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あん DVD スタンダード・エディション

『あん DVD スタンダード・エディション』を価格比較。★★★★(83点)『あん』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

あん DVD スタンダード・エディション
82点
監督 河?直美
出演 樹木希林,永瀬正敏,内田伽羅,市原悦子,水野美紀
発売日 2016年3月16日
定価 3,456円(税込)

 

価格比較

あん DVD スタンダード・エディション 2,742円 (税込)
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商品詳細情報

販売元 ポニーキャニオン
発売日 2016年3月16日
リージョン 2
ディスク枚数 1
形式 DVD


ぴあ映画生活ユーザーによる「あん」のレビュー

  • 80点 生命の力

    2016-05-18  by 星空のマリオネット

    俳優ではない素人を配し、ドキュメンタリータッチの難解な映画を撮ってきた河瀬直美監督ですが、彼女の2015年の劇映画「あん」は、プロの役者による、平易な語り口で見せる救済の物語。
    監督のそんな試みに応えるのは、超ベテランの樹木希林(他に市原悦子)、ベテランの永瀬正敏、半ば新人の内田伽羅。
    素晴らしいキャスティングだと思います。

    社会から隔離され、人生を奪われ絶望した孤独な魂が、美しい自然の細やかな声に耳を傾け、大事に大事に作りあげる「あん」。
    世の中で自分の存在価値を見い出した喜びも束の間、その世の中からの拒絶(黙殺)を、静かに受け入れざるを得なくなる悲しみ。
    そんな中にあっても、この映画は、輪廻のように巡る自然に抱かれた瑞々しい生命の力を、感じさせてくれるのです。
    人は人に思いを託すことができるはず。

  • 80点 陽のあたる場所

    2015-07-29  by 出木杉のびた

    正直、河瀬直美監督作品は、カンヌで受賞したものも含めて、好きではなかった。しかし、『あん』は面白く観ることができた。これまでオリジナル中心だった監督の、原作もの。素人重視のキャスティングが多かったが、本作では名の知れた役者さんたちが揃っていることも観易くなった大きな要因だろう。特に樹木希林と永瀬正敏の素晴らしい演技を堪能することができたのが良かった。樹木の孫の内田伽羅が、ベテラン俳優たちに交じって、初々しく新鮮な味を添えている。

    女子中学生相手に、つまらなそうにどら焼きを売っている千太郎(永瀬正敏)。バイトを雇う必要性は感じられないが、老女の徳江(樹木希林) が働きたいとやってくる。どうしてこの歳になって、そんなに仕事をしたいのか。何故、千太郎はどら焼き屋をやっているのか。徳江が来たことによって生じる、千太郎の心の変化。人生を諦めきっていた男に、再び生きる気力を与えてくれたものは何だったのかが描かれていく。

    徳江は身体に不自由なところがある。しかし、あん作りは50年も続けてきた。徳江のあんが起こした奇跡。本人たちも何が起こったのか分からず、並んでいる人に尋ねるシーンの、そこはかとないユーモアが心地良い。常連の女子中学生たちにも、あんの違いがはっきりと分かる。画面でもとても美味しそうに感じられ、つい味わってみたくなる。あんは一流だが、外側を焼いたことがなく、一人で仕方なく切り盛りしてしまう一日の描写も実に味わい深い。

    「私たちも、陽のあたる社会で生きたい」という、写真につけられた言葉が遣る瀬ない。これまでずっと、外の人間の目に触れられないように、ひっそりと生きてきた。彼らの願いは、普通に暮らしたいということなのだろう。人は自分たちと違うものに対して、嫌悪を感じる。そのことに対する無知や偏見が、差別を生み出してしまう。まずは、正しい知識を広めることが肝心だ。

    千太郎と働いた日々は、徳江の人生に於いて、最初で最後の輝いた一瞬であったのだろう。そして徳江は、千太郎とワカナの心に、何かを灯した。千太郎の一声が、人生のやり直しの一歩を感じさせて胸を打つ。

  • 80点 見ないのは勿体ない佳品

    2015-06-05  by odyss

    予告編は見ていたのですが、それ以外の予備知識はないままに映画館に行ったので、「へえ、こういう展開の映画だったのか」とちょっと驚きました。

    おいしいあんを作る過程も丁寧に描写されていますが、樹木希林演じる老女の生涯が、河瀬監督ならではの月と植物などへの独特な視点とともに暗示的に描かれています。

    彼女だけでなく、永瀬正敏演じるどら焼き屋店長のいくぶん屈折したたたずまいや、樹木希林にとっては孫にあたる内田伽羅の存在感もよかった。ただ、内田についてはもう少し「高校に行かないかも知れない」理由を出したほうがいいと思いました。

    すべてを説明的に描くわけではないのが河瀬監督のいつもの手法。今回はそれでも河瀬監督にしてはずいぶん分かりやすい作品に仕上がりました。しかし分かりやすさが軽さにならないのはさすが。これは決してテーマが重いからだけではなく、映像にそれなりの力があるから。

    河瀬監督の従来の作品を評価しない人にもお薦めできる佳作ではないでしょうか。
    ここのレビューは初心者やステハンによる高得点が目立ちますけど、だから見に行かないというのは勿体ない。

  • 100点 実話?と思うほど、自然

    2016-04-29  by あらぼ〜

    うわさ通りの傑作でした!
    映画を観て、こんなに泣けたのは多分初めて・・・

    樹木さんの偉大なところは、演技に見えないところ。
    自然にやさしく近づいてきて、
    あ〜っという間に、ハートを侵食されてしまう。
    徳江さんの言葉が、胸にしみてきて・・・もう涙ボロボロ(>_<)

    そして、この映画の永瀬さん、虜です^m^
    顔(表情ともいう)の演技で、ハートを鷲づかみ!
    最初の悲しそうで無表情な顔が、
    絆が深まるにつれて、どんどん彩りを加えていく。
    そして、最後の表情で完結!

    内田伽羅ちゃん。
    どこかのレビューに酷評が書いてあったけれど・・・
    私は、とてもいいと思った。

    マンガ原作の女子高生役を短期間にどんどん撮影して、
    「ごり押し」とか言われてたたかれて、
    大げさな演技を強いられている若い女優さんたちが多いなかで・・・
    こういう自然派の女優さん、逆に新鮮に感じます。
    お父さんにそっくり。そのうち頭角を現す予感が・・・。
    何といっても、樹木さんの孫!

    桜の花で美しく時の流れを表現するあたり、
    話題の女性監督の才能を感じます。
    秦さんの曲もとても合っている。

    樹木さん、日本アカデミー賞主演女優賞
    心からおめでとうございます!

  • 90点 いいです。ホント

    2015-08-23  by たーちん

    評判の良さと、カンヌで握手を求める人から逃げる樹木希林さんを見たのがきっかけで見に行きました。
    この監督は、ドキュメンタリーの様な絵作りをする人なのか、どこか第三者的な目線を感じました。映画自体は、樹木希林あっての映画でしょう、働く(ける)ことの嬉しそうな雰囲気から、抗いようのない自分の問題に直面する。
    私は、永瀬が汁粉を食べる場面で涙腺崩壊の危機でした。
    子供の頃から隔離されたコミュニティーでの生活、社会に出たい、思い続け叶ったけどその時間は短かった。わずかな時間だけでも叶えられた大きな夢、その後の抜け殻の様な徳江に多分これが現実なのだろうと思わせる演出に非常を感じてしまいました。時々見せる葉っぱたちとの会話や鳥との会話、閉塞された世界にいたから感じられるのでしょう。
    永瀬君演じる彼も、3年間社会から隔離され、更に出てからは借金で自由が効かない状態同じ様な境遇に共鳴したのでしょう。
    「鳥が飛びたいと言ってきたので、離してしまいました」
    最後まで、自由を求めたのでしょう。
    最後の仙太郎の「どら焼きいかがですか」という自由への叫びが清々しかったです。
    この映画説明が少ないと言う声が多い様ですが、日本映画は説明が多すぎと思っているので私には良かったです。編集が海外の方の様なのでうなずける気もしますが。
    最後に映画の始めとエンドロールにアルファベットが多いこと、日本の映画人よしっかりしてくれ。

  • 90点 主役のふたりがいい!

    2015-06-06  by 赤ヒゲ

    ここのところの樹木希林さんの活躍は、凄まじいですね。しかも、どれもが味わい深い印象を残す演技です。今作は主役だけあって、群を抜く素晴らしさではないでしょうか。おそらくとても難しい役柄だろうと思うのですが、希林さんが命を吹き込んだ徳江さんは、とても魅力的でした。感動はクライマックスにもありますが、個人的には前半のあん作りまでのところで何度も涙が溢れました。重い十字架を背負って生きてきた徳江さんと千太郎の交流を見ていると、なんだかホッとして凝り固まった心がほぐれるようでした。それと、永瀬正敏を初めていいなと思いました。

  • 100点 樹木希林がスゴイ

    2015-06-02  by

    ストーリーは知らないまま、好きな女優さんの樹木希林を観に行きましたが、ホントに彼女の演技に感動しました。自然の陽の光や花や緑の撮り方や、日々の描き方が、胸をしめつける感じで、笑って泣いてでした。

  • 100点 何度も観たい、オススメ映画

    2015-06-02  by 未登録ユーザhoso

    原作を読んでから映画を観ました。樹木さんの演技が凄い。どんな美人女優よりも愛らしい演技に心が弾んだり躍ったり、哀しい真に迫った演技に号泣させられました。少なくとも私にとっては観るたびに心が成長できる、そんな作品です。永瀬さん演じる千太郎のラストの眼の輝きに夢や希望を感じ。全生園で顏の変形した元患者さん方が談笑する場面で、自然に笑顔がこぼれるばめんが内田さん演じるワカナちゃんが印象的でした。河瀬監督の他の作品も観たくなりました。ドリアン助川さんの他の著書も読みたくなりました。6/27朗読劇「あん」へも行きます。楽しみです、涙を覚悟してまいります。

  • 90点 「あ」と「ん」の間にあること

    2015-04-10  by 未登録ユーザsumiya-n

    人生は自分が意図せずに始まる。物心ついてからも自分が思わぬ彼方に辿り来て茫然と立ち尽くすときがある。「あん」は、そんな思いを受け止めた徳江と千太郎が出会うところから始まる。うまく行かないけれど、それでも桜の花は咲き、鳥がさえずるように人生は「あ」から、「ん」までの間にしか存在せず、咲き誇り、散って行く。悲しいけれど、また明日も精一杯、生きてみようと思う静かな勇気をいただきました。

  • 90点 生命の尊厳

    2018-10-13  by 無責任な傍観者

    シビアなストーリーを、落ち着いて情感豊かに描き出してます。
    感想はちょっと書き辛いけど、こういうテーマをやることは映画の社会的な使命だと思う。
    適材適所で、役者たちの作り出す世界も良い。

    点数は90点。こういう重いテーマを正しい/間違いではなく良い/悪いの感覚で描いて、被害者意識ではなく、生命の尊厳の世界に昇華させたのは素晴らしい。
    最後はあれで良いんだっけ?ってリアリティもどうでも良くなった。
    どうでも良いついでに、散り椿をこの製作者がやったら素晴らしい作品になったんだろうなあ…と思った。

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作品情報

(C)2015 映画『あん』製作委員会/COMME DES CINEMAS/TWENTY TWENTY VISION/ZDF-ARTE

 



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