ただいまの掲載件数は タイトル64547件 口コミ 1173410件 劇場 590件

映画情報のぴあ映画生活 > 作品 > 火垂るの墓〈2008年〉 > 火垂るの墓 [DVD]

火垂るの墓 [DVD]

『火垂るの墓 [DVD]』を価格比較。★★☆(53点)『火垂るの墓〈2008年〉』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

火垂るの墓 [DVD]
53点
監督 日向寺太郎
出演 吉武怜朗,畠山彩奈,松坂慶子,松田聖子,江藤 潤
発売日 2009年3月27日
定価 3,990円(税込)

 

価格比較

火垂るの墓 [DVD] 3,694円 (税込)
セブンネットショッピングで買う
火垂るの墓 [DVD] 在庫切れ  
火垂るの墓 [DVD] 売り切れ  

 

商品詳細情報

販売元 バンダイビジュアル
発売日 2009年3月27日
リージョン 2
ディスク枚数 1
形式 DVD


ぴあ映画生活ユーザーによる「火垂るの墓〈2008年〉」のレビュー

  • 60点 禁じられた遊び

    2008-07-24  by 出木杉のびた

    『禁じられた遊び』を観たことがある人は、その共通性にもすぐ気が付くところだろう。しかし、この場合、たくさんのホタルの墓を並べても、それはつまるところ自然の死であって、決して戦争で無理矢理その生涯を閉ざされた被害者の死とは、相容れないものがあると思う。たくさんの墓を並べる清太は、その行為によって何を観る者に伝えようとするのか、すんなりと理解は出来難かったので、少し考察してみたいと思う。

    命という観点で解こうとするならば、重傷を負った母親の姿に堪らず、飛び出した清太が木の下で見たものは、蟻の群れ。清太はこの群れを踏みつぶすくらいの理不尽な怒りでも覚えているのではと思っていたが、彼はただ、その小さな生命の蠢きを、ぼんやり眺めるだけである。ついさっきまで元気でいた人たちが、一瞬にして命を失う。まるでこのちっぽけな蟻の命と、何ら変わりがないとでも清太は感じていたのだろうか。

    そして人の遺体は、まるでゴミでも捨てるように、掘られた穴の中に無感情に投げ込まれる。せめて、二人で持って、そっと地面に下ろすことぐらいできないかと思う。戦争は人から尊厳を奪い、命の重さもゴミほどにしか感じさせないように、人間性を剥奪してしまうのだろう。

    そんな時代だったからこそ、命を尊重した弔い方を清太たちがしたかったとしても、いまひとつ、その心の動きの関連性が、映画として伝わり難かったと思う。

    蟻の命、蛍の命、人の命…。

    さて、清太と節子を演じる二人の子供はとても良かった。愛くるしい節子が次第に衰えていく様は、観ていて、やはり苦しい。僕も娘を育ててきたが、あの時代の一番かわいい盛りの女の子が力なく横たわるのを見るのは、とても辛い。本来なら、親を一番幸せな気分にしてくれる時なのだ。

    母親の松田聖子の演技は、うまいとは言えないが、病弱で優しい母親の雰囲気は出ていた。辛い物語だから、少しは華やかさが欲しかったのだろう。継母の松坂慶子は、以前太っていたイメージが強いので、この時代の母親には不向きに感じた。今でも充分ふくよかだ。ただ、意地の悪いおばさんではあるが、どこか憎めないところがある。

    校長先生一家と、病気らしい若者の話は、原作にあっただろうか。何か全体と噛みあっていない気がした。

    こうなると、もともと映画化する予定だった、黒木和雄の死が、ますます悔やまれる。この手の作品で晩年傑作を撮り続けた黒木演出だったら、この作品でも、僕は期待できたかもしれない。

  • 50点 アニメには遠く及ばず

    2012-11-17  by zen1999

    アニメ版はもうずっと昔に見て
    詳しいところを全部忘れてしまったまま鑑賞。
    (最後のオチはさすがに覚えていました)

    全体的に実写だとキレイすぎる印象が。

    清太も節子も実際はもっと骨皮ガリガリだったろうに
    ふたりとも最後までかなりふっくらなまま。
    (まあ、大人と違って子役を無理やり
    痩せさせるわけにはいかなかったんでしょう)
    服もきれいなままで、あまり悲惨さを感じさせません。

    節子役の子はまだ5歳と言う割には
    かなりがんばっていたと思います。
    舞台あいさつでの監督の話によると
    演技が一回しか出来なかったので、
    リハーサルは節子抜きでやって、
    本番だけ節子が入る、という形で撮ったそうです。

    まあ、でもこの映画だけ見たら
    とてもあの有名作品「火垂るの墓」には
    及ばないですね。

    戦争の悲惨さがほとんど伝わってこないと言うか
    表面的というか…。
    ラストシーンで涙ホロリとも出ませんでした。

    アニメももう一度見て比べてみたいと思ったのですが
    レンタル中…。

    あの意地悪おばさん役の松坂慶子が
    一番うまくて印象に残りました。
    おばさんもがんばっていたとはおもうんですけどね…。

  • 80点 少年と戦争

    2010-01-09  by トオル

    少年の視点からの「戦争」がよく描かれた作品だった。戦場の凄惨な場面は少ないが、それでも戦争の虚しさは伝わってくる。中学生という難しい時期の少年の、その時期ならではの自尊心と戦争。それが悲劇を引き起こすのだが、遠い昔の自分の感情を思い出すような気がして、一概にもっと素直になればよかったのに・・・とも思えなかった。校長先生一家の前でできなかった、どじょうすくいを独りでする清太が哀しい。
    清太役の少年は、青い感じが上手く出ていて自然な演技だった。節子役の女の子は、かわいいがセリフがあまりに棒読みな気がして、感情が良く伝わってこなかった。あの時期の女の子はあんなものなのか?松坂慶子はちゃっかりした関西のおばちゃんな雰囲気が良く出ていた。さすがに上手い。松田聖子は薬を飲む場面など動きのひとつひとつが美しく、幸せな頃の象徴としての存在感があった。
    場面の転換の余韻がもう少しあれば、という気がしたので80点に。

  • 20点 実写では、難しい・・・。

    2008-10-18  by おみーな

    小学3年生の息子と試写会に行って見た作品です。
    アニメを見てしまっている私と、全く初めて見る息子。
    どんな感想が聞けるだろうかと思ったのですが、『なんで?どうして?』の連発でした。
    もちろん、戦争について詳しく知っている訳ではないので、おばさんにいじめにあったり、食べ物がなかったりなどの質問は予想していましたが、最後のシーンが理解できなかったのだそうです。
    時代背景が描かれているようで、描かれていない(綺麗過ぎる)事で、現代との違いが認識出来づらいのだと思います。
    学校で『はだしのゲン』のマンガをよんでいるので、もっと生臭いイメージだったのかもしれません。
    節子役の子はかわいかったですが、きっと本当はもっと衰弱して思わず目をふさぎたくなる位だっただろうと思うと、やはり実写化するのは無理だったのでは・・と思わずにはいられません。
    松坂慶子の演技は、息子には思惑通り『嫌な強欲ババア』にうつったようで、ずっと『ひどいねえ!』と怒っていたので、上手なんだなあ・・と思いました。
    アニメももう見たくありませんが、こちらももう見たくはありません。
    可哀想とか、見ていてつらいからとかではなく、残らなかった。という理由です。
    子役の2人の分で、20点です。

この他のレビュー閲覧やレビューの投稿は 火垂るの墓〈2008年〉の作品ページ へどうぞ

Myページ

ログイン

はじめての方はこちらから

新規ユーザー登録
ぴあ映画生活 facebook公式ページ
ニコニコ生放送 週刊ぴあ映画生活

 



歴史に残る“クライマックス”を見逃すな!『アベンジャーズ/エンドゲーム』特集
映画ファンなら見逃してはいけないSFスリラー『クローバーフィールド・パラドックス』 『アナイアレイション −全滅領域−』特集
WOWOW『連続ドラマW 悪党 〜加害者追跡調査〜』特集
ぴあフィルムフェスティバル×078film〜最新コンペティション受賞作品・招待作品上映&トーク〜
ぴあの映画特別号「ぴあ Movie Special」、最新号となる春号登場!
DCヒーローの動向をチェック!『DCコミック映画』まとめ
新作続々、公開中!マーベル・コミック映画ニュースまとめ!
進化し続ける4DXの魅力をレポート!4DXニュースまとめ
“ディズニーの名作が新たな物語で実写化!『ダンボ』特集
あの映画の“核心”に迫る!話題作のキャスト・スタッフに直撃!【インタビュー記事まとめ】