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イントレランス/散り行く花 [DVD]

『イントレランス/散り行く花 [DVD]』を価格比較。★★★★☆(87点)『散り行く花』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

イントレランス/散り行く花 [DVD]
86点
監督 D.W.グリフィス
出演 リリアン・ギッシュ
発売日 2005年11月25日
定価 5,075円(税込)

 

価格比較

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商品詳細情報

販売元 アイ・ヴィ・シー
発売日 2005年11月25日
リージョン 2
ディスク枚数 2
形式 DVD


ぴあ映画生活ユーザーによる「散り行く花」のレビュー

  • 100点 リリアン万歳!

    2005-07-23  by 未登録ユーザかんべえ

    リリアン・ギッシュ万歳!
    すばらしい作品です。あまりに悲しく、どうしようもなく残酷で、美しくて、形容詞がいくつあっても足りません。

    1919年の作品ですが、D.W.グリフィスの絶頂期、20代半ばのリリアンも可憐さの絶頂期・・・ぜひご覧になってください。

    当時中学生?の故淀川長治氏が、叫びそうになりなり、口にハンカチを突っ込みながら見ていた、と記された意味が良くわかるともいます。必見です!

  • 90点 この映画の主人公は彼女一人ではなかったのだ。

    2015-01-28  by ck-映画ランナー

    若き日のリリアン・ギッシュの名演、指先を使わないと笑えない。笑いを失った少女の作り笑いがまた見事。
    やつれながらも可憐な少女のような美しさは隠せない。

    同じD.Wグリフォス監督からすれば『イントレランス』に比べ随分こじんまりした作品であるがドラマ的な部分もしかり、かなりの力量を持った大監督であることは間違いないと確信出来る。
    話の進め方、劇的な展開、光と影の演出からカメラワークまで、本当にお見事である。

    義父から暴力を受ける可哀想な少女、それを愛の力で救おうとする中国人の男
    。テーマはなにか?こんな昔からドメスティック・バイオレンスが取り上げられていたとは、と感心していたが本当のテーマはそこでないことに最後気づく。
    夢を諦めて堕落した青年が最後、とる行動は自分の持っていた思想とは完全に矛盾している。
    だが、しかるべきその後の行動も更におかしい。だがこれがこの映画の真のメッセージではなかろうか。
    人の行動や考え方などはいつも矛盾が潜みついて来る物なのかもしれない。
    この映画の主人公は彼女一人ではなかったのだ。

  • 100点 小指の先まで魂が込められている。

    2012-08-29  by ニコラ

    父親に折檻されるルーシーの心情が手の指の動きだけでも伝わってくる、素晴らしい演技力だ。ボクサーである粗暴な父親も、もっと大きな不条理に押しつぶされてルーシーいじめや酒、娼婦に安らぎを求めたのだと思う。ボクシング場面が本物。ラスト前のチェンとバロウズ(父親)の対決は西部劇の決闘みたいだった。

  • 90点 哀しき恋

    2013-12-04  by すかあふえいす

    トーマス・バークの短編小説「ライムハウス夜景集」の「中国人と子供」を映画化。
    冒頭30分以上に渡って主要3人の人物をクローズアップし、そこから淡々かつ力強い悲恋の果てを描いていく。

    中国から仏教を拡めるためにイギリスにやってきたチェン・ハン(どう見てもアメリカ人です。中国人とのハーフという裏設定有り?)は、イギリスに渡る前に抱いていた希望を失いつつあった。
    荒みきったスラム街、「イエローマン」と蔑まれながら自身も阿片漬けの日々に暮れていた。

    夢も希望も失いかけていたそんな時に出会った少女ルーシー。
    サイレント特有のキツいアイシャドウと唇を塗った少女だが、彼女の「散り際」は美しい素顔の表情で儚く退場していく。
    暴力を振るう父親に疲れ果て、無理やり笑い顔をつくろう毎日。
    そんな彼女に吹き込んだのがチェン・ハンという温もり。
    彼女に自然な喜びである心からの笑みを取り戻させ、チェン・ハンも彼女の優しさに心が満たされてい行った。

    それを引き裂くのがルーシーの父親バトリング・バロウズ。
    名前からして闘争心剥き出しの拳闘家で、女遊びが激しく、外の女との娘がルーシーだった。
    バロウズに愛情は無い。
    実の娘のルーシーを家畜のように扱い、時には暴力を振るうろくでなしである。
    ロッキー・バルボアが腐りきったような男なのさ。

    前半はこの3名を中心とした序章であり、後半は3人をめぐる悲劇と展開していく。
    愛する者を守れるのか、守れないのか。
    いくらチェン・ハンが仏に祈ろうとも、彼自身が行動しなければ何も変わりはしない。
    そして訪れる「死」。
    死ぬべきではなかった者、
    死んで当然の者、それぞれの死・・・。

    「國民の創生」や「イントレランス」に比べるとかなりおとなしい作品だが、その分「生」と「死」の場面がより際立ったとも言える名作となった。
    哀しきヒロインを演じたリリアン・ギッシュ、
    哀しき優男の主人公を演じきったリチャード・バーセルナス、
    そして愚かな父親を熱演したドナルド・クリスプ!
    グリフィスと出会い「国民の創生」ではグラント将軍役で出演。
    その後は本作を含めて「わが谷は緑なりき 」や「戦艦バウンティ号の叛乱 」、「嵐が丘」での力演を披露してくれた。

  • 80点 サイレントのほうが感情を刺激する

    2016-11-08  by odyss

    最近DVDにて。
    有名なサイレント映画。
    リリアン・ギッシュの可憐さでも名高い作品。

    今回初めて鑑賞しましたが、暴力的な父親におびえるリリアンの様子など、サイレントゆえの恐怖感が強い迫力をもって観客に伝わってきて、トーキーよりサイレントのほうが感情の刺激力は強いのではないかと感じました。

    逆に中国人青年役のリチャード・バーセルメスは押さえた演技をしている。まあ、このあたりは当時の欧米人のステレオタイプ的なアジア人観とも結びついているのでしょう。

    それと、この作品では中国人青年が暴力を否定する仏教を西洋に伝えようとしてロンドンに行くという設定なのですが、ここがちょっと面白い。この映画が公開されたのは1919年、第一次世界大戦が終わった次の年です。インド思想を布教しようとヨガナンダがアメリカに渡ったのが1920年(最近、彼の生涯を描いた映画『永遠のヨギー』が日本でも公開されました)。作家ヘルマン・ヘッセが彼なりの仏教理解を小説にした『シッダールタ』を発表したのが1922年です。

    この映画は東洋思想や仏教を深く追求したものとは言えませんが、以上のような流れを考えるとそれなりに時代を表現しているのかも知れないなと思いました。

    蛇足ながら、このサイトの作品ページで時間が60分とされていますが、正しくは90分です。管理人様、よろしく修正をお願いします。

  • 100点 リリアン・ギッシュとリチャード・バーセルメが素...

    2016-05-11  by 映画男子

    無声映画での大変好きな作品です。
    主役2人 リリアン・ギィシュとリチャード・バーセルメの演技が素晴らしいのです。恋愛悲恋物の元祖でしょう。最後はとても悲しい結果です。今見ても凄く伝わってきます。
    私はビデオで保存してありました。解説は水野晴郎で女性弁士沢登翠さんが解説しています。とても素晴らしい当時の感じが嬉しいです。
    フィルムは古く雨が降っている状態ですが 大満足で
    した。
    フィルムセンターで観たのと合わせて3回目です。

  • 90点 蕾は花咲き散ってゆく…

    2015-01-30  by 十二人の怒れる葡萄

    仏教の教えによって暴力を抑えようと旅する中国人青年と、父親の虐待によって家出をする少女のお話。
    『イントレランス』や『國民の創世』での超絶的なクロスカッティングもこの作品では比較的ゆるやかに使われており、ラストシーンはさほど緊迫感を感じられない。
    しかし、物語はこちらのほうが面白くわかりやすい。
    蕾は花咲き散ってゆく…

  • 80点 可憐なるリリアン・ギッシュ

    2014-06-27  by jimmy09

    D・W・グリフィス監督の古典名画。
    グリフィス監督作品常連のリリアン・ギッシュが可憐なるヒロインを演じる。


    冒頭は、中国の風景から始まり、「仏教を野蛮な西洋人に教えたい」という崇高な気持ちを持つ中国人の若者がロンドンへ行く。
    しかし、ロンドンではスラム街に住むことになり、理想通りにはいかない厳しい現実。

    一方、飲んだくれボクサーの父を持つ娘(リリアン・ギッシュ)は、いつも父親からの虐待を受けていた。
    家出した娘を中国人が匿うが、父親は怒り狂う。
    娘が戸棚の中に隠れると、スタンリー・キューブリック監督の『シャイニング』のように、斧で戸棚を叩き壊し、娘を引きずり出す父親。何と残酷な風景だろう…。

    そして、映画タイトルのように『散り行く花』、そして悲劇が…。

    といった、グリフィス監督の傑作サイレント映画である。

    久々に観るサイレント映画、これもまた良い。

  • 70点 第八芸術 (無声映画)

    2012-09-02  by 星空のマリオネット

    『散り行く花』は、『國民の創生』や『イントレランス』によって「映画の父」と呼ばれるD・W・グリフィス監督による、1919年公開の米国のサイレント映画です。
    舞台はロンドン。DVを受け苦しむ15歳の少女ルーシー(リリアン・ギッシュ)と、仏教の布教を夢見て中国の港町からロンドンに渡りながらも挫折した青年チェン・ハン(リチャード・バーセルメス)との悲劇。
    美しい映像・詩情にあふれた本作によって、映画は第八芸術となりえたとまで評価されたとのこと(文芸、音楽、絵画、演劇、建築、彫刻、舞踏 に次いで8番目に現れた芸術)。「グリフィス一生の中で一番の見事な映画」とは淀川長治さんの弁。
    公開時から付されていたオーケストラによる音楽も素晴らしい。

    この作品が、サイレント映画を単なる見世物から一つの芸術・芸能に転化させたと言われれば、そうなんだろうなと理解はできるし、当時この映画を観た人が驚き感動したというのも分かるような気はします。ただ、いま初めて観た僕にはそれほどのインパクトはありませんでした。
    サイレント映画はこの映画の登場(1919年)から5〜10年程度で成熟期を迎え、その後トーキー映画にとって代わられますが、僕が好きなサイレント映画は、1925年以降の成熟したサイレント映画なんだと思います。
    1925年というと、チャップリンの『黄金狂時代』やエイゼンシュタインの『戦艦ポチョムキン』が公開された年。日本映画では1920年半ばから30年代前半にかけて公開された、衣笠貞之助、伊藤大輔、小津安二郎、五所平之助らのサイレント映画が本当に面白くて僕は好きです。

    これらの日本映画が面白いのは、本作『散り行く花』の公開から10年前後の時を経て制作された映画なので、映像技術を含め洗練されてきているという要因もあると思いますが、同時に当時の日本映画の役者と芝居作りの見事さも、その大きな要因なのではないでしょうか。
    歌舞伎を含め、繊細さを持つ日本の大衆演劇のレベルの高さが、初期の日本映画作りにも活かされているようにも思えるのです。

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