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シッコ [DVD]

『シッコ [DVD]』を価格比較。★★★☆(74点)『シッコ』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

シッコ [DVD]
73点
監督 マイケル・ムーア
出演 マイケル・ムーア
発売日 2008年4月4日
定価 3,990円(税込)

 

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amazon.co.jpによる解説

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商品詳細情報

販売元 ギャガ・コミュニケーションズ
発売日 2008年4月4日
リージョン 2
ディスク枚数 2
形式 DVD


ぴあ映画生活ユーザーによる「シッコ」のレビュー

  • 80点 米国の医療保険制度を批判

    2007-08-07  by 豊作

     今現在僕は、アメリカの医療保険制度にのっかって暮らしている。だから、提起された問題を我がごととして受け止めざるを得ない。言い換えると日本からみれば対岸の火事みたいなものである。アメリカでは、メディケア、メディケイドと呼ばれる低所得者のための保険をのぞけば、全ての人が民間の医療保険に加入して、医療費はその保険の給付でまかなわれる。その意味で公的保険はない。そしてその制度は、恐ろしく複雑であることを身をもって体験した。

     「ボーリング」や「華氏911」に向けられた批判はこの作品にも当てはまる。ドキュメンタリーとはいいながら、あるがままを撮るのではなく、自分の主張(現在の米国の保険制度は欠陥だらけなので国民皆保険制度を導入すべし)に沿った部分を集め、しかもセンセーショナルな絵になる場面をも作り出して情に訴える、という手法である。
     テレビの教養番組ではなくて、お金払って見てくれる映画なんだから、それは当たり前という開き直りがムーア監督にはある。それはわかるし、それだからこそ、非常に説得力があり、かつ楽しめる映画になっている。カナダ、イギリス、フランスの医療制度の詳細についてもっとパワーポイント式の解説がほしかったが、そういう「お勉強」というか教養はあえて排して「だれもが受けたいときに、きわめて低コストで、安心して受けられる」医療制度であることを画面に登場する人物を介して語らせている。
     
     アメリカの民主主義は大きな欠陥がある、というのがムーア監督の一貫した主張だ。「国民皆保険は民主主義実現の一環である」とイギリスの制度を語る人物が解説していたが、そのことで逆にアメリカの制度の欠陥は民主主義の欠陥であることが明らかになる。保険会社に買収された、制度を牛耳ってる一部の人たちの意向がまかりとおって国民全体の利益になるような政策がとれないでいる。銃社会でも、そしてイラクでの戦争遂行も同様の構図である。

     日本では、国民皆保険制度の仕組みそのものを問題視する人は少ない。ただ問題は、高齢化社会を迎えて、雪だるま式に赤字が増えない負担の仕組みをどうするかということだろう。制度それ自体は守ってほしいと願う。

  • 80点 悪党結成すべし!

    2008-10-19  by taiyaki

    政治って誰のためにあるのでしょう?
    アメリカでは,一部の金持ちがさらに金持ちになるためにあるようです。
    でも,本来は国民一人ひとりの生存する権利を守るためにあるはずです。

    製薬会社から多額の献金をもらって,その業界に有利な法案を通す。議員はその業界に天下る。なんてヤツだと嘆いても後の祭り。しかも,その政治家を選挙で選んだのは国民です。口が上手いからコロッと騙されてしまうんでしょうけどね。

    日本でもマルチ業界から多額の献金をもらい,業界を支援する議員連盟を立ち上げ,その名誉会長に就任した石井一という議員がいるそうです(今日の新聞より)。
    次回の総選挙ではそういう人たちは悪党という政党を作って,人を信じやすい私にも分かりやすくしてほしいと思います。
    でも,そういう人ほど自分を良く見せるのがお得意なんですけどね。

  • 90点 米国に学ぶべきものは

    2007-09-06  by 未登録ユーザojin

    マイケル・ムーア流のフィルタのかけ方が見事で面白くあっという間に見終わってしまいました。米国以外の国の医療保険制度についてはバラ色部分だけを取り上げることで米国の問題が鮮やかに浮き彫りにしています。
    驚いたのは多くの米国人が医療の国民皆保険制度を共産主義下の制度だと思い込んでいるらしいことです。フランスに住む米国人でもその国の医療保険制度を享受しながらも一方では「申し訳ない」という気持ちを抱いているようです。米国という国は「富の再分配」という政治の基本概念を希薄にしてしまうほど自由主義が極端に先鋭化しているということが覗えました。米国が先進国の中で唯一の新興人工国家であることを改めて認識するとともに、この国に追従していくことの危うさを感じさせられます。
    その一方で、マイケル・ムーアの諦めない姿勢も強く印象に残ります。単に「ダメな政策・制度」「ダメな国」といった批判に留まらず、滑稽とも言える方法ながらも一市民の立場からそれを改善していこうというメッセージが強く感じられます。これも米国の特長であり、むしろこちらがこの映画の主題のように感じられました。
    我々が米国から何を学ぶべきか。単に制度をそのまま持ち込むのは大いに危険だが、一市民の立場からも諦めずに国を良くしていくための行動こそ米国人から学ぶべきではないか、と勇気付けられました。
    医療保険制度に特に関心がない方でも十分面白く観賞できて、何かが残る作品だと思います。

  • 90点 アメリカ:世界

    2007-09-18  by lp

    アメリカと世界の対の部分を、医療問題を軸に描いていました。

    ただ、その中にもユーモアは健在で、難しく感じる事もなく、逆に、その問題点が身近に感じられました。
    アメリカのここ10数年の歴史を知った上で観れば、効果はかなり大きくなると思います。

  • 70点 財源はどうなってるの?

    2009-07-24  by 出木杉のびた

    非常にショッキングな内容だが、これがアメリカの医療保険の現実だ。国民健康保険の制度がないので、保険は民間の会社に頼るしかない。しかし、会社は利益を優先しようとするため、国民は正当な補償を受けられない。なんやかやと理由をつけて、保険金を払おうとはしないのだ。そもそも保険にも入れてもらえない人が5000万人もいるというから驚きだ。会社は過去の病歴から、病気にかかりそうな人を片っ端からはじいていく。そして健康そうな人ばかり加入させるのだ。これこそ本末転倒ではないか。これでは必要な人ほど、いつまでたっても加入できない。健康な人だけ加入させれば、会社は支払いが少なくて済むわけなので、儲ける一方だ。

    保険に入れない人が、怪我したり病気になったりすると、それは莫大なお金を請求される。政治家はどうも会社から甘い汁を吸っていると、勘ぐられても仕方のない状況だ。ヒラリー・クリントンが国民皆保険を目指したが、挫折した過去がある。こういう状況を打破しようと、全世界に訴えかけているマイケル・ムーアは、やはりたいした人物だと思う。

    映画は、米国民の悲鳴を映し出した後、世界へ向かう。カナダ、イギリス、フランス…。医者にかかっても、お金を払う必要がない、薬がとても安く手に入る国々。この違いは何だ。

    これらの国々が、どうしてこのような完璧な保険制度が出来ているのか、映画では全く説明してくれていないのが、少し不満だ。この映画を観たアメリカ国民が立ち上がるのをマイケル・ムーアは求めているのだが、そのためにはどうすればいいのか、保険医療が充実している国の実情にも、もっと迫ってもらいたかった。

    ヒゲを剃ったマイケル・ムーアの印象が大分異なり、しばらく画面の中に監督の姿を探してしまったが、とっくに画面に写っていた。いつもの突撃アポなし撮影で、権力者を直接糾弾するようなことは、今作ではやっていないので、これまでの作品と較べては、ややおとなしい感じがした。

    しかし、画面はテンポよく移り変わり、適度なユーモアに満ちたこの作品は、最後まで楽しんで観ることができた。楽しんだ後は、日本の医療もおかしな方向に進まないように、我々国民が目を光らせている必要性を感じた。

  • 80点 この点、日本でよかった。10位でも。

    2008-11-26  by ゼーン

    上を見たらきりがないですが、保険や医療の点では日本で良かったです。アメリカではこんなに悲惨なのですね。

    で、また自分の守りに入ってしまいそうですが、助け合いが大事だと思いました。

    松井やビル・ゲイツがボランティア活動をしているのを見て、他の富裕層にボランティア活動をさせたいと思ってしまう自分ですが、この映画を観て、普通に暮らしている自分も助け合いの行動を起こさないといけないと思いました。

    思っていたよりユーモアのある映画でしたが、最後まで観て未来に頑張っていきたいと思いました。

  • 80点 下手なホラーよりよっぽどホラー

    2008-10-18  by zen1999

    コレが事実なのが物凄く怖い。
    ひえー!!
    アメリカには住みたくなーい!!
    そして、子持ちはこの映画を見ると
    フランスに住みたくなる(笑)
    洗濯もしてくれるの〜。
    すごいよアムールの国。

    国境越えるだけのために保険に入る気持ちもわかる。
    捨てられるホームレス。
    「こんなはずじゃなかった」と泣く老いた両親。
    値段で残す指をどっちにするか悩む選択。

    うーん、日本もいい制度はあるといえ、
    残していけるのかどうか。
    アメリカみたいにはなりたくないなあ。
    すごく考えさせられた作品。
    さすがムーア節。
    あのサイトの管理人へのプレゼントは事実なんだろうなあ。

  • 100点 ムーアの愛

    2007-10-14  by ヴァーバル

    アメリカってドラマの「ER」やら「CSI」(ちょっと違うか?)やらで世界最高の医療国家だと思っていた。
    きっと技術的には世界最高なのだろう。僕もアメリカで歯医者に行った事があるが、うまいと思ったものだった。
    しかし、保険制度については後進国もいいところ。国民皆保険じゃないの??この映画で初めて知った。びっくりした。西側諸国唯一だって。国民皆保険が共産主義的?ぷぷぷ・・・かの国の共産主義コンプレックスはコメディですね。

    日本でも保険会社が保険料をなんだかんだ言って支払いを渋るってことはあるし、社会問題化もしたけど、日常の病院で同じことが起こってるのか・・・こりゃたまらん。保険会社に確認しないと命にかかわる状態でも手術できないの?保険会社は保険請求を却下するほど昇進していく恐ろしいシステム!!なんだこりゃ!!人間のやることじゃねえ!
    とりあえず、日本人でよかった。保険証バンザイ。願わくばフランス人になりたい。アメリカには絶対住めないな、あ、日本もすでに3割負担、先進医療は全額負担・・・アメリカに近づいてないか!?・・・

    フランス・キューバの保険制度を手放しで称え、問題点を提示していない点でフェアーではないともいえる。例えばイギリスのシステムは財源を掛金ではなく税金にしている点で非常にユニークなのだが、医師に対する給与があまりに低いので医師の国外流出が問題になっているという。この映画に出てくる医師はとってもリッチ。治療すればするほど儲かるシステムの英国、よっぽど優秀な医師なのだろう。でもこの映画では米国以外のマイナス面には一切触れない。ムーアは当然知っている。知っていてあえて無視している。フランス在住米国人との談笑に至っては茶番以外の何物でもない。女性に囲まれ"No Way!!"なんていっているが、すべてはリサーチ済み。
    でもそれはこの映画ではムーアが知っているかどうかはどうでもよいことだと思う。この映画はムーアの愛国心から始まっている。(この映画に限らずムーアの映画はすべて愛国心から始まっている)フリントをはじめ、自分の周りの米国人にまともな医療を受けさせたい、というところから出発している。ムーアの目的はアメリカ人に自国の保険制度は恐ろしいものであると知らしめること、それだけだ。一刻も早くアメリカ人にまともな医療を受けさせたいのだ。クソみたいな保険会社をぶっ潰したいのだ。構成が素晴らしいので米国人以外も十分鑑賞に堪えられるし自国の保険制度を省みちゃったりするけど、あくまでムーアのターゲットはアメリカ人であると思う。
    フランス人にこの映画の感想を聞いてみたいな。いや、本当に。たぶん不満はあるだろうけど、アメリカよりずっとマシ!!と言うのではないだろうか?

  • 80点 医療関係の方のみならず、政治家の方も是非!!!

    2007-09-18  by なぽりん

    彼の社会の歪みにメスを入れた映画制作に対する姿勢を応援したいと思いました。 
    これぞ政治家の方が観るべき映画。
    そして有権者の私達が見る事によって、よりよい人間社会とは何なんだろう?と覚醒させてもらいました。

  • 70点 アメリカの政治だけは…

    2007-09-04  by テンテン

    アメリカ人もアメリカの文化も大好きだけど
    アメリカの政治だけは好きになれない…
    そう改めて思いました。

    まあ日本の政治家(&官僚)も似たもんだろうけどね〜ハァ
    日本の年金とか天下りとか特別予算とか
    テレビに出せないような情報を盛り込んだドキュメンタリーも
    出来ないかな?

    でもドキュメンタリー映画自体に社会を、政治を変える力がある訳じゃなくて
    それを観た私たちが反応を示すことで変わるんだよね(よね?)

    さてアメリカは変わっていけるのかな?
    「ボーリング・フォー・コロンバイン」が話題になって
    銃社会は変わったのかな…。

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