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ザ・スクエア 思いやりの聖域 [Blu-ray]

『ザ・スクエア 思いやりの聖域 [Blu-ray]』を価格比較。★★★☆(66点)『ザ・スクエア 思いやりの聖域』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

ザ・スクエア 思いやりの聖域 [Blu-ray]
66点
監督 リューベン・オストルンド
出演 クレス・バング,エリザベス・モス,ドミニク・ウェスト,テリー・ノタリー
発売日 2018年11月2日
定価 5,184円(税込)

 

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商品詳細情報

販売元 Happinet
発売日 2018年11月2日
ディスク枚数 1
形式 Blu-ray


ぴあ映画生活ユーザーによる「ザ・スクエア 思いやりの聖域」のレビュー

  • 70点 スウェーデンの現在

    2018-06-29  by odyss

    スウェーデン映画はあまり見る機会がないので、その点で興味深く見ることができました。

    今どきの先進国の状況ってどこも似通っているんでしょうけど、スウェーデンにもセブンイレブンがあるとか、格差拡大が問題になっているとか、ことが起こると責任者が謝罪して辞任するとか、まあそういったところ。

    でも意外なことも。まず乞食が多い。私はスウェーデンに行ったことがないので事実なのかどうか知りませんが、スウェーデンと言えば社会民主主義の平等社会と思っていただけに、えっ、そうなの、と。

    いや、スウェーデンって、案外冷酷で厳しい社会だということは聞いています。会社では日本より簡単にクビが切られる。クビになった後は、一定期間職業訓練は国の保証で受けられますけど、それはあくまで再就職を前提にしてのこと。社会保障が充実しているとは言っても、働かざる者食うべからずの原則は貫かれているのです。

    ただ、そういう分かりやすい社会問題だけでなく、ゴリラ人間だとか、どこか枠を超えた部分がこの映画にはある。そこが面白い。社会民主主義社会では(でなくとも先進国一般では)人間の行動が一定の枠内に収まるように規制される度合いが高いわけですが(日本人は意識していないかも知れないけど、男女平等なんてのもその一つ)、その分、それを逸脱する何かに憧れる度合いも高くなるのではないか。この映画ではチンパンジーも登場しますよね。ゴリラ人間と合わせて、人間とは何かという問いが暗示されているような気がします。

    主役男優は、日本なら阿部寛みたいな長身のイケメン。この映画では必ずしもカッコよくない役どころですけど、日本人女性にも人気が出そう。

  • 80点 じわじわと面白かった。

    2018-05-28  by hikarururu

    多かれ少なかれ、自分の心の奥に、
    隠してるブラックな部分を見せられて、
    なんたが、ちくちくと痛い感じ。

    でも、解っちゃうから、なんか憎めなくって…。
    タレ目の困った顔のクリスティアンのキャラもね。

  • 80点 信頼と思いやり

    2018-05-11  by エージ

    主人公が最初に驚かされて善意で何とかしようとしてスマホを盗られいたというところから最後まで一貫している。悲喜劇というのが微妙に入り組んでいて興味が尽きない。チンパンジーの絵や猿真似、スマホ盗難脅迫事件などは実際に起こったことを挿入しているようだ。

    迷惑な人に耐え忍んだり、暴力的な人の圧力に屈してしまったり、ホームレスの存在を意識的に認識するかどうかというのが試されているようでもあった。

  • 70点 困った出来事の連鎖

    2018-05-06  by nakadakan

    盗まれたスマホを取り戻そうととった行動から、困った出来事が連鎖してゆくという、滑稽さに笑ったり考えさせられたりしました。
    そもそも警察に届けないのか?とか思いましたが、警察を重視しないお国柄なのでしょうか。
    又はスマホ奪還作戦に悪ノリしてしまったという感じなのでしょうか。

    平等と思いやりをコンセプトにしたアートを語りながらも、眼前の困窮した人々などは適当にあしらい軽視しているという、アート文化人への皮肉も面白いと感じました。
    YouTubeの宣伝動画は、色んな意味でバカ過ぎて笑いました。

  • 80点 「差別していません」という差別

    2018-04-10  by pharmacy_toe

    面白かったなぁ

    アートというのは、作品を創作した者も、その作品を展示する者も、それをしたり顔で理解した風な観客も、所詮、自己満足であり、そうやって人は他人を見下し、差別化しているのだと訴えかけくる作品だった

    スウェーデンのコペンハーゲンにあるX-ロイヤル美術館では「ザ・スクエア」という作品を展示する

    それは、ただ、床に描かれた正方形であり「この四角の中では、人はみな平等。ここは思いやりの領域です」という

    そこで、私は思わずツッコミを入れてしまう
    「人々が平等なのは、その小さな四角の中だけなのか!」と

    もしも、社会が本当に平等ならば、そんな「領域」は必要ないのに
    なぜ、その「領域」か必要なのか

    それを「アートだ」と言って展示している人たちこそが、貧乏人を見下していて、そのアートの存在こそが、傲慢なのに、誰もその異常さに気付かない

    この映画では、主人公で、美術館のキュレーターであるクリスチャンが、そんな「平等な社会」の理想と現実に気付くまでの物語である

    そして彼が世に送り出した芸術は爆発する

    現代においては
    アート作品を発表し、それが反感を買い、ネットで炎上し、名前が売れるまでの全てを含めて、その全てがアーティストによるパフォーマンスなのである

    これは、批判されればされるほど、作者の名前が売れ、知名度が上がるという現代を見事に描いた作品だった

  • 70点 現実は思いに足らず

    2018-04-08  by kk_koron

    口では平等と言っても社会の貧富、人間の身勝手さ、誘惑への妥協、問題解決の甘さ等お前はどうなんだと問われているような映画。色々なシーンで生活あるあるの真似してはいけない大人の行動を紹介しているよう。視覚的刺激はないが、精神的刺激がジワリとくる映画です。

  • 50点 モヤモヤ残りまくる映画

    2018-11-18  by jimmy09

    観終わってモヤモヤ残りまくる映画だった。悪くはないが…。
    なぜモヤッとするか?を振返ると、全体的にいろんなエピソードがスッキリと終わらず中途半端な雰囲気で終わるから、だと思う。映画としては2時間31分もあるのに…。
    例えば、冒頭にインタビュー場面があるのだが、インタビュー収録が始まったかと思えば、たった2つの質問でインタビューは終了。「いったい何?これ」状態。
    そんなような半端な場面が多過ぎの感あり。

    さて、物語は、ある美術館が舞台であり、主人公はその美術館の責任者であるが、現代アートを展示している。例えば、砂山がいくつか並んでいたりする。
    入口も「人を信じる人はコチラ」と「信じない人はコチラ」などと入口が別れていたり…。
    そして、映画タイトルとなっている「正方形のエリア」を作り、「思いやりの聖域」などと名付けたりしている。
    そんな折、ある衝撃的な動画がネット炎上を呼び、この美術館が話題となる事件が起きてクライマックスを迎えるのだが…。

    序盤の美術館責任者の財布などが盗まれ、犯人の住んでいそうなマンション全戸に脅迫状を配ったりするエピソードがあるが、あれは無くても問題ない気がした。何のために、あのエピソードを入れたのだろうか?

    この作品、「映画を観てスッキリしたい人」にはお勧めできない気がした。

  • 70点 モヤモヤする日常

    2018-11-07  by バナバナ2

    スウェーデン映画。クリスティアンは美術館のアートディレクター(館長)。美術館といっても、絵を展示しているだけではなく、現代アート(草間彌生みたいなの)を空間を使って展示したり、その企画を行っている。
    ある日、クリスティアンが通勤途中にスリに遭った事から始まり、彼の日常に小さなさざ波が起こり始める。

    スウェーデンの街って、今、こんなに物乞いが多いの? 日本では、浮浪者の人は居ても、彼らは雑誌や空き缶を集めて働いているし、ただの物乞いというのは最近見かけないが、スウェーデンにはこんなにゴロゴロいるのかしら?

    映画の中では、物乞いはロマの人が多かったけど、彼のスラれた携帯の行方は、貧困層の人が住んでいる公営住宅。携帯のGPSでどこにあるか分かるのに、スウェーデンの警察はスリ如きでは動いてくれないのだろうか?

    美術館は企業や篤志家の寄付で成り立っているので、クリスティアンは上流階級の人との付き合いが多い。
    展示してあるアートはつまらないし、部下はとんでもない事をやらかすし、あのゴリラ男の企画も大失敗だし、変な女とは知り合っちゃうしで、クリスティアン自身は特に悪い事はしてないのに、彼の日常にどんどん不穏な空気が押し寄せてくる。
    誰しも「今日はついてない日だな」と、心がモヤモヤして晴れない日があると思うが、そんな不穏な雰囲気を、この作品は上手く映像にしていると思う。

    クリスティアンの男の子に対する言い訳は「こっちの社会…、君たちの社会…」と言っていたから、この作品は世知辛い世の中を憂いている様に見せながら、実はクリスティアン自身も貧しい人を見下していた事が分かる。
    最後にあそこに自分の子供を連れて行ったのは、自分自身の驕りに気付いて、心から反省したからだろうが、それでも神様はスッキリさせてくれない。
    モヤモヤはずっと続いていくのだった…。

  • 70点 矛盾とブーメラン

    2018-05-19  by ハナミズ

    意識高い系による意識高い系のための意識高い映画…という第一印象。

    『フレンチアルプスで起きたこと』で場違いな苦い笑いをとったリューベン・オストルンド監督。
    本作もハネケの『ハッピーエンド』のように何とも皮肉なタイトルがつけられる。

    欧米人ネタでは時に笑えないブラック・ジョークが登場することもあるが、まさしくこの監督の魅力はそこにある。
    しかし往々にしてジョークはその人の本音が包まれているものでもある。

    登場する現代美術館のキュレーターはうわべを繕うが、本質は自己中で相反する人物。
    スリを捕まえるための行動一つとっても<良識ある大人>とは到底思えない。
    彼の美術館で扱うアート作品も正直意味不明。
    高尚ぶっても現代アートなんてそんなものと皮肉たっぷりに描き出す。
    意識高いキュレーターには大きなブーメランが戻ってくるのだが、そこも含めて終始イラつかせる。

    映画自体を不毛な現代アートに仕立て上げたかのような作品だが、猿のパフォーマーだけでも一見の価値はあるか。
    ただ、内容にたいして長い印象は否定できない。

  • 100点 恥を知れ!

    2018-05-17  by FOXHEADS

    スウェーデンの奇才リューベン・オストルンド監督作。前作「フレンチアルプスで起きたこと」同様、些細な過ちのはずだった行動が主人公を追い詰めていくが、今作では悪い方へ悪い方への突き進み方が徹底してすぎており、更にアイロニーとブラックなユーモアとたっぷりの毒の盛り度がやりすぎな位にスゴイ。アートの世界で成功を収めたキュレーターである主人公が、自身の”思いやり”の無い行動を重ねていった結果、これでもかと降りかかる不幸の連鎖。そのすべての元凶は彼にあり、上手く取り繕おうとしてもダメ、反省して償おうとしたって、謝罪したって、辞めたって許されない。裕福な知人や仕事仲間、部下、友人、娘たち金乞いの人たちまで、もしかして...と助けてくれそうな人々が、ことごとく助けにならずにむしろ足を引っ張りまくる。徹底して冷淡で悪ふざけに近いブラックな笑いを執拗に盛り込むあたり、監督はかなり偏執狂的にクドイ性格だなあ...そこが好き!やはり際立つのは悪意のある冷笑の嵐だが、その中に、現代の人間関係の希薄さやネット社会の脆さに対する警鐘を鳴らす。カンヌ映画祭でパルムドールを受賞したが、拍手と共に「恥を知れ!」との怒号も鳴り響いたというが、なるほど確かにけしからん話ではあるなー、と納得してしまう。個人的にはかなり好きだけどねー、大傑作!

    はっきり掴めなかったのは、”カオスが訪れる”の件と、アパート住民の先住民族風の男性のところ。この二つって、組みになっていると思っていいんでしょうか?

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作品情報

(C)2017 Plattform Prodtion AB/Societe Parisienne de production/Essential Filmproduktion Gmbh/Coproduction Office Aps

 



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