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カーテンコール [DVD]

『カーテンコール [DVD]』を価格比較。★★★☆(67点)『カーテンコール〈2004年〉』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

カーテンコール [DVD]
66点
監督 佐々部清
出演 伊藤歩,藤井隆,鶴田真由,奥貫薫,津田寛治
発売日 2006年6月21日
定価 5,184円(税込)

 

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商品詳細情報

販売元 バップ
発売日 2006年6月21日
リージョン 2
ディスク枚数 1
形式 DVD

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ぴあ映画生活ユーザーによる「カーテンコール〈2004年〉」のレビュー

  • 90点 人と人とのつながり

    2007-11-25  by taiyaki

    今日,思いがけず素晴らしい映画に出会うことができました。
    決して,お金をかけている映画ではありません。
    でも,脚本・演出ともにいいし,何と言っても,伊藤歩をはじめ俳優の方々の演技が素晴らしいと思いました。
    「人と人とのつながり」が主題です。後半では特に,二組の父と娘の絆が描かれています。
    人は人の中でしか生きていけない,そう思いました。

  • 80点 いつでも夢を

    2013-11-30  by 出木杉のびた

    昭和三十年代、映画館に勤める安川修平(藤井隆)は、映画上映中フィルムの不具合で、お客さんの間を持たせる為に、たまたま演じた座頭市のものまねが受け、以後幕間芸人として下関みなと劇場で活躍することになる。ただ、残念ながら、ここでの藤井隆の座頭市は、そんなに凄いとも思えない。歌でもギターはほとんど弾いておらず、歌は巧いが味がない。それなのにどうして人気が出てしまうのか弱いところだが、所詮素人芸という設定なので、後々食べていけなくなるという部分では、逆に説得力が出る。

    舞台となる下関みなと劇場では、昔懐かしい映画が上映されている。『下町の太陽』『男はつらいよ』『網走番外地』『いつでも夢を』など、オールドファンにとってはお涙ものの作品が垣間見られるのも嬉しいところ。基本、映画愛溢れる作品だが、物語は父と娘の関係性に重点が置かれている。

    橋本香織(伊藤歩)は九州のタウン誌にとばされて、そこに届いた一通のハガキから、昔活躍していた安川修平のことを知る。香織本人の地元でもある下関に赴き、修平の過去を調べることになる。香織の現在パートはカラーで、修平の過去パートはモノクロ映像だが、そこで上映されている映画がカラーなら、その画像も当然カラーである。また香織が修平の舞台を想像するシーンでは、カラーの香織と、過去のモノクロの観客が同じ画面に登場する演出が、流れも巧みでお見事だ。

    修平の熱烈なファンであった平川良江(奥貫薫)と結婚し、娘の美里が生まれる。やがて映画は斜陽となり、観客も減り、修平の芸も受けなくなる。それでもずっと暖かく見守る良江の愛情が胸に迫るのだが、ここで在日の問題が首をもたげてくる。在日の差別については詳しく語られないが、修平がちゃんとした職業に就けないのも、そのせいではないかと臭わせる。食べていけない修平が、美里を置いたまま日本を離れ、それきりになってしまうので、大人になった美里(鶴田真由)は父を恨んでいる。

    香織もまた、父・達也(夏八木勲)とはうまくいっていない。久々に実家に帰った時の、父親のよそよそしい態度から、父娘の関係性が伝わってくる。父の想いと娘の想い。どうして意志の疎通ができなくなってしまうのか。でも、心の底ではお互い愛しているはず。それが分かるから、香織は美里に修平と会うことを勧めたのだろう。修平の取材をしながら、香織自身も父親との関係性を見つめ直すことになる。

    美里は同じく在日の宋義徳(津田寛治)と結婚していて、一人息子の成在(小清水一揮)がいる。息子に堂々と本名を名乗らせていることに、自国に対する誇りと、差別に対する抵抗が感じられる。修平には、この孫とも対面させてあげたい。そして浮かび上がる疑問。出版社に投書したのは、何者なのか。

    歳老いた修平役が井上尭之。ザ・スパイダースのメンバーで、『太陽にほえろ』や『傷だらけの天使』の音楽などで有名だ。役者ではないので演技は下手くそ(尤もセリフはほとんどない)だが、演奏は天下一品。この歌声がまた味わい深くて、胸に沁みてくる。これまでの苦労が伝わってくるような、実に深みのある歌と演奏に感動させられる。修平も美里も、辛く苦しい人生を歩んできたことだろう。頑なな美里の心にも、父親の優しい歌声は忘れられない唯一の温かな思い出だ。

    映画館で香織の頑張る姿を後押ししてくれる父親の姿もまた嬉しい。片意地張らずに、自分の心に素直になることが、心の平安をもたらすことになる。最後になったが、ずっと修平を見守り続けてきた、映画館の売り子・宮部絹代(藤村志保)の存在もまた重要で、実に温かかった。

  • 70点 単館系映画館

    2009-02-03  by 北溟 僚

    この作品のように幕間に芸をする映画館に行ったことはありませんが、
    それでもシネ・コンができる前から映画館通いをしていた人たちにとっては、
    古い映画館を描いた作品は、
    それだけで甘い点数を付けたくなりますよね。

    コンクリートむき出しの床。
    地元の会社名が刺繍されたスクリーン前のカーテン。
    ビーという上映前のブザー。
    真ん中が盛り上がって座りにくいロビーの長いす。
    特有な臭いのするトイレ。

    今思うと抜群の環境ではないように感じますが、
    そこは夢の世界に連れて行ってくれる魔法の館。

    映画館が単館だった頃は、
    映画を思い出すときに、その作品を観た映画館も同時に思い出せますが、
    シネ・コンではそのような形で映画を思い出せないのは、
    ちょっと残念です。

    この「カーテンコール」での映画館のロビーに、
    同じく佐々部清監督の「チルソクの夏」のポスターが貼ってあったのは、
    ご愛嬌ですね。

  • 70点 セピア色が似合う作品でした

    2011-01-08  by 流離

    レンタルにて。「情」が感じられる、いいお話でした。藤井隆さんも、とてもよかったと思います。ただ、父の行動の説明がもうちょっと欲しかったかなぁ。ラストがよかった分、今一つ、納得できなかったので。
    昭和の映画館の雰囲気を醸し出して余りある藤村志保さん、素晴らしい!大魔神のお姫様は、とても素敵な昭和の語り部となっていました。

  • 60点 惜しいなあ

    2013-12-22  by Blue Rose

    ひとことで言うと「おしい」という感じでしょうか。様々なテーマについて描こうとしすぎて、結局どのテーマについてもしっかりと描ききれなかった感じがします。ただ、下関の映像も綺麗ですし、出演者の方々も皆さん頑張っておられます。藤井隆さん、奥貫薫さん・・・。でも個人的にはやっぱり伊藤歩さんが素敵です。

  • 60点 在日素人芸

    2010-08-27  by アキラ

    ノスタルジーなんてテーマはうんざりする。ありもしない幻想、ユートピアを、まるで過去にあったかのように描く映画がブームになったのは割と最近の事。その中で長谷部氏も下らない共同妄想に手を出したか。と思いきや、これはなかなか見るに絶えるドラマに仕上がっていました。映画全盛期の時代に映画と映画の幕間に歌やトークで客を和ませていた芸人。彼の事を調べる記者を中心に描いた家族の物語。サブジェクトが古い取材って奴は、なかなか要領を得ない事も多い。それにしても上司に期限5日で取材期間は3日と釘を刺されている割に、この主人公はマイペース。雑誌に穴を空ける事を申し訳ないと思わないのだろうか。スキャンダル騒動ですったもんだした東京を離れて、故郷の近くで半分休養気分だったのかもしれない。だが故郷では故郷ならではの問題が表面化。

    私は過去について単独の感情で語った作品が大嫌いです。逆に現在を単独の感情で語る勇気を持った作家は大好きだけど、ご都合主義で塗り替えられた過去に興味はありません。証言者がほとんど亡くなっているほどの昔でも、その時代には確かに様々な生活があり様々な感情が渦巻いていて、その中には白黒つけられない問題も横たわっている。それが適切な過去の描き方。理想郷を掲げるノスタルジーとは逆の要素もなければつまらない。この作品には在日韓国人への差別という郷土へのマイナスイメージともなる社会背景がちゃんと描き込まれています。そして、それ故に生まれた親子の確執や愛憎が現代を生きる主人公の日常にリンクする。ふたつの時代が普遍的な感情でつながってこそ共感を持てます。テーマがノスタルジーであっても過去を描くという事はこーゆー事。

  • 100点 良心に満ちた秀作

    2010-05-29  by かみぃ

    拙ブログより抜粋で。
    --
    現代と過去を盛んに行き交う複雑な構成ながらも、揺らぐことのない家族の絆というテーマ。予想外の展開に翻弄されたが、振り返ってみればものすごく単純な話とその結末。ほつれた記憶の糸がほどけたような思いがした。

    役者も皆いい。
    若いころの修平を演じた藤井隆はさすが吉本芸人だけあって、舞台上で活き活きとしているのが伝わってくる。しかしそれにとどまらず、舞台の外側での芝居も堂に入っており、観ていて不安を感じさせない。
    一方、老後の修平を演じた元ザ・スパイダースの井上堯之。筆者はさすがにザ・スパイダース全盛期は知らないのだが、この人はものすごく表情がいい。この味はそうそう出せるもんじゃないだろう。そして彼もまた、舞台に立つと貫禄がにじみ出て、昔を知らない筆者でも単なる素人俳優とは違うオーラを感じずにはいられない。

    そして忘れられないのが、修平の娘・美里を演じた鶴田真由。
    筆者はこれまでの作品での彼女の芝居は、台詞回しにどこかぶっきらぼうな印象があってあまり好きではなかったのだが、ここではそれが美里の頑なさにうまくはまっていて予想外によかった。
    しかしひときわ強烈だったのは、ラストに見せる感極まった表情!
    もう、たまらんです。一撃でノックアウト、一本取られた、試合終了って感じ。
    生意気なこと言っててすみませんでした。貴女はすばらしい女優さんです、はい。
    うーん、思い出すだけでも泣けてくる。
    --
    全文はhttp://cinema.filmcrew.jp/2005/11/post-ed0a.html

  • 90点 金をかけなくても良い映画は作れる。

    2007-07-03  by 未登録ユーザmarchan1789

    DVDで見ました。
    昔の懐かしき市井の世の中にあった話を基にした映画ですが、金をかけた大がかりなスペクタル映画でなく、大セットも組まず、大スターも出演していませんが、映画のところどころには小津安二郎作品のシーンを彷彿とさせる場面もあり、脚本と写真が良ければ予算をかけなくても良い映画が十分に作れることがわかりました。
    映画の前半と後半で話の狙いが替わった気がしましたが、最初から最後まで一気に見てしまいました。
    最後の方も安易に日本でセット撮影せず、韓国まで行って丁寧に撮影したことが良かったと思います。
    開演当時、キネマ旬報賞等の各映画賞を受賞していなかったのなら、不思議でなりません。

  • 80点 中々、奥が深い

    2007-01-25  by pandara

    2007年1月14日、DVDレンタルにて鑑賞。
    最初は、只の芸人さんのお話かなと思い鑑賞してました。
    思い出話をする切子さん、広がる当時の風景、活気、揚々たる未来。
    陰る景気、減る仕事、妻子のために・・・。
    その後、このような展開になるとは思いませんでした
    やはり、監督の思いが凝縮されていたようです。
    藤井さんのメチャメチャ明るいキャラがとても感じ良く、後半とのコントラストが効いたかと思います。
    こんな時代もあったんだなぁ、と懐かしく感じる反面、今でも消えない傷を持っている方々が数多くいるんだなと感じました。

  • 80点 邦画的安心感

    2008-05-04  by boon

    邦画的安心感のある、ほっとする作品でした。

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