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湯を沸かすほどの熱い愛 通常版 [Blu-ray]

『湯を沸かすほどの熱い愛 通常版 [Blu-ray]』を価格比較。★★★★(83点)『湯を沸かすほどの熱い愛』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

湯を沸かすほどの熱い愛 通常版 [Blu-ray]
82点
監督 中野量太
出演 宮沢りえ,杉咲花,松坂桃李,オダギリジョー
発売日 2017年4月26日
定価 5,184円(税込)

 

価格比較

湯を沸かすほどの熱い愛 通常版 [Blu-ray] 3,891円 (税込)
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商品詳細情報

販売元 TCエンタテインメント
発売日 2017年4月26日
ディスク枚数 1
形式 Blu-ray


ぴあ映画生活ユーザーによる「湯を沸かすほどの熱い愛」のレビュー

  • 90点 お母ちゃんの遺伝子

    2017-01-10  by 出木杉のびた

    脚本の巧さに唸らされた。何気ない描写が、後々重要な役割、出来事と結びついてくる。例えば、安澄 (杉咲花)が口がきけない人が何を言いたいのか理解してあげられたり、まだ早いと思われる勝負下着を双葉(宮沢りえ)がプレゼントしたりする。毎年届けられるタカアシガニへの返事は誰が書くのか、家族の大切な日のしゃぶしゃぶだとか、最初はあまり気にも留めなかった単なる描写の意味が分かる時、双葉の熱い愛を思い知らされることになる。そして女三人旅の本当の目的に、もう涙が止まらない。

    双葉は末期ガンの宣告を受け、残される娘の為に最後の力を振り絞ることになる。安澄は学校でいじめられていた。これを自分の力で克服させねばならない。学校へ行かないという選択肢もあろうが、それでは自分がいなくなってからは誰も守ってくれる人がいない。一年前に蒸発した夫・一浩(オダギリジョー)を連れ戻し、嫌がる安澄を学校へ行くように説得する。この時、安澄は自分はお母ちゃんとは違うんだと拒絶するのだが、双葉は自分の遺伝子を受け継いでいるから同じだと説く。この時の宮沢りえの芝居も凄い。中野量太監督の演出の間も見事。宮沢の心を決めるような表情の変化、ためらい。この意味も後々、重く響いてくる。

    一浩には同棲していた女の娘、小学生の鮎子も連れて来る。鮎子の母親はいなくなってしまったのだが、それでも待ち続ける娘の気持ちが切ない。鮎子が家族を前に心情を吐露するシーンに泣かされる。双葉が安澄のことを心配する姿を見ている鮎子。本当の母親の愛情を垣間見て、自分もあんな風に抱きとめて欲しいと思っていたのだろう。この母娘抱擁シーンも、重要な意味合いを含んでいたことに、後々気付かされる。

    双葉と関わりを持った人たちは、みんな感化されてしまう。旅先で出会った拓海(松坂桃李)や、探偵の滝本(駿河太郎)。彼らがこの物語に関わり合う必要性は当初感じられなかったのだが、双葉を安心させる役割でもあり、“数合わせ”でもある。確かに一浩だけでは心もとない。そんな一浩は昔から調子のいいことは言うようだが、何一つ実行していない。双葉は昔の約束を持ち出すのだが、それは今の彼には実現不可能。それでも少しでも叶えてあげたいとない知恵を絞る姿に、しょうがない奴だと思いながらもやはり泣かされる。

    本作には、母親に去られた娘の、母親に対する愛情が綴られている。お母ちゃんの遺伝子が、それを求めているのだ。自分がもらえなかった分、家族には並々ならぬ愛情を捧げたい。ラストシークエンスは、実際には大問題だが、映画的にはアリだろう。「湯を沸かすほどの熱い愛」という大袈裟なタイトルの意味を知らされ、またその語り口の巧みさに鳥肌が立った。双葉のイメージカラーの赤も、うまく使われている。中野量太監督の、今後にも期待したくなる名作であった。

  • 80点 大団円へのやるべきリスト

    2016-11-19  by ハナミズ

    <宮沢りえ>ほどの大女優なら企画やスタッフを選べる立場だと思うのに、メジャー初作品の新人監督…しかもオリジナル脚本を選んだというのには拍手を送りたい。
    誰もが守りに入りたい時代なのに、リスクを恐れず果敢にチャレンジしてゆく姿勢こそ、主人公の生きざまとも重なるようだ。

    家族経営の銭湯から大黒柱の父親が失踪し、娘はイジメで現実逃避気味…、そこへ更なる問題が降りかかる。自身も余命いくばくもないガン患者と知った母親は残された時間で家族の問題を解決すべく<やるべきリスト>に挑む。
    とんでもない悲劇の連続なのだが、お涙頂戴物にせず全部力技で強引にでも大団円にしようとする逞しさには勇気づけられる。

    終活問題は誰にとっても他人事ではあるまい。
    まずはラストシーンありきだったというのは驚きだが、これは処女作と対をなすのだという。
    そう聞けば、中野量太監督のメジャーデビューへの名刺代わりといった意味合いであろうか。
    時間をかけて書いたというだけあり、ひねりのきいた脚本。
    二重三重に仕掛けられた秘密の暴露は出来すぎといえば出来すぎだが、俳優陣の好演もあって見ごたえある。

    母親役を演じる<宮沢りえ>も自身のキャリアで最上級の存在感を見せつけるが、娘役の<杉咲花>の感情表現が光る。
    少しばかり、ヒッチハイクの松坂桃李は浮いているか?
    これが最後の出演となったリリィも出番は短いながら忘れがたい。

  • 90点 お母ちゃんは、赤い花が好き

    2016-11-11  by あらぼ〜

    この秋、余命系映画を見過ぎているのだろうか?
    前評判に、期待し過ぎたのだろうか?
    子役が泣く場面では、うるっときたけれど…思ったより、泣けない。
    といか、悲しいというより人の生き方についての課題を突きつけられた感じがする。

    余命2ヶ月。そう宣告された時…人は何を考え、どんな行動を取るのだろうか?
    双葉(りえさん)の姿を通して、色々考えさせられた。

    双葉を取り巻く人々…
    のらりくらりして、掴み所がない。どうしようもないダメ夫(オダジョーさん)。

    高校生の娘、安澄(花ちゃん)。母に言えない秘密。お母ちゃんは、そんなことは、お見通し。

    小学生の娘、鮎子(ちゃん)。お風呂屋さんの手伝い、彼女の本気。

    旅の途中で知り合った、ヒッチハイクの青年(桃李くん)。目的もなく、夢もない。甘ったれ。

    双葉のことが、大好きな探偵父娘。
    そして、銭湯に来るお客たち。

    ところが、双葉は決して誰も甘やかさない。手厳しい“お母ちゃん“”なのだ。
    甘やかすことが、人を良い方向へ導かないことを知ってるから。

    というより、「お母ちゃんなしでは、生きられない」と言わせることでよし!
    …としない、双葉の湯を沸かすほどに深くて、熱い愛が溢れていた。
    余命をフル回転させた、いくつかの作戦が突飛。
    普通のホームドラマとは違うから退屈しないストーリー。
    そして、その真意を知るとき、あまりの愛の深さに驚嘆する。

    自分亡き後…大切な人たちに、何を遺せるのか。
    関わった一人一人に、双葉はとてつもなく“スゴイ“”ものを遺した。

    自分だったら、“あんなもの”を遺して逝けるのだろうか。
    まだまだ考えが足りない。人としての未熟さを反省させられる。

    これは家族愛の映画ではなく、人間愛の映画かな。
    何故ならお母ちゃんは悲しみではなく、一人一人に幸せを遺して逝ったのだから…

    あんな“無茶な”葬式もいいなあ。

  • 10点 描き方が散漫

    2017-07-23  by フィニー・亜蘭

    まずラストからいきなり書きます。おい、これ犯罪だろ?違うか?というエンディング。自分の妻の遺体を経営する銭湯で焼き、それで沸かしたお湯で彼女の熱い愛を感じ取るというオチなんだろうけど…確かに、火葬場以外の場所で、火葬場職員以外の者が人体死体の焼却を執り行う事を禁止する法条文はないので可能と言えば、可能らしいが、「死体遺棄罪」や「死体損壊罪」に問われたり、殆どの自治体で知事が許認可した施設以外での死体処分を禁ずる規定を設けているので、彼らが取った行為は決して良い事ではない。映画だから、こういうこともあっていい、フィクションだから、といえばその通りだと思うが、それまでの展開から見ると、とてもリアリティあるものではない。
    全体にエピソードの詰め込みが多くて、あちこち飛んで、それも全部、母等、親と子の関係に関してのばかりで飽きてくる。特に松阪桃李のエピソードは不要。あれをなくして90分位にすれば話が凝縮されてよかった気がする。
    そして根本なところでオダギリ・ジョーと宮沢りえの関係があっさり片付くのも呆気ない。だいだいオダギリは女に逃げられ、あの女の子を1人でどう育ててきたのか、また銭湯再開もアッサリしすぎ。銭湯が大事なポイントであることは解るが、とってつけたようで、あんな簡単に再開して大勢の客が詰めかけるのなら、もとからして休業しなくてもよかったのでは?と思う次第。
    トータルとして細部が漠然とみせかけだけで、ひとつに芯が全く見えない。宮沢りえの病気についても、余命僅かというのにあまりにも旅行に出るまでの元気さと、娘の病気を知ってからのあまりにも素直に向け入れる態度など、何か親子の愛を描いている割に感情の描き方が弱い気がする。

  • 30点 【ネタバレ注意】稀に見るひどさ。

    2017-01-30  by chi18

    とにかくリアルさが足りない。ところどころ大阪弁なのにとちぎナンバーの車が多いのも、「いつか役に立つ時がくるから」という曖昧な動機で習わせた手話があんなに上達するのも、葬儀のシーンで「ここから先は親族のみでお別れをいたします」と言って、バックパッカーの青年が親族側にいるのも。キャストの演技が良かったから見れたものの(そこの点が30点)、本当にギャグかな?と思うくらい脚本がひどかった。死の間際に瀕した人間が「死にたくないよう」って言うわけがない。

  • 100点 宮沢りえさんの溢れる母性と深い愛

    2016-11-04  by miyakosan

    作品紹介をテレビで見ただけで涙が溢れた作品。
    末期ガンの告知、余命わずか。
    でも、いわゆるお決まりなお涙頂戴ではなく、そこにいるのは愛に溢れた、母性としかいいようのない
    強く、たくましく、優しいお母ちゃんの姿だった。

    悲しくて悲しくて涙が溢れるのではなく
    人が優しさに触れた時に流すような暖かい涙がもうずーっと止まらなかった。
    タオル地のハンカチが湿るほど泣けた。

    大袈裟に言えば、人生が変わるくらいの素敵な作品でした。

    劇場では、男性、歩くのもままならないくらいのお年寄りの方、若い女性、泣いてない人はいないくらいすすり泣く声があちらこちらから。
    観に行くときはハンカチをお忘れなく。

  • 40点 子役の女の子だけ。

    2016-11-01  by ekoeko

    チャプリンの『キッド』以来
    血のつながってない親子
    というのは映画的題材としてど真ん中ですよ。
    しかも
    配した子役の女の子が
    その題材にふさわしく
    またまたど真ん中。
    ところが
    ど真ん中がふたつそろって
    なんじゃこれ。
    あっと思わせる映画的炸裂があっていいはず。
    ショットとか演出とか
    たんに技術的に稚拙だったのにちがいありません。

  • 100点 深い愛情

    2016-10-21  by のにさん


    『いい意味で』予告を越えてきません。
    どんでん返しなどはないですが、
    じわりじわりと暖かい気持ちになれる映画です。

  • 100点 ただのお涙物じゃないところが凄い

    2016-09-26  by おやすみません

    余命二ヶ月って分かってこっちは観るわけだよね。
    でもね全然暗くないんだわ。
    まぁいっぱい笑わかせて貰える貰える。
    同じくらいに泣かせてもくれるんだけど。

    キャスティング素晴らしいよね。
    杉咲花
    オダギリジョー
    駿河太郎
    この3人は特に。

    革新的なことをしているわけでもないし
    凄いどんでん返しがあるわけでもないけど
    (個人で思う分にはね)
    日本の映画史に残るような良作が生まれたな
    そんなふうに思ってます。

    何回でも観たいな。

  • 0点 映画になってない。

    2017-09-13  by ニコラ

    台詞が聞こえない、音量上げても意味が分からん、話しがつながっていない、監督が無能、で、打ち切り。タバコは0本。

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