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あなたを抱きしめる日まで [DVD]

『あなたを抱きしめる日まで [DVD]』を価格比較。★★★★(79点)『あなたを抱きしめる日まで』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

あなたを抱きしめる日まで [DVD]
79点
監督 スティーブン・フリアーズ
出演 ジュディ・デンチ,スティーヴ・クーガン
発売日 2014年10月2日
定価 4,212円(税込)

 

価格比較

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商品詳細情報

販売元 Happinet(SB)(D)
発売日 2014年10月2日
リージョン 2
ディスク枚数 1
形式 DVD


ぴあ映画生活ユーザーによる「あなたを抱きしめる日まで」のレビュー

  • 80点 フィロミナの失われた子供

    2014-06-22  by 出木杉のびた

    『あなたを抱きしめる日まで』という邦題は、何ともロマンチックだが、本作には相応しくない上に、ミスリードに繋がる。予告編のラストもまた、観客を欺く為のショットの繋げ方になっていた。映画はとても素晴らしいだけに、残念である。

    オックスフォード出身のエリート、マーティンと、世間知らずでロマンス小説ばかり読んでいるフィロミナは、住む世界が違う。このデコボココンビのやり取りが、ユーモラスで笑わせる。辛い過去を探求する物語なのに、この二人のキャラに救われる。演じているジュディ・デンチが、当然役者として達者で、スティーブ・クーガンのとぼけた受け答えも、味わいがある。

    活躍していたジャーナリストとしての顔と取材力で、アンソニーの行方には、意外と早く辿り着く。しかし、今ひとつ押しの弱さで、諦めかけていた時に力を発揮したのはフィロミナの方だった。お互いを補い合う、名コンビになっていく二人の、時にいがみ合い、やがて共感していく様は実に美しい。

    フィロミナはアンソニーが自分のことを、一緒に過ごした短い期間をどう思っていたかに心を砕いていた。写真のバッジから、マーティンが読み取ったアンソニーの想い。マーティンがアンソニーに会っていたという偶然も、何やら因縁めいて感慨深い。画質の悪い8oフィルムに映し出される、アンソニーの成長していく姿に、熱い想いが込み上げてくる。この8oの画像が、フィロミナがアンソニーの過去を想像する場面で、巧みにインサートされていた演出が実に巧い。

    アンソニーを求める旅は、意外な場所に還って来る。ジャーナリストとしての正義と、修道院の正義のぶつかり合いに火花が散る。それらを更に超越したような、フィロミナの態度には頭が下がる。信仰の善き所をフィロミナは体現し、悪しき部分をヒルデガードが受け持つ。フィロミナの最後の一言が、留めであった。観客はこの全てを受け入れるような広い心に、感動させられる。母親の愛情は、やはり海のように深くて神秘的である。

  • 90点 普遍的な親と子の絆を描いた感動作

    2014-04-08  by lp

    ジュディ・デンチ主演の実話をベースにした、コメディタッチなヒューマンドラマ。

    50年前に修道院により息子と引き離された主人公:フィロミナ(ジュディ・デンチ)が、元ジャーナリストのマーティン(スティーヴ・クーガン)と共に息子を捜す旅に出る物語。
    息子を巡る謎や悲惨な過去の物語が強力な推進力となっていて、画面にどんどん惹き付けられました。またそれと同時に、単調なロードムービーやヒューマンドラマに陥ることも回避できていたように感じます。それでいて、離れていても互いを想う親と子の強い絆など、思わず涙してしまう場面もあり、物語全体の構成だけでなくドラマの中身自体もかなりしっかりとした映画でした。

    物語には修道院による子どもの売買など、社会派の要素も盛り込まれています。しかし、原題の“Philomena”が主人公の名前であるように、物語のテーマは主人公の生き方そのものにあるように感じました。

    キャストでは主演を務めたジュディ・デンチが、フィロミナの息子を想う気持ちを抜群に上手く表現していて、涙を誘われました。

    最後にイマイチだったところを何点か。
    まず、最初はフィロミナに会う事に乗り気でなかったマーティンが、フィロミナに会う事を決定する原因がよく分からないこと。これには今一つ釈然としませんでした。
    次に、フィロミナが車に飾る「お守り」などの使い方。唐突にアップで映し出されることにはビックリ。意図は分かるのですが、これまた少しスッキリせず。
    最後に、ラストでフィロミナが取る行動が理解に苦しむもので、少し気持ちの悪さを残すこと。理屈は分かるのですが、どうにも美化され過ぎている感じがしました。

    今一つな部分も少しありましたが、総括すると普遍的な親と子の絆を描いた感動作であり、今年観賞した映画の中でもかなり上位に位置する映画です。

  • 80点 神のネグレクト

    2014-04-28  by くりふ

    過去にみた数本のフリーアーズ作品に比べ、静かな躍動感に溢れてよかったです。が、カトリックの鬼畜行為に対しては甘いまとめでした。映画としては、実話が元ですが、人が物語を求める切実さを描いていて興味深かった。フィロミーナがロマンス小説に夢中になるのは、欠けた息子の物語を埋める代償行為だと思ったのですね。

    少し観客を巻き込むメタ的構造を持っていて、例えば途中、フィロミーナは未見の筈の、息子が写る8mmフィルムがインサートされます。この時点では想像の産物なのに、まるであったことのように描かれる。また彼女は、息子がああなっていたらこうなっていたら…とその姿をリアルに想像し苦悩もします。この過程、息子を探す旅は、息子の物語(=欠けていた自分の物語)をつくり上げることになっていくんですね。だから本作の映画的救済はどんな結末であれ、フィロミーナがこの物語を完成させるということで、ここにずしりと共感しました。

    修道院の行った「罪」について、フィロミーナが最後に出す結論は、一人の人間が人間に対する態度としては立派だとは思う。が、信仰者としてはダメダメでしょう。あれは悪魔に餌をやり続ける行為に等しく、カトリックの何が悪かという原因が隠れてしまう。だから本作は一方で、「カトリックはクソだ」(笑)と言い切るマーティンの理性的な視点も用意しているわけですが、二方向の問題提起で終わっているのがやっぱり弱い。

    カトリック側の反応も予期した上で、大人のまとめをしたのでしょうが、原作では、真実を知ったフィロミーナが修道院の対応に怒りをぶつける様などもきちんと書かれていたことは補足しておきたいです。

    一箇所、悪の組織っぷりをさりげなく仕込んでいるのは可笑しかったですが。物語の盛り上がりで見逃しそうになりましたが、一見親切な窓口シスターが最後に取った行動。…あんたそれ、始めから知ってたんだろ!と爆笑してしまった。悪いって自覚がないのでしょうね。婚前交渉する娘は極悪罪人だと刷り込まれているし。ちなみに後で原作読んで知りましたが、フィロミーナが50年間も息子のことを隠したのは、話すと聞いた人間も地獄の業火に焼かれる、と刷り込まれていたからだそうです。…中世かよ!(呆笑)

    デンチさんは、静謐な爽やかさをまとってとてもよかった。現実となった8mmフィルムを見つめる顔、そのアップでの表情はずっと心に残っています。また、彼女の娘役アンナ・マックスウェル・マーティンにすごく実在感がありました。美人じゃないのがいい(笑)。

    あ、ジェーン・ラッセルをマンスフィールドと間違える話が可笑しかったですが、これちゃんと、当時のアイルランド政権を悩ますジェーン・ラッセル問題があったと原作読んで知りました。但し映画では、彼女が孤児を買ったという噂だけがクローズアップされていて気になりました。彼女は10代で妊娠中絶を経験し子供ができない体となり、女優としての成功後は孤児を助ける活動を色々していたそうなので、もうちょっと踏み込んでもよかったのに…と思います。

  • 60点 事実はどこまでなんだろう

    2014-04-14  by ゆうざぶろう

    MOVIX伊勢崎で鑑賞。

    町山智浩氏のラジオの解説で知ったが、本編を観てもこの題材は根が深すぎて
    うかつに語ることは出来ないと感じてしまう。戒律が厳しい宗教に対して、
    ただただ嫌悪感が増すだけだけど、それは私の理解が浅いだけかもしれない。

    「冬の小鳥」は、かつて韓国が積極的に海外に養子縁組を募っていた時代の物語
    だった。でもそれは国策であるのでそれ自体を問題視したわけではない。
    この映画は、アイルランドの修道院が「無理矢理」それをしていたという
    告発でもある。

    当事者の母親は、それを「赦す」。赦しはキリスト教の根幹だ。
    無学で労働者階級の老人が、神学を極めた教養ある者に放つ言葉は、皮肉でも
    なんでもない。人生経験から得た重い言葉だ。

    うーん、うまく言えない。自分には語る能力が無いよ。
    とにかく良い映画だった。

  • 90点 カトリックの謎

    2014-04-06  by Pilot

    宗教だからと言って許される事なのでしょうか?

    人として生きると言う事の真実とは?

    快楽は罪?

    その罰が、子供と引き離される事?

    何故、子供と引き離させれければならなかったのか?
    子供は幸せに暮らしているのか?
    50年と言う月日を経て自らの秘密を明かし、子供を捜しに。。。
    でも、どの結末は。。。

    歴史的な事実として、この様な事があった事、今でも自分の子供、自分の親を探している人が沢山いる事に驚かされました。

  • 80点 おばあちゃんのロードムービー!

    2014-03-22  by なつみかん。

    また新しいコンビによるロードムービーでした。
    おばあちゃんとジャーナリストの二人組、決して派手なサスペンスもアクションも無いのですが惹きつけられました。

    そして、これも「事実に基づく話」なんですね。
    考えて見ると、昨年後半から見る洋画に多いですね。
    アカデミー賞にノミネートされたもののほとんどですね。

    船長が海賊に引っ張り廻される話
    拉致されて奴隷の境遇に落とされた黒人の話
    エイズに罹っても負けじと法律すれすれの薬を売る話
    バブルで浮かれてドラッグまみれの兄ちゃんの話
    アメリカの70年代、政治家とFBIの化かし合いの話

    はっきりフィクションなのは、隕石の衝突で無重力下から姐さんが脱出ってくらいでしょうか。

    他にも、70年代のF1レースのライバル2人の話
    タリバンから追われて1人生き残ったSeals隊員・・・

    確かにそれぞれ見応えあって、なるほど映像化する価値はあったと思いますがね。

    あっ!
    この日、この後見たもう1本も、実話に基づくんですよね。


  • 100点 英国映画の真髄を見た

    2014-03-14  by relieve

    心理、性格、ひいては人生を表情や仕草、会話で表現することにかけて英国作品はうまいっと思いました。
    ドキドキハラハラ、ガラガラバッキューンというテンポの良いアクション作品も好きですが、こんな作品に出会うと、映画は人生を写す芸術だと納得します。

    スティーブ・クーガンがいつものコメディアンを封印しオックスフォード出身、前政府高官の広報のジャーナリスト、007のM役や女王役など存在感いっぱいのジュディ・デンチがアイルランドの普通のおばさん。この2人がすばらしい化学反応を起こしていて、見応え十分。

    深い問題を抱えた事実を基にしたストーリーを映画というエンターテインメントに昇華したスティーヴン・フリアーズ監督以下製作チームに拍手します。

  • 90点 親としての気持ち

    2015-05-31  by potus

    噂通り良い映画ですね。引き離された息子を思う母の気持ちはどれほどのもか、男の私には想像しかできませんが、それは深い愛に違いありません。その息子を探してアメリカにまで行って、息子の真実をすることになります。それでも母は強く、最後まで息子を求め続けます。最後は泣けますが、母の強さを見せつけられます。感動しました。

  • 90点 飛行機内で無料だとわかったジュースを頼むシーン

    2015-02-26  by トラップ大佐

    当時のカトリックの修道院規律というのは人間に対して厳しすぎるが、今ではこんなことはありえないと思う。そういう意味では時代がそうさせたと言えるのかもしれない。子供を養子に出せせることまでは当時としてもいろいろなことを考慮してしたことだと了解できるが、アメリカから母を訪ねてきた息子に合わせないというのは理解できない。人を許すというカトリックの教えが主人公の言葉を通して身に沁みます。アイルランドの寒々しい街の雰囲気がとてもよく出ていた。飛行機内で無料だとわかったジュースを頼むシーンなど微笑ましいシーンも織り交ぜられていました。ジュディ・デンチは最近では007のM役が印象的ですが、この作品の彼女はおばあちゃんだけれどとても可愛い感じがした。スティーブ・クーガンという俳優、男の哀愁、デンチとのかけひき、うまかったです。ビデオでの息子役も良かったがホモ相手の男優が妙に魅力的な男優でした。

  • 90点 子供をとりあげられた無念さ

    2015-02-01  by

    最後のせりふが素晴らしいです。母の強さ,人間としての強さが感動です。

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