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伊豆の踊子 [Blu-ray]

『伊豆の踊子 [Blu-ray]』を価格比較。★★★(63点)『伊豆の踊子〈1963年〉』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

伊豆の踊子 [Blu-ray]
63点
監督 西河克己
出演 山口百恵,三浦友和,中山仁,石川さゆり
発売日 2014年8月2日
定価 5,940円(税込)

 

価格比較

伊豆の踊子 [Blu-ray] 4,860円 (税込)
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伊豆の踊子 [Blu-ray] 売り切れ  

 

商品詳細情報

販売元 株式会社ホリプロ
発売日 2014年8月2日
ディスク枚数 1
形式 Blu-ray


ぴあ映画生活ユーザーによる「伊豆の踊子〈1963年〉」のレビュー

  • 70点 活動行きの約束

    2016-03-11  by 出木杉のびた

    もう何度も映画化されている傑作が原作なので、面白く観ることができた。1963年版を選んだのは、やはり吉永小百合さん目当てだ。冒頭はモノクロで現在から始まり、大学教授の川崎(宇野重吉)が40年前を回想する。過去パートはカラー。回想なので本人のみの視点で描くべきだと僕は思うのだが、時折、踊子・薫(吉永小百合)しか知り得ない情報、更に川崎(高橋英樹)も薫も分からないはずのエピソードも入ってしまうのが不自然。回想形式にしなくてもよかった。

    当時、書生は一目置かれる存在のようで、旅の途中で至る所で大切に扱われる。対して旅芸人の一行は、半端者扱いで気の毒だ。それでも目を惹いてしまう美しい少女役に小百合さんは悪くはないが、やはりハキハキしていて利発過ぎる都会っぽい印象になってしまう。地元の子供たちと一緒に駆け回ったり、お風呂から裸で飛び出す(遠目で吹替え)無邪気さが可愛らしい。

    川崎と薫は一目で意識し合うのが分かり易い。川崎はかなり裕福なようで、お金を贅沢に使っている。当時は差別視されていた旅芸人たちと、自然に交流する川崎の心の清さが気持ちいい。薫の兄・栄吉役の大坂志郎が味がある。対して高橋英樹はどうにも不器用だ。東京の舞台に立っていたという過去がある栄吉は、落ちぶれてしまっても栄光に縋ることなく運命を受け入れているような穏やかな生き方だ。

    活動写真を観に行く約束をしていた薫と川崎。何度もそのことを念を押すように言う薫の気持ち、そのセリフ回しが愛おしい。いずれ二人は別れなければならない。そんなことさえ気付けない無邪気な少女の純真さに、心打たれてしまう。ラスト・シークエンスの船の距離感が遠過ぎる気がするが、やはり切ない。

    恥ずかしながら川端康成の原作を読んだことがなかったので、今更ながら読んでみたくなった。

  • 60点 世のサユリストさんは喜びますね。

    2018-04-19  by 映画男子

    bs3で観ました。
    同映画化6回の内の4回目にあたります。吉永小百合主演で西川克己監督です。大学教授(宇野重吉)になった現在からの回想で始まり、フィルムは白黒からカラー天然色に変わり又白黒に戻るのです。如何にも鮮明な思い出であったたかを表すのでしょう。ちょっと意外でした。吉永小百合の初々しい姿は新鮮です。ラスト場面も遊び心があって嬉しいです。

  • 50点 原作は読んでいません

    2012-07-18  by tabikujira

    旧制高校生と流の団体の踊り子との淡い恋と別れ。原作を読んでないので、どうこう言えないですが、だらだらと流れていく筋は少し退屈しなす¥下

  • 70点 学生と踊り子のカップルがあり得なかった時代

    2009-12-08  by odyss

    川端康成原作による有名な小説の映画化です。主演の吉永小百合はこの頃18歳、今から見るとまだ子供っぽさが残っていて、それが原作の踊り子の設定に合致しており、女になりかかりながらも子供たちと熱心に遊びに興じる姿も自然に受け取ることができます。

    この映画では今は大学教授(宇野重吉)となったかつての旧制高校生が40年前の伊豆の旅を思い出すという形式で話が始まります。この映画が作られたのが1963年、その40年前というと1923年ということになりますが、川端の原作は1926年に発表されていますから、それほど時代設定に差はありません。大正末期か昭和初期かといった時代です。

    その頃の旧制高校生と言えばエリートです。一方、踊り子を含む旅芸人の一座は当時でも卑しい職業と見られがちな存在でした。実際この映画でも、お茶屋のばあさんが雨宿りをした主人公(高橋英樹)に「あんなものたちはどこに泊まるか分かったものじゃございません」と侮蔑感を露わにして言うシーンが初めにあります。他方で、主人公がばあさんに50銭を渡すと金額の大きさに驚くシーンもあり、主人公が裕福な家の育ちらしいと見当がつきます。

    しかし、むろんこの映画ではそうした階級差のある者同士が一時的にせよ伊豆の旅をいっしょに楽しむところ、そして主人公と踊り子が淡い恋をするところがミソであるわけで、伊豆の街並みや美しい自然の映像をバックとして、若い高橋英樹と吉永小百合の魅力が十分に捉えられています。踊り子の兄は、かつては新劇に関わっていたこともあったがという設定で、その点で文化エリートでもある旧制高校生と多少の接点があることになっています。そう、結局は階級差によって高校生と踊り子は結ばれない運命にあるわけですが、人間の階級差なんてほんのちょっとしたところからできてくるに過ぎない、とも受け取れるわけです。

    最後に、再び1963年のシーンに戻ると、すでに60歳の大学教授になった主人公は、教え子の男子学生(浜田光夫)がダンサー志願の若い女の子(吉永小百合の二役)と結婚するので仲人になって欲しいと頼まれるのです。40年前、20歳の旧制高校生と十代の踊り子が結婚することはあり得なかったけれど、東京オリンピックの前年となった1963年にはそれが可能となっている。この映画は、吉永小百合を二役に使うことで時代の変遷を暗示して終わるのです。

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