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灯台守の恋 [DVD]

『灯台守の恋 [DVD]』を価格比較。★★★☆(68点)『灯台守の恋』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

灯台守の恋 [DVD]
67点
監督 フィリップ・リオレ
出演 サンドリーヌ・ボネール,フィリップ・トレトン,グレゴリ・デランジェール,エミリー・デュケンヌ,アン・コンサイニー
発売日 2007年7月27日
定価 4,104円(税込)

 

価格比較

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商品詳細情報

販売元 スタイルジャム
発売日 2007年7月27日
リージョン 2
ディスク枚数 1
形式 DVD

関連商品



ぴあ映画生活ユーザーによる「灯台守の恋」のレビュー

  • 80点 遥か岬の果てに

    2009-04-05  by tamakazu

    英仏海峡とビスケー湾を分かつように大西洋に鋭く突き出したブルターニュ半島の先に、ウェッサン島はある。浅瀬と海流が洗う荒波の遥か沖にそそり立つ孤高の灯台。この灯台を観ただけで、この映画を観た価値はあるように思えた。その圧倒的な存在感。
    映画は、この灯台が紡いだ微かな大人の恋物語り。

    時代は'60年代初頭、フランスが泥沼にはまっていたアルジェリア戦争。傷を負った帰還兵たちはフランス本土各地で職を斡旋されたのだろう。そんなひとりの青年が灯台守としてウェッサン島にやってくる。そしてそこに秘められるべき恋が生まれた。

    青年はケルト文化が色濃く残る因習深いブルターニュの果てに“よそ者”としてやってきた。しかも地元により密着した灯台守の仕事に。しかし地元民の就業の邪魔だと疎んじられるが、青年はそんな四面楚歌を静かに耐え、仕事に打ち込む。
    なぜか?彼が負った戦争の傷跡は深く心の奥に刻まれていたのだ。彼は望んでこの最果ての異郷の地にやって来たのだった。過酷で孤独な仕事に身を置くことで、何かを取り戻そうと思ったのか。

    邦題にある「恋」を、映画は声高に語らない。美しく壮大な海と大地の接点で人々が倹しく逞しく暮らす風景を淡々と描き出す。どのカットも美しく詩的だ。そんな風景の中に静かに溶け込むように、地元民とともに働くことで、青年は人間性を回帰したかったのだろう。そして青年は美しい人妻と惹かれあう。海の上で撃ちあがる花火のように美しく微かなふれあい。しかしそれは許されぬ恋。

    物語りは、そんな物語があっただなんて誰も忘れてしまった何年も後の時代、亡くなった両親の家を処分しに故郷の島に帰った灯台守の娘が、島と灯台を舞台にした一冊の本を手にすることで、両親と自分の人生にかけがえのないもう一人が存在することを知るのだった。

    大人の儚い恋を描いた映画だ。しかも木も生えない荒涼とした島と孤高の灯台が舞台となり、またその過酷で美しい風景の中を、登場人物たちの心情があふれ流れるように映画になってゆく。特に大きな盛り上がりもないが、それもまた粋な物語りになっていた。

    ボクは死ぬまでに一度はあの灯台を直に見に行きたいと思った。

    余談ですが、DVDのジャケットの写真より断然チラシの方が素敵です。

  • 80点 喜びも悲しみも幾歳月

    2006-01-25  by 牛頭馬頭

    サンドリーヌ・ボネールを初めて意識したのは、『仕立て屋の恋』であった。
    ジョルジュ・シムノンの原作が名手ルコントにより80分という短い尺で、中年男の屈折した純愛を描いた佳作にまとめられ、彼女はヒロイン・アリスを暗く妖しく演じていた。
    銀幕での再会はジャック・リヴェット監督の歴史大作『ジャンヌ・ダルク』。
    このとき既に大女優の風格あり。
    お次がレジス・ヴァルニエ監督の『イースト/ウエスト 遥かなる祖国』。
    冷戦時代を舞台にした歴史ドラマで、ロシア人の亭主を持ち、祖国への脱出を謀るフランス人妻、という難役と格闘しておりました。
    ついでジャック・ガンブランと組んだ『マドモアゼル』。
    欧州女優独特の典雅な身のこなしで、一筋縄ではいかないフクザツな役柄を毎度演じて、観た限り、その出演作に失望したことはない。

    さて今作。
    時代はアルジェリア戦争後の1960年代中頃。
    “世界の果て”と呼ばれるブルターニュ海岸の辺境ウエッサン。
    陰翳たる風景は作中人物の心象のごとし。
    広漠とした荒野の彼方には、鈍く白波立つ大海原が遥かに続くばかり。

    保守的で閉鎖的な港町で暮らす灯台守と寡黙な妻。
    そこにふらりとやってきた暗い過去のある美貌の青年。

    展開は容易に読める。
    三角関係やらよろめきものなら星の数ほど見てきたし、これからも見るだろう。
    ・・・であるならば、克目すべきは舞台設定と語り口(演出)、そして役者の力量でありましょう。

    徐々に仲間として青年を受け入れる夫。
    磁石のように惹かれあう妻と青年。
    村民の日常と併せ、主要3名の視線と仕草をカメラは丹念に追う。

    シナリオに行間あり。
    これだけ少ない科白で感情の起伏が観客に伝わるのは役者の妙技の賜物。

    人目を忍んだ秘めた想いは、クライマックスで一気に発露・発情する。

    凡百の類似作と異なり、本編は不倫と友情、という相容れない素材をうまく調和させてもいる。

    意地の悪い工場主や天真爛漫な娘など、サブキャラも良い。

    作中めいめいの役柄に感情移入ができる。
    酸いも甘いもかみわけた大人の映画は、やはり欧州に一日の長があるようで・・・。

    閑散なるかな日比谷シャンテ・シネ。
    平日最終回、一列お一人様、余裕の鑑賞でございました。

  • 100点 原題は「チームメイト」

    2017-02-08  by i_hecky

    本当の主人公は、アンヌ・コンシニだ。素晴らしい演技と、魅力。
    タイトルの「灯台守の恋」はロマンチックで悪くないが、ベタで、作品の質を落としていると思う。
    ラストシーンを見ながら、このタイトルと原題を比べてみてほしい。
    タイトルに「灯台」の文字がなければ、この映画の灯台は、何倍も力を持ったのにと思う。
    にも関わらず、なんど見ても心にしみる、いい映画です。

  • 80点 真面目で誠実

    2012-07-29  by 未登録ユーザレセパセ

    ブルターニュの過酷な環境の中で灯台守の男とその妻、アルジェリア戦争で負傷した男との愛と友情、が描かれている。
    三人共真面目、誠実なのがいいです。
    同じ監督の「君を思って海をゆく」は、大好きな作品なのですが、ラストが余りにも悲しかった。
    この作品は、ラスト悲劇的では、ないのが、救いです。地味だけど、いい映画です。

  • 50点 灯台守の行く末

    2006-09-02  by 草莽の志士

     フランスはブルターニュ地方、ケルト文化漂う島。美しい女と寡黙な夫、そして流れ者。3つの影が歩み寄れば三角を帯びてゆく。

     灯台守の仕事ぶりは絵になっていた。が、その孤独は感じられなかった。灯台への乗り込み方(交代の仕方)には感嘆した。が、嵐のあれはあんまりだ(有り得ない)。他の幾つかもあまりに唐突だし、無理がある。全編を通しても僕は、フランス映画の香りと云うよりはハリウッドのそれを感じた。

     マベは美しく、アントワーヌは瑞々しい。が、僕にとってイヴォンこそが筆頭となった。無骨な表面と綿毛のような内面。灯台守のラブシーンを凌駕する灯台守の花火。やがてカミーユに向けられる溺れる程の愛 ―

     僕はもうずっと前から「灯台守」と云う職に憧れていて「いつかは」と夢を馳せた。けれど、知れば知る程に現世には無用の職だと思い知らされ…つまりその技術改革(発展)と共に削られてゆく(消えてゆく)運命にあった。日本では現在は青森と長崎に灯台守が残っているのだけれど、彼らとて来年には「いなくなる」のだ。灯台は全て無人化され、全国3345基の灯台から灯台守の灯す火は消える。そんな事も何となく想いながら。

  • 70点 灯台守の仕事ぶりが面白い

    2005-11-28  by 未登録ユーザodys

    先日東京に出張した際に「ヴェニスの商人」などと並んでまとめて観たうちの1本。記入者が少ないようなので、遅ればせながら感想を書く。

    筋書きは、まあ平凡である。閉鎖的な町。外部からふらりとやってきたハンサムな青年。子供のいない灯台守夫婦。そして・・・

    平凡な展開でもそれなりに楽しめるといえばその通りだが、今時の映画としては筋書きにもう一ひねり欲しい気もする。

    が、この映画での一番の見所は、灯台守の仕事である。なるほど、こういうふうに灯台は光を発しているのか、こうして灯台守は仕事をしながら狭い空間の中でひがな一日を過ごしているのか、と私は興味を持って見続けた。

    目の付けどころは、むろん観客の自由だが、こういう細部に説得力がないと作品全体が腰砕けになるだけに、水準に達した出来の映画だとは言えると感じだ。

  • 60点 まあまあ

    2005-11-14  by atsushi1969

    似たような話をどこかでみたような。。。灯台守のおじさんの心の動きがもうちょい見えるとよかったかも。

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