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ソーシャル・ネットワーク [Blu-ray]

『ソーシャル・ネットワーク [Blu-ray]』を価格比較。★★★☆(74点)『ソーシャル・ネットワーク』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

ソーシャル・ネットワーク [Blu-ray]
73点
監督 デヴィッド・フィンチャー
出演 ジェシー・アイゼンバー,アンドリュー・ガーフィールド,ジャスティン・ティンバーレイク,ルーニー・マーラ
発売日 2011年12月21日
定価 2,571円(税込)

 

価格比較

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商品詳細情報

販売元 ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
発売日 2011年12月21日
ディスク枚数 1
形式 Blu-ray


ぴあ映画生活ユーザーによる「ソーシャル・ネットワーク」のレビュー

  • 70点 変わるもの、変わらないもの

    2011-01-17  by スーダラ

    並行して語られる二つの訴訟。最初のうちはその違いがあまりよく見えてきません。きっとその違いが分からないうちはマークの心の内を理解することは出来ないのでしょう。

    ドッグイヤーを超える乗数的なスピードで進化するビット・ビジネスの世界。ボールが止まって見える天才打者の見える世界は、他の誰とも違うわけで。真に世界を変えることの出来る人物はひどく孤独なものなのかもしれません。
    そんな彼の感性のポジティブな部分が見えたシーンが一つありました。
    「ようこそ!Facebookへ!」新しい仲間の「面接」のシーン。寄宿舎での悪ふざけと少しも変わらないノリでのゲーム感覚、余興感覚でのプレイヤー選び。
    僕はそれを目にしたエドゥアルドの反応が好きでした。
    自分には到底及ばない“クレイジー”なマークの発想。驚き呆れることはあっても、僕は彼がマークのことを好きで好きで堪らないのだということをあの表情を見て確信しました。二人にとっては何も変わらない。大学中の女の子の写真を一晩でハッキングしてしまったあの頃と。

    もうひとつ好きなシーンは、ウィンクルボス兄弟を門前払いする学長(理事長だっけ?)のシーン。時代が変わり、メディアが変わっても、本当の価値を生み出すものと、見せかけとの違いを瞬時に見抜く目を持つ人はキチンといる。痛快でした。

    上辺のプライドや権力や名誉や手下が欲しかった者と、たった一人との友情が欲しかった者との違い。伝えられるニュースは「双方ともに金銭で和解」となるのだろうけど。

    学生の頃からずっと変わらない(変われない)マークと、挫折を知り変わらざるを得なかったエドゥアルド。装置は変わっても、紛れもなくビターな青春をキチンと表現した青春映画の王道と言って間違いありません。

    変わらないマーク、変われないマーク。
    たった一人の友達に。たった一人の恋人を。
    何億人もの人のそんな思いがエンジンとなる新しいソーシャルを世に送り出した彼自身は、これからもずっと変わらず、たった一人でディスプレイと向かい合うのでしょうか?

  • 90点 ITファイト・クラブ

    2011-01-16  by クラリス2号

    ソーシャル・ネットワーキング・サービスFBの創始者マーク・ザッカーバーグの愛、孤独、友情、嫉妬、権力への欲望が渦巻く人間ドラマ。

    冒頭10分で主人公の人となりを見せ切る。
    息が抜けない膨大な台詞のリズムが心地良くスマート。
    一言で敵と味方がひっくり返る緊張感。
    とにかく脚本が巧い。
    ぴたっとはまった音楽。
    テンポの良い編集と意表を突く絵作り。
    役者たちが適材適所の好演で、彼らの今後の活躍まで期待してしまう。
    全てを語るラストシーンが秀逸。
    時代を象徴する作品に出会ったのだと実感する。

    今年初めての映画。
    いきなりすごいの観ちゃったな・・・

    ・・・・・・・・・・・・・・

    1974年作 ティモシー・ボルトン主演「ペーパーチェイス」
    ハーバード大の学生がただひたすら勉強している姿に高揚し爽快感が残る作品でした。
    それは、事をやり切った主人公が真っ当で健全だったからこそだと今回気付かされました。

  • 100点 「スタンド・バイ・ミー」なう

    2011-01-16  by えんぞ

    秘密基地にたむろして
    冒険の旅に出るわけでもない
    愛車駆ってチキンレースで勝負するわけでもない
    伝説の大波に臨むサーファーでもない
    だけど
    この映画は青春映画の傑作である。

    いいや
    もはや青春映画の範疇ではくくれない人間ドラマである。

    デヴィッド・フィンチャーは
    殺人事件や暴力を描くのではなく
    奇怪な話でもなく
    ましてや驚愕のラストシーンを用意することなく
    友情と孤独
    羨望と嫉妬
    成功と挫折・・・
    いろんな感情を綯い交ぜにして
    なんともしれん!
    寂寞たるエンディングを用意する。

    今現在
    時代を射る一本があるとすれば
    この映画かもしれない。

    すごいの観ちゃった。

    「あの頃の友だち以上の友だちとは
    その後人生の中で出会うことはなかった・・」

  • 90点 受信ができない人

    2012-03-21  by バナバナ2

    マーク・ザッカーバーグって、典型的なアスペルガー障害の人ですね。

    まず、ウィンクルボス兄弟との訴訟は、
    これってiPS細胞が、アイデアや理屈はみんなが知っているけど、その安全な実用化には、それぞれの研究機関がしのぎを削っているのと比べると、エラい違いです。
    ウィンクルボス兄弟は、自分たちではシステム作れなかったんでしょ。
    しかもアイデアといっても、あそこまでなら誰しもが「出来たらいいな」って程度だし、
    やっぱり具体的な内容を作りあげたザッカーバーグが発案者と言っていいんじゃないかな、と思いました。

    問題は二つ目の訴訟ですよね。
    エドゥアルド・サベリンは、マークのアスペルガー的な良い部分も悪い部分も、全部分かっている人だったんですよ。
    マークの事を全部理解した上でマークと付き合っていける、数少ない友達だったのです。
    それを、こんな切り方して、もったいない事したな…と思いました。

    フェイスブックが発展する為には、ショーン・パーカーという人物も必要だったとは思います。
    マークはショーンの経験や鋭い感性、的確な判断力に魅了されます。自分と同じ匂いを感じたのかも。
    しかし彼には、エドゥアルドが心配した弱点もあった…。
    エドゥアルドがショーンの事を、会社の黎明期に必要な営業マンくらいに思えていれば、こんなにこじれなかったろうと思います。

    かくいうマークも、悪いところばかりではない。
    ウィンクルボス兄弟達は、初めから「これで儲けよう」という気が満々だったけど、マークはお金は二の次で、あくまで皆が無料で使って楽しめるツールを、最初から目指したんですものね。
    新しい事を発信するのは上手いけど、人の気持ちを受信する事が苦手なだけなんです。
    その事を一番理解してくれていたのが
    、エドゥアルドだったのに…。

    マーク本人は、今はエドゥアルドの事をどう思っているのでしょうね。
    私にとっては、残念な事した(失敗した)と思っていて欲しいですけどね。

    ややこしくこじれた人間関係を、こんなにテンポよく見せてくれた監督の力量が、すごいと思いました。
    (私は日本語吹き替えで見たから、こう思えたのかも)

  • 80点 バラのつぼみ

    2011-01-21  by 北溟 僚

    マークと付き合っていたエリカ。
    デリカシーのないマークの言葉にあきれ果てる。
    で、マークは振られる。
    その腹いせの行動が、彼が億万長者になるきっかけとなるのだが、
    その際のブログでもマークは彼女を誹謗する。
    これに彼女は憤りと情けない気持ちでいっぱいだったろう。
    その後、マークはフェイスブックで大学の有名人になっていく。
    少しブレイクした段階で偶然にエリカを見かける。
    謝ろうとしたのか、フェイスブックの自慢話をしようとしたのかエリカに声をかけるマーク。
    2人だけで話をすることは断るエリカ。
    少しぐらい元カレが有名になったとしてもかつての仕打ちを忘れることはない。

    かたやフェイスブックの創始者という理由で近づいてくる女性たちもいる。
    彼女たちの気持ちも理解できる。
    何かを創造する人間は何らかの独創性があり興味をそそられるだろうし、
    さらに有名人ときている。

    登録者が100万人を超えるほどになる。
    ショーンからは10億ドルの価値があると言われる。
    ただの金持ちではない。
    もはや尋常ではない大金持ちであり、超有名人である。
    この時点で、真摯な態度でマークがエリカにアプローチをかけたらどうなるのだろうか。
    気になるところである。


    ラストシーン。
    本当に彼が求めていたものは単純なものであった。
    このシーンを観て「市民ケーン」のラストシーンを思い出した。
    同様に巨額の富を得た主人公が心から望んでいたものは実に単純なものであった。

  • 80点 孤独の天才

    2011-01-25  by ハナミズ

    怖い映画だ。

    人は自分に理解できない価値観の人に出会うと、拒絶してしまいがち。
    さらには自らを正当化するために、新たなるジャンルわけをして遠ざける。
    <新人類>がすでに<旧人類>(笑)となって久しい現在、次なる目標は<デジタル世代><デジタルチルドレン>なのだろうか。

    『イカとクジラ』『ゾンビランド』の役柄もあり、すっかりギーク俳優が板についた感のあるジェシー・アイゼンバーグが世界最大規模のSNS<フェイスブック>の生みの親マーク・ザッカーバーグを演じる。

    恋人エリカに振られ、仲間のエドゥアルド・サベリンらとふざけ半分ではじめた<フェイスマッシュ>から思わぬ方向に転がる様をデヴィッド・フィンチャー監督はエドゥアルド・サベリンとウィンクルボス兄弟からの二つの訴訟と<フェイスブック>開発のフラッシュバックを巧みに編集しながら息もつかせぬ展開で見せる。

    相変わらずフィンチャーの映画は編集や音楽の使い方がウマいと唸らせられる。フラットで早口、まるでビートを刻むかのように話すジェシー・アイゼンバーグの会話からして音楽的。
    音楽と言えば、トレント・レズナーのスコアが素晴らしい。ともすれば無機質になりがちなシーンに情感を持たせる。

    また音楽つながりで言えば、<ジャスティン・ティンバーレイク>が皮肉な役回りで登場。“百戦練磨”“海千山千”の彼の登場が世界観に奥行を持たせているような気がした。

    訴訟のやり取りでも分かるように、マーク・ザッカーバーグは言い訳が子供じみていて屁理屈もいいところ。“世界最大のコミュニケーションサイトの生みの親が最もコミュニケーション能力に欠けていた皮肉”という批評もよく目にする。
    確かにその通りかもしれないが…その実、彼は何も困っていないのかも知れない。
    困っていないというか、彼の中では完璧なコミュニケーションが取れていると思っているのかも?
    見るものによって虚無感を抱くであろう結末は、もしかすると将来の<スタンダード>なコミュニケーションの姿なのかも…などと想像すると寒気すら覚える。

    「そんなバカな!」と一笑に付す勇気は…私にはない。

  • 80点 サンデル教授はどう思う・・・

    2011-01-27  by 影無茶

    この映画、冒頭いきなりマークとエリカ(沢尻ではありません・・)のまるですかしボケのような会話で始まります。

    これが橋田壽賀子のような長台詞で展開するこのドラマのプロローグであり、
    主人公マークがフェイスブックを開発するきっかけとなった出来事になる訳です。
    コンピューターなどなかった時代「ビューティフルマインド」でも、
    ジョンナッシュが、皆がナンパを成功させる為にゲーム理論を発見しますが、
    時代は変わっても、あなた動機は不純なんだわ〜♪状態は変わらないという事ですね。

    しかし大きな違いは子供の頃からコンピューターに慣れ親しむ現代では、
    アッと言う間に考えた理論を実践して具現化してしまいます。
    そりゃあ、史上最年少で億万長者になるのも必然です。
    ただ、その為に失う物も多いのは事実で、どちらが人として幸せなのか・・
    そんな事を考えさせられました。

    人付き合いが下手で、社交性に乏しい不器用な天才マーク。
    その友人でフェイスブックを共同で立ち上げた(この映画の中では一番まともな)エドゥワルド。
    マークの力量を利用しようとする大学内のエリート、ウィンクルボス兄弟。
    フェイスブックの存在を知りマークに近づくもう一人の天才ショーン。

    彼らが織りなす人間模様。
    無駄のない台詞の応酬で小気味よく進行し、
    2時間超の時間がアッと言う間に過ぎてしまいました。
    ネタばれになるので詳しく書けませんが、
    最後のシーンでのマークの表情が私には印象的で目に焼き付いて離れません・・・。

  • 80点 そりゃ監督賞取るでしょう。

    2011-01-17  by よしこ

    主人公の彼は間違いなく「Asshole」で、社会性に欠け、なぜ冒頭彼女がいたのか不思議なくらいな人間性の持ち主。でも完全に憎めないのは、その天才的能力と反してシンプルな思考を持った人だったからだと思う。何をするにも要因は単純明快。彼にはあまり悪気というものがない。

    展開が早く字幕を読むのに戸惑ったが、あっという間の2時間だった。素直におもしろかった。ストーリーは突飛ではないのに、とても上手に映画にしていると思う。監督GOOD JOB。

    最後のシーン。
    弁護士のたまごに言われた一言。
    その言葉を受けて一瞬表情を止める主人公。
    そしてまたキーボードを打ち始める。

    唯一の救いの場面の様に思えるが、きっと彼の心には何も響いてないに違いない。

    なぜなら彼は類まれなるAssholeだから。

  • 60点 古い男とお思いでしょうが・・・

    2011-01-29  by なつみかん。

    登場人物のどの一人にも感情移入できない。
    現実に会えば苦手だし、嫌いな人達ぢゃないだろうか。

    そのわりには、作りも良かったのでしょう、最後まで飽きないで見ていられたから不思議。

    Facebook=億を越える人同士がつながりある仕組み、人脈システムと言うのだろうか?
    それが、どうにも悪企み(理の無い訴訟だったり)にしか思えない。
    実社会、実生活も同じだけれど、「ハ〜イ!」声かけひとつでお友達・・・無理だ。

    自分は決して新しくはない、それなりにネット生活の恩恵に与ってはいるが、中身は古いままなのだ。
    と、感じた。

  • 80点 「SNS>社交術」。から始まった。(11.1/30)

    2011-01-31  by HALU

    滋賀県大津市のシネコンにて、今回も、会員サンクス・クーポン(1.000円観賞)券を利用して、今年に入って11本目の観賞。

    <SNS=ソーシャル・ネットワーキング・サービス>については、日本を代表する<ミクシィ>については、その存在は、よく知っていましたが、<フェイス・ブック>なる<SNS>は全く知りませんでした。
    しかしながら、その実、全世界で約6億人が利用しているという世界最大の<SNS>たる<フェイス・ブック>。
    時は2003年。ハーバード大学在学中2年生の19歳にして、その創設者として、現代のIT社会における成功と引き換えに大きなモノを失った<異能者>という天才プログラマーたる、マーク・ザッカーバーグ。
    彼を通してみた、日々進化し続けるIT技術革新とは裏腹に、普遍的に変わらない人間の愛情、強欲、嫉妬、裏切り、孤独などを描いた、デイヴィッド・フィンチャー監督が贈る問題作と言うことで、ほとんど事前知識も無しに観賞に臨みましたが、率直な感想と致しましては、それら本作に登場する人物達は、皆、ホントに共感・共鳴出来ない人達ばかりの映画でしたね。

    自分の論旨ばかりを上から目線で喋りまくり、支離滅裂な会話術に、基本的な社交術にも欠如した、所謂、<コンピュータおたく>の主人公たるマーク・ザッカーバーグ(ジェシー・アイゼンバーグ)。冒頭から、彼と彼女エリカ(ルーニー・マーラー)のカフェテリアの会話シーンからの約10分間で、その性格が把握出来るほど、それこそ彼の持つ、そもそもの<ソーシャル・ネットワーク(社交性・人付き合い)>の無さが露呈するという始まり方は出来過ぎ感が有るほどに非常に明快な脚本でした。
    このマシンガントーク全てに着いて来れれば大したモノですが、松浦美奈さんの見事な字幕スーパー全てを追わなくても、その彼の傍若無人な性格ぶりは把握出来ることかと思われます。

    その後、2つの訴訟の陪審員裁判の前の予備審問のシーンの現在(未来)と、ハーバード大学在学中の<フェイス・ブック>の創設過程の過去とのシーンをカットイン・カットバックしながら編集し、進行させていく辺りは、観ている観客のこちら側を決して飽きさせない編集技術に長けた工夫が施されているのには、さすがという他無かったですね。

    また、他に登場する人物として、自分たちのアイデアをマーク・ザッカーバーグが盗んだと主張するハーバード大学のボート部の双子のウィンクルボス兄弟(アーミー・ハマー)のアイデアそのものも、ハーバード大学というブランドをひけらかす様な<出会い系SNS>という発想自体も、いけ好かない。

    そこで、本作品の大まかなストーリーと致しましては、
    その双子のウィンクルボス兄弟の発想から、更にヒントを得た、マーク・ザッカーバーグは、親友のエドゥアルド・サベリン(アンドリュー・ガーフィールド)を共同創設者として資金提供を受けて、閉鎖され気味のハーバード大学という<エリート階級社会>の中で、大学内で起きた出来事を、誰もが自由に語り合えるサイトを起ち上げて「自分を見くびった女子学生を振り向かせたい」そんな若者が描く動機から始めた<フェイス・ブック>。
    それが、マーク・ザッカーバーグ自身も、サイトを通じて<SEXしている異性の有無>の公表などをプログラムに組み込むなど、要は<エロ=煩悩>目的であり、例のボート部の双子のウィンクルボス兄弟と大して発想が変わらないところが情けない。
    しかしながら、この二人の小さな計画<フェイス・ブック>は、瞬く間に大学生の間に広がり、ハーバード大学からアイビー・リーグ、シリコン・バレー、そして全世界的へと爆発的に連鎖して広がっていきました。
    しかし、IT界のカリスマたる、ナップスター創設者のショーン・パーカー(ジャスティン・ティンバーレイク)との出逢いを経てから、彼のカリスマ性に傾倒するマーク・ザッカーバーグと、彼を警戒するエドゥアルド・サベリンの間には次第に亀裂が生じていくのでした。
    といったストーリー構成の作品でした。

    今世紀における最も画期的な社会現象となった<フェイス・ブック>が立ち上がるまでと、その後の2つの訴訟を通して、シンクロさせながら、その創設過程の裏側にあった混沌とした人間模様を描き出している本作品では有りますが、
    あくまでも、私の個人的な感想と致しましては、デイヴィッド・フィンチャー監督と脚本家アーロン・ソーキンが描きたかったのは、要は、1度、火の付いたIT社会におけるデジタル化した<SNS>の爆発的な進歩には着いていけずにいる、それを具現化する、その手段の根源たる、本来有るべきアナログ式の<基本的な社交術・人付き合い(ソーシャル・ネットワーク)>の欠落やその有り様のアンマッチした滑稽さや、人間の本来的に持つ欲望や嫉妬心など、普遍的で混沌としたドロドロとした人間群像などを描きたかったに過ぎず、そこを問題提起する媒体を、この映画に託して、この<フェイス・ブック>の創設過程の顛末をドキュメンタリータッチで描いたに過ぎないこととは思われますので、その作品自体の出来映えとしては非常に優れた作品かとも思われます。

    しかしながら、この作品に登場する人物は、皆、共感・共鳴するところがない様な人達ばかりが登場し、あえて共感し得る人物を挙げるとすれば、<フェイス・ブック>の共同創設者のエドゥアルド・サベリンと元カノのエリカくらいしか浮かばないくらいに、私の心の中には響かない人ばかりでしたのが非常に残念でしたね。

    また、作品的には非常に優れた作品では有るものの、足早にストーリーが展開し過ぎて、スピーディー且つリズミカルに進行し圧倒される作品はありましたが、この映画を観た後に残る<感動的な要素>が、一見したのみでは今ひとつ見当たらない点も残念と言えば残念でしたね。

    私的な評価と致しましては、脚本、編集技術、音楽、カメラワークと何れを採っても一級品の作品かと思われましたが、あくまでも私個人的な勝手な映画の趣味・好みの問題と致しましては、この<フェイス・ブック>の創設者であり、<異能者>たる天才プログラマーのマーク・ザッカーバーグをはじめとする、その他の登場する人物達には全く好感が持てませんでしたので、その点は、採点評価を下げざるを得ないのですが、それでも★★★★(80点)の高評価をつけさせて頂きました。

    私の個人的な趣味・好みの問題を除けば、ほぼ満点に近い点数を付ける逸品でした。

    そう言った意味合いでは、お勧め作品です。

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