ただいまの掲載件数は タイトル64754件 口コミ 1175991件 劇場 588件

映画情報のぴあ映画生活 > 作品 > 彼女の人生は間違いじゃない > 彼女の人生は間違いじゃない [DVD]

彼女の人生は間違いじゃない [DVD]

『彼女の人生は間違いじゃない [DVD]』を価格比較。★★★☆(75点)『彼女の人生は間違いじゃない』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

彼女の人生は間違いじゃない [DVD]
74点
監督 廣木隆一
出演 瀧内公美,光石研,高良健吾,柄本時生,篠原篤
発売日 2018年2月2日
定価 4,104円(税込)

 

価格比較

彼女の人生は間違いじゃない [DVD] 3,051円 (税込)
近日発売 予約可
Amazonで買う
彼女の人生は間違いじゃない [DVD] 売り切れ  

 

商品詳細情報

販売元 ギャガ
発売日 2018年2月2日
リージョン 2
ディスク枚数 1
形式 DVD


ぴあ映画生活ユーザーによる「彼女の人生は間違いじゃない」のレビュー

  • 100点 3.11大震災から5年を経た福島の現実を直視す...

    2017-07-25  by jimmy09

    本日=2017年7月25日、ヒューマントラストシネマ渋谷にて鑑賞。

    3.11大震災から5年を経た福島の現実を直視する作品である。

    重い、真面目な映画であり、観ながら、そして観終わってから、考えさせられ続けている。(今も)

    主演の瀧内公美が熱演、それを引き出した廣木隆一監督の手腕は見事であった。
    瀧内公美はデリヘル嬢を演じているが、そうしたヌードシーンが自然に見えるあたりも上手い。

    なかなかの佳作であった。

  • 90点 高良健吾の存在感!

    2017-08-18  by 未登録ユーザ羊蹄山

    「パチンコで 補償金使い果たす気?」
    「ウチは農家だ。他の仕事なんか、出来るか」
    「高速バスって、ホント嫌になる。肩凝るし、全然眠れないし」
    「デリヘルなんて、長く続けるような仕事じゃないぞ」

    東日本大震災・被災地の「今」を描いた映画は、今年二月に「息の跡」(監督:小森はるか)を観たばかり。ドキュメンタリーに徹した同作に(不遜ながら)退屈と物足りなさを感じ、「やはり、東北被災地をドラマ作品に仕立てるのは、現時点では道義的に難しいのか」と半ば諦めていました。
    そこへ登場した、廣木監督の本作・・・新宿で観ましたが、お見事です! 「フクシマの被災女性が、東京へ夜行バスで移動して風俗で働く」という設定(着想)が、妙にリアリティありました。 「聖と俗」「被災地と東京」「ホンネと建前」「親と子」「男と女」・・・等々、震災を機に一挙に噴き出した二律背反が、我ら観客へ突き付けられました。

    ・震災で母を亡くした、市役所職員みゆき(瀧内公美)。彼女の裏の顔は、「週末の渋谷のデリヘル嬢」。みゆきがホテルの浴槽に身を沈め、一瞬 津波による溺死を暗示させる画像。浴槽の中で浮上した彼女に、色々な感情が押し寄せ、ずぶ濡れの顔で涙に暮れるシーンが印象的でした。

    ・(時系列は前後して)デリヘル嬢の採用面接。風俗会社の社員/三浦(高良健吾)から「やる気があるのか」と怒鳴られ、みゆきが鬼の形相で服を脱ぎ始める場面も良かった。彼女が「最後の一枚」を脱ぐのに逡巡した後、泣きながら全裸となり、三浦から合格を告げられる下りは特に。

    ・震災に傷つき自暴自棄となり、虚無的となった「被災地の人々」を描く際、安直なハッピー・エンドは似合いません。 本作の場合、「仮設住宅で同居する父のため 朝食の米を磨ぐ娘」というエンディングが好ましかったです。ささやかな日常の中に、「被災者の希望と再生」の端緒を控え目に描き込んでいて。その直前、みゆきと父親(光石 研)が自分よりもさらなる「弱者」(子犬=「捨て犬」という設定)を飼い始める行為は、「被災者の希望と再生」を象徴するサインだったのですね。

    ・それでも、みゆきは「渋谷の風俗嬢」を辞めないかもしれない。だからと云って、観客の我々が「彼女の人生は間違い」と断じることなど出来るのか? 「我々は、神でもないのに」。 震災後の日本は、震災前の精神風景と様変わりしていると評されますが、本作を観て その感を一層強くしました。

  • 80点 6年たっても続く、終わらない長い季節

    2017-07-21  by あらぼ〜

    福島出身の廣木監督がご自身の小説を映画化。
    故郷への想いが込められていた。
    廣木監督のオリジナル脚本である本作。
    前作「PとJK」とは、全く毛色が違う。

    廣木マジックと私が呼んでいる映像の美しさは健在。
    でも、震災被害の爪痕が残る風景は復興までの道のりが長いことを物語る。
    まるでドキュメンタリーのようだ。
    そして、私は主人公みゆきに同化しながら観る。

    瀧内公美さん体当たりの演技が心に残る。
    あまり笑わない。そんな彼女がやたらとリアル。
    きっと、“彼女”はたくさんいるのだ。
    日本中、必死に暮らしているのだ。

    大切なものを津波に飲み込まれた彼女の人生。
    取り返せない歯がゆさ。
    失われた命、町、そして心。
    光石さん、時夫さん、高良さん、蓮佛さん、安藤さん、篠原さんの演技にたくさん泣いた。

    震災から6年の月日が流れた。
    この映画が伝えたかったメッセージは何だろう。
    忘れてはいけない、あの時の想い。
    それを胸に刻みつけて私は生きたいと思った。
    あの時にいなくなった友人の分も。
    強く、明るく、必死に。

    エンドロールに流れるmegの曲「時の雨」の歌詞が胸に沁みる。
    …負けずに、明日へ歩こう。

    ラストに“未来”という二文字が、頭をよぎる映画だった。

  • 80点 人間ドラマを通して見る現実

    2017-06-18  by 3月にライオン

    ここで作った電気が東京へ送られる、という表現が予告にはありますが、作中に社会派的な描写は押し出されず、あくまで人間ドラマを通して福島が見えてくる作品でした。だからこそ、あれから6年経過した現在でも真綿で首を締め続けられているような状況におかれている市井の人のやりきれない思いを、現実のものとしてスクリーンから感じました。そして、後半にところどころ出てくる明るい描写には、心からほっとさせられましたし、日々の暮らしのちょっとした幸せに気づいて、大事にしたいと思わずにはいられませんでした。

    瀧内公美さんという女優は今回初めて知ることになりました。その体当たりの演技が求められる描写が含まれているため、万人に薦めるのは難しいかもしれません。ですが、少しでも関心のある方には見てもらいたいと思います。

  • 90点 彼女の人生は、間違ってなんかいない!!!

    2017-06-13  by カカオロ

    完成披露試写会へ鑑賞しました。
    人間はみな抱えきれない想いを抱えて生きていると私は思います。色々と考えさせられる映画でしたので是非、皆に観て貰いたい映画です。

    3.11から、6年経ちます。
    あちこちに仮設住宅も残っている。
    3.11は、まだ終わってない事を忘れないで欲しいです。

  • 90点 それでも人生は続く…

    2017-06-12  by

    東日本大震災。家族、家、仕事…そこに当たり前にあるはずの日常生活がある日突然壊されてしまうという受け入れ難い現実。被災者の方々のやり場のない思い、深い哀しみは簡単に想像出来るようなものではないとあらためて感じさせられた。
    主人公が週末デリヘルで働くのも、その父親が補償金をパチンコに注ぎ込むのも、ある種の自傷行為のように思えた。自傷行為という言葉は専門的には正しくないかもしれないけれど、自分ではどうすることも出来ない喪失感や孤独感を埋めるかのように、自分が生きていることを確認するかのように自分を傷つけ、もがき苦しんでいるように思えてならなかった。劇中のとあるシーンで「無かったことには出来ないから」という主人公のセリフには胸を締め付けられた。
    それでも…人生は続いていて、死が訪れるまで生きていかなければならない。ラスト近くに描かれているが、ほんの小さな希望の光に気づく日は唐突にやってくる。きっかけは小さなこと。立ち止まっても、彷徨っても、後戻りしても、とにかく向いている方が前なのだ。彼女の人生は間違いじゃない、とはそういう事なのかな、と思った。エンディングの曲もすっとココロに染み入るような伸びやかで優しい歌声で秀逸。観てよかった、と心から思います。

  • 80点 じわじわと染み入って・・・

    2018-11-23  by Blue Rose

    ニュース番組等ではなかなか報道されない、福島のリアル・・・いや、そこに住む人たちのリアルが描かれているように感じました。パチンコにおぼれ仕事をしない父親、役場に勤めながら週末は東京に行ってデリヘル嬢になる娘、その他様々な方が登場しますが、みんな心に埋められない隙間を抱えている。それはもう、何をしたって埋められない。そのような経験をした方々に対して、「そんなことをしてはいけないよ」なんて誰も言えない(もちろん、殺人などの犯罪は別ですが)。

    地味な作品です。好き嫌いもあると思います。けれど私にはじわじわきました。じわじわと心に沁み込んでいって、忘れられない作品になりました。

  • 60点 瀧内公美さん

    2017-09-16  by odyss

    東京から遅れること2ヵ月、ようやく私の住む地方都市でも上映されました。

    大震災にともなう福島原発の事故からもう6年。
    ここでは地元から近いいわき市に避難した人々の暮らしぶりが描かれています。

    本来の仕事を失ってパチンコばっかりやっていたり、新興宗教にはまったり、精神的に不安定な状態に陥ったりと、避難民の日常はきれい事ではすまないことがよく分かります。

    この映画ではあまり深入りしていませんが、もともとの住民と避難民との対立もあるようです。ただし、双方が宥和するような試みもなされているとか。いずれにせよ、日常の暮らしを同じ空間で生きていくということは、単に「避難民だからかわいそう」というような同情心だけでは済まないのですね。

    ヒロインを演じる瀧内公美さんが、とてもよかった。彼女、左側から映した横顔と右側からの横顔がかなり違います。左側からだと(左側が目や鼻、右側が髪)整った美人に見えるのですが、右側からだと色々なしがらみを抱えて生きる女性の顔になる。この映画でも、市役所勤務の表の顔と、週末に東京に行ってデリヘル嬢をやっている裏の顔の両面を演じています。

    そのほか、両親が被災地出身であるカメラマンの女性や、いわき市のスナックでアルバイトをしながら避難民というテーマで卒論をまとめようという女子大生など、若い女性がうまく捉えられているのは、廣木隆一監督ならでは、かな。

    ともあれ、色々問題があっても、こうやって人は生きていくのですよね。日常と、大震災みたいな非日常的な厄災は、つながっているのです。それをしみじみ感じた映画でした。

  • 90点 監督の思い

    2017-08-17  by やまのさかな

    高良健吾さんが見たくて、というのがきっかけでしたが、思いがけず心にしみる「作品」と出会えてしまいました。観た後で「間違いじゃない」というタイトルの意味をなんとなくかみしめてしまう感じでした。監督の伝えたかった思いの深さと重さは、たやすく受け取れきれるものではないだろうな、と思うのですが、7月末に観に行ってからこの半月ほど、折に触れて思い出すものがあります。何か不思議な感じで深いところに伝わってきてしまったのだなとあらためて思わされるものがあります。観に行って良かったです。

  • 70点 福島原発事故の現実

    2017-08-03  by バグース

    仮設住まいで週末東京へ行き、デリヘルでアルバイトをしている女性の再出発を描いた作品。

    オープニングの薄暗い早朝に帰宅困難地域を行く職員達の描写が不気味な迫力。

    デリヘル嬢の用心棒的男性の転身をキッカケに希望を見出す心情を体当たり的演技で表現。

    仮設住人の悲しい現実や無機質に流れる送電鉄塔が無気力に陥る人々を表して、私小説的味わいもする佳作。

この他のレビュー閲覧やレビューの投稿は 彼女の人生は間違いじゃないの作品ページ へどうぞ

Myページ

ログイン

はじめての方はこちらから

新規ユーザー登録
ぴあ映画生活 facebook公式ページ
ニコニコ生放送 週刊ぴあ映画生活

関連DVD

彼女の人生は間違いじゃない [Blu-ray]

  • 定価:5184円(税込)
  • 価格:3853円(税込)
  • OFF:1331円(25%)

 

作品情報

(C)2017『彼女の人生は間違いじゃない』製作委員会

 



正統派時代劇『武蔵−むさし−』が公開!
『ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2019』特集
映画ファンなら見逃してはいけないSFスリラー『クローバーフィールド・パラドックス』 『アナイアレイション −全滅領域−』特集
WOWOW『連続ドラマW 悪党 〜加害者追跡調査〜』特集
歴史に残る“クライマックス”を見逃すな!『アベンジャーズ/エンドゲーム』特集
ぴあの映画特別号「ぴあ Movie Special」、最新号となる春号登場!
新作続々、公開中!マーベル・コミック映画ニュースまとめ!
あの映画の“核心”に迫る!話題作のキャスト・スタッフに直撃!【インタビュー記事まとめ】
進化し続ける4DXの魅力をレポート!4DXニュースまとめ
DCヒーローの動向をチェック!『DCコミック映画』まとめ