、軍隊に入る。

    軍隊に入る前に、看護師ドロシーと結婚の約束をする。
    二人が山の上でキスするシーンは美しい。欲を言えば、カメラは一周して欲しかった気がする。

    その後、軍隊に入ったデズモンドは、「銃を持たず、上官の命令拒否、ということで裁判」まで行われたりする。
    しかし何とか戦場まで行って、難攻不落のハクソー・リッジなる日本軍の守る「崖の上の基地」を米軍が攻めることになる。
    ここで思うのは、「ハクソー・リッジって、沖縄だったのか!」ということ。

    米軍と日本軍の戦闘シーンなどは、自分が日本人なので、何とも言えない不思議な気分になる。

    それでも、デズモンドが「誰にもできないことをやってのけたな。お前は奇跡を成し遂げた。お前なしでは戦えない」などと言われる場面では、感動の涙。

    なかなかの感動作であった。

  • 70点 命を救うために執念を燃やした男

    2017-09-16  by tabula_rasa

    メル・ギブソンの監督作なんて久しぶりで、それゆえに楽しみな作品でした。
    ひょっとしたら戦時中の沖縄が舞台になっているという設定から、それを目当てに観に行かれる方もいるかもしれませんが、この作品が日本を扱っているのは、実在した主人公が活躍したのがその戦線だったというだけです。日本人としての視点から特に見るべきものがあるわけではありません。

    この作品が興味深いのは、やはり主人公の矛盾性でしょう。ここまで武器を持つことを拒否するならば、ふつうは反戦主義に向かうところを、自ら志願して戦場に赴くわけですからね。常人にはまず理解できない話。軍事訓練中、何度も大尉らに呆れられ、除隊を勧められるのもとうぜんです。

    しかし、それでも信念を曲げない主人公。ここで、私は考えました。「人殺しが嫌いだから、かかわりたくない」と言うのはかんたんです。しかし、「人殺しは嫌いだが、だからといってそれに目を背けて生きることが許されるのだろうか?」と。

    つまり、除隊して安穏と暮らしていれば、人殺しにかかわらずに済む。でも、自分の住んでいる国が戦争をしている以上、何らかの形で関わってしまっているのだから、手は血まみれ同然。なら、戦場に行って命を一つでも助けることに意義がある――主人公は、そう考えたのではないか、と。

    これはたとえば、現在のトランプ問題について、「私はクリントンに票を入れたのだから、現大統領がどんな問題を起こそうと、私は何一つ悪くない」とふんぞり返るのと同じだということです。あるいは、ナチス時代を生きたドイツ国民が「反ナチ派だったけど、露骨に否定するとゲシュタポに逮捕されるから抵抗運動などは何もせず、ヒトラーやナチスを讃えるふりをしていました。でも、反戦の意思はあったのだし、ユダヤ人はひとりも殺していないのだから、あの戦争に自分に責任はありませんよ」と言っているのと同じです。

    そういう意味で、本作の主人公であるデズモンド・ドスは、類まれなる意志と行動で自分の責任を果たした非常に勇敢な男ではないかと思います。こう考えると、なぜ『パッション』を監督したメル・ギブソンがこのオファーを引き受けたのかというのも、よくわかる。
    そして、どぎつい残虐描写は本作でも健在で、主人公の献身的な行いをより浮き上がらせています。

    それにしても、主演のアンドリュー・ガーフィールドは、―『沈黙』につづいて、大役を射止めましたね。正直なところ、そういう器じゃないと思うんですが。ただ、俺様的な役者はこれらの役には向きませんから、自然と巡ってくるんでしょう。

    2017/06/27 TOHOシネマズ西宮OS(10)

    P.S. 新聞に載っていた本作を紹介する記事で「『主よ、あともう一人救わせてください』と祈るデズモンドの姿は、裏返せばまるで一人でも多くの兵士が傷つくことを願っているかのようだ」という批評が載っていましたが、その感想は違うなと思いました。主人公がそれを祈るのは、交戦がやんだ夜でしたからね。

  • 90点 今、見るしかない!

    2017-09-07  by 埼玉イチロー

    戦争映画だけど今、平和の中で豊かさに慣れすぎて本来の人、というものを見失っています、魔法はいつか解けます、選択の余裕のあるうちに考える必要があると思います、自分のできることを!

  • 80点 勇気がすごい。

    2017-09-03  by AaYyAa

    かなりリアルな映像に目を瞑りたくなるシーンもあったが、主人公の勇気に心を打たれました。

  • 80点 宗教映画っぽい

    2017-09-02  by コージィ

    内臓やら手足やらの吹き飛び具合は生々しく、映像はかなりグロいですが。
    主人公は宗教(しかもカルト風味)に殉じる、狂信者人に見えたりもしますが。
    (…明らかに主人公をイエス、主人公の妻をマリアに見立ててるようなシーンに見えました)
    作戦の必然性や地形がわからないまんまなのに、深くないストーリーと、心に秘めたもののある各キャラクターの演技が非常にスカッとし、また沁みました。

  • 80点 信仰心

    2017-08-17  by ShimaD

    メル・ギブソンって私生活が破天荒すぎて、今や顔も役も悪って感じの印象ですけど、相変わらず監督をやらせるとすごいひとらしいです。
    本作はちょっと感動させる演出がクドい気がして、メルギブが(どや、泣けるやろ)とニヤついてるような気がして、でも泣きはしないけどずっとうるうる来てたかんじです


    さて、戦争映画ってことで最初からドカンバキュンとハデなシーンから始まるのかなぁなんて身構えてたら、主人公デズモンド・ドスの幼少期のエピソードから。
    怪獣映画やホラーだったら「出し惜しみすなっ!」ってところですけど、心優しき男の成長と、戦地での恐怖と奮闘を描いた2部構成になっているところが意外で、これはこれで感情移入して戦闘シーンでより感動を誘われるいいつくりだなぁと思ったりしましたよ

    しかもデズモンドの成長や恋愛、そして入隊後の話もまたおもしろくて。
    前半のクライマックスはとある軍事裁判なわけですが、ここまででもなかなかに引き込まれました
    やろうと思えばこれだけで1本の映画になったんじゃないですかね


    さてさて、満を持して戦場へ。
    いまだに戦争モノってなると『プライベート・ライアン』と比べてしまいがちなじぶん。
    残虐さは『〜ライアン』『ブレイブハート』を超えたとか評されてるらしいですが、あの初見の衝撃には及ばなかったかなぁと思います

    内臓のグロさ的なものでいえば上回っていたかもですが、それよりもホラー的な演出のほうが気になりましたね笑
    2回ほど意図的に観客を驚かせるシーンがあるのですが、まんまとビクッ!としてしまい、ちょっと恥ずかしかったです


    あとは予告編の通り…。
    戦地では殺めるより生かすほうが大変なのではと思いますが、デズモンドの孤軍奮闘ぶり、スリルと感動を呼ぶ絶妙なバランスですね。
    ベタですけど、じぶんの命をなげうって傷ついた兵士を助ける姿に、それまで忌み嫌っていた者たちの仲間意識が芽生える
    このシチュエーションに弱いんですよ〜。泣くってよりニヤニヤきちゃいます

    戦場の凄惨さに対して必死に命を救おうとするデズモンドの対比が、それまで偏執的なまでに信仰に厚い男をより神格化するようで、メルギブらしいなぁと思います。
    奇しくも『沈黙』でもクリスチャンを演じていたアンドリュー・ガーフィールドですが、なよなよしたヘニャヘニャの笑顔、あの顔が必死な形相に変わる様にグッときますね…


    ちなみに『バンド・オブ・ブラザース』に衛生兵のエピソードもありましたね。
    帰って観てみたらほろ苦くてよかったです

  • 80点 今のアメリカが映し出されている

    2017-08-11  by ぼんきち

    子どもの頃は、もっといっぱい戦争映画があった。米国映画だと、悪いナチスドイツを米兵たちがやっつけるハラハラアクションが定番。それが段々、数も減り、内容も大きく変わっていった。「プライベートライアン」「アメリカンスナイパー」を経て、今「ハクソー・リッジ」になった。そんな気がする。宗教上の理由に加え、父親との関係で銃を持たない。だけど衛生兵になって沖縄の死地に出撃する。むごたらしい戦場。メル・ギブソンの趣味もあると思うけど、昔の戦争映画では考えられない描写。でも、コレが殺し合いの姿だ。屈強で死を恐れず、湧いて出てくる日本兵。エイリアンみたいだけど、米国から見たら、こうなるんだろう。ともかく、勇ましく、強く、敵をやっつけ倒す米兵は、もう出てこない。実話というのは驚いちゃうけど、なぜ、今、これが映画化されたんだろうと考えると、映画って時代を映すなぁってつくづく感じる作品でした。

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