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殺人の追憶 [DVD]

『殺人の追憶 [DVD]』を価格比較。★★★★(78点)『殺人の追憶』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

殺人の追憶 [DVD]
78点
監督 ポン・ジュノ
出演 ソン・ガンホ,キム・サンギョン,キム・レハ,ソン・ジェホ
発売日 2006年6月23日
定価 1,620円(税込)

 

価格比較

殺人の追憶 [DVD] 2,832円 (税込)
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殺人の追憶 [DVD] 売り切れ  

 

商品詳細情報

販売元 アミューズソフトエンタテインメント
発売日 2006年6月23日
リージョン 2
ディスク枚数 2
形式 DVD

関連商品



ぴあ映画生活ユーザーによる「殺人の追憶」のレビュー

  • 90点 刑事たちの魂の記録

    2007-09-18  by 次男坊

    未解決事件の映画化ですから、言ってしまえば犯人が逮捕されないという結末を初めから分かり切って観ているのに、それでもこれほど強く引き込まれてしまうとは、ポン・ジュノ監督の手腕と役者たちの熱演に脱帽です。
    刑事を主人公にした犯罪映画は世界中に星の数ほどありますが、捜査の難しさ、犯人への激しい怒り、そして逮捕できない無念さがこれほど強く胸に迫ってくる映画は他にないのではないかと思います。

    ソン・ガンホの役作りは相変わらず見事ですが、「気まぐれな唇」のキム・サンギョンもまったく見劣りしません。ソウルから来た洗練されたクールな刑事と思いきや、事件に翻弄されて次第に正気を失って行く演技は圧巻でした。
    更に脇役に至るまで登場人物のキャラが濃く、男の顔にこれほどの迫力を感じさせる映画は稀有です。

    この映画に対する批判的な意見に目を通すと理由はほぼ同じで、余りに稚拙でしかも人権を完全に無視した捜査への嫌悪感、それから卑劣極まりない犯人が逮捕されないことの後味の悪さですね・・・。
    十数年前の韓国では、軍事政権下でこの作品に描かれたような重大な人権侵害が行われていたことは大きな驚きですが、昨今の日本の冤罪のニュースを見ると、我が国も大差ないような気がします。

    まあ、ミステリーだと思って観ると肩透かしを食らうと思いますが、この作品は、地を這いつくばって犯人を追い続けた刑事たちの報われない魂の記録として脳裏に深く刻まれています。

  • 90点 やるせニャーーーーーい

    2015-06-02  by 猫ぴょん

    うわぁ・・・
    他に言葉が思いつかないヮ
    (-_-;)
    このどうしようもないやるせなさ

    警察内部のさらけ出し方の凄さ

    真実は?

    いやぁ・・・
    久々にちゃぶ台ひっくり返したくなる作品だヮw

    すごいヮ〜
    本当に韓国作品ってドスッとくるヮ!!!!!

  • 100点 ガツン!とやられた

    2004-09-03  by 嬉野桂花

    正直、韓国映画に偏見持ってました。
    やたらとクドイ演出とか、熱すぎる友情とか愛情とか、あとは何かにつけて北がらみだとか。
    それらの領域を越えないとこがあって、どの映画を観ても、もうちょっと他の分野で勝負して来いよー、とイライラしてました。だから、ハリウッドと同じように色眼鏡で観てたのです。

    この映画はですね、そんなわたしと同じように、韓国映画や現在の冬ソナ現象にちょいと辟易してる映画好きの皆様がたにこそ、ぜひぜひ観て頂きたい!
    映画好きと公言してる人なら、観なければいけない映画です。これを観ずして「映画大好き!」なんて言っちゃダメ!なんです。ほんとに。
    韓国の新進気鋭の紛れもなく天才の監督による傑作です。テンポに笑いにカメラワークは特別斬新ではないんだけれど、また突飛なこともしてないんだけど、それでもこの監督の世界観は独自のモノで、これが2作品目だとは信じられない完成度の高さです。
    特に、テーマが実話でしかも未解決の殺人事件。これを取り扱ったところに、この笑いとテンポと色彩をもってきてしかもコンパクトにまとめちゃうんだから、もう両手上げて「まいった!」と言うしかないよ。わたしが監督目指してたら、土下座して弟子入りしたいくらい。監督の顔知らないんだけど、彼の才能に惚れて寄ってくる人いっぱいいると思う。暴走してないし、冷静だけど情熱は伝わるし、おまけに溢れる才能の吐き出し口に窮して破綻してないもん。いやー、惚れちゃった。

    役者さんいいですねー。ソン・ガンホはみなさんベタ誉めだけど、よく分かる。ラストの彼の表情の切り替わるあたり、上手いなー。画面に吸い込まれそうになった。
    もう何も言うことないです。みなさん、ほんと見てください。内容は勿論暗いしやるせないけど、見終わった後落胆はしません。晩ご飯前に観ても大丈夫です。デートで観ても大丈夫。これ観て首をかしげる男だったら、ふっちゃっていいよ。
    無毛症のとこは笑った。

    この映画は最後まで「韓国らしさ」がどこにも見えず、「監督らしさ」に終始します。記憶に残る名作。迷ってるあなた、ぜひ見てください。

  • 90点 圧巻!

    2014-02-13  by Blue Rose

    鑑賞後のこの気持ちを、なんと表現すればいいのでしょうか?後味の悪さはもちろんのことなのですが、それ以上にとってもやるせない気持ちになりました。

    初めは「誰が犯人か?」「どうやって犯人を追い詰めて行くのか」ということに興味を持って観ていました。しかし、次第に刑事たちの人間像というか、その生き様のようなものに惹かれて行くようになりました。初めはソン・ガンホさん演ずる「田舎の刑事」たちのメチャクチャなやり方に嫌悪すら抱いていたのですけどね。
    でも、「田舎の刑事」も「都会の刑事」も、事件を解決したいという熱い思いは同じ。何とか犯人を逮捕したいと一生懸命捜査するのですが・・・。結局その努力・熱意は実を結びません。このあたりがノンフィクションというか、本当にリアルなところでしたね。本当に犯人に対してすぐそこまで迫ったのに・・・。本当に人生には、一生懸命頑張っても報われないことがあります。けれどそれでも人間は生きていかなければいきません。そのような「やるせなさ」を痛感させられました。

    みなさんおっしゃっておられるように、ラストは圧巻でしたね。ちょっと前にその場にやってきた男、まさにその顔は「普通の顔」。世間で時々起こる大きな事件の犯人は、きっと「普通の顔」をして、世間に紛れて「普通に」生きている・・・。そして「またちょっと懐かしくなって寄ってみた・・・」・・・新たな事件を予感させる後味の悪さ、日常に潜む「悪」の存在に、本当にぞっとしました。

    ラストのソン・ガンホさんの顔・・・俺の目を見ろ!と言ってるようでもあり、他のことを訴えかけているようでもあり・・・。とにかく、男たちのやるせない思いがお腹のあたりにズシンと溜まる、重い映画でありました。
    私は基本的に「後味の悪い映画」はあまり好きではないのですが、この映画は胸に響く、かなりの秀作であったように思います。

  • 90点 時代の歪みを浮き上がらせる

    2009-10-15  by iroha1234

    この映画を見てまず個人的に一番驚いたのは、物語の設定は80年代後半。日本がバブルに浮かれていた時代、お隣韓国でも高度経済成長期を迎えていたにも関わらず、舞台となる農村の光景が、まるで日本の昭和20〜30年代の農村部を思わせるかのようなみすぼらしさだったことである。

    そういえば自分が韓国に行ったときも、仁川国際空港からソウルに行くまでの間、閑散とした寒々しい風景が延々と続いてるのを見たっけなあ・・・
    経済成長が大都市の繁栄をもたらす一方、その繁栄から取り残された寒村。それは時代の大きなうねりがもたらした一つの歪みだとも言えるだろう。そして、時代から取り残されたその村で起こった連続殺人事件もまた、時代が生み出した歪みの一つと言えるのかもしれない。

    それはともかく、この作品におけるソン・ガンホ扮する刑事たるや、容疑者に対する拷問、自白の強要、証拠のデッチ上げ・・・もうメチャクチャである。
    この映画のモデルになった華城連続殺人事件が、結局未解決のままで終わった理由の一つとして、当時の韓国国内では反政府デモが頻発しており、警察当局はデモ抑圧などの公安対策に傾倒し、刑事事件の捜査や犯罪の抑止を軽視していたという点と、当時の韓国警察の捜査方針は自白第一主義に凝り固まり、緻密な物証の積み上げや科学捜査による裏付けを軽視していたことが挙げられるらしいが、これを見ているとそれもさもありなん、といった感じだ。

    それに対してキム・サンギョン演じるソウルからやってきたエリート刑事は、ソン・ガンホとはまったく正反対のキャラクターと捜査方針の持ち主。映画としては、この両者の対比と対立、やがてお互いを認め合い、協力して真犯人究明へ・・・とバディ刑事物ものとしてはお約束の流れとなるのだが・・・

    とにかく、映画全体を支配する言いも知れぬ圧倒的な重苦しさは凄ざましい。これに匹敵するのはデヴィッド・フィンチャーの「ゾディアック」ぐらいではないか(奇しくも両方とも実在の未解決事件を取上げてるな)。
    雨のトンネルを使った印象的なシークエンスや退色させたフィルムなどの技術的な側面のチョイス、エンディングまでの流れにも隙がなく実に見事。前半部分では韓国映画ではお約束と言ってもいい、ミストーン的な強引なお笑いシーンの挿入も散見するのだが、この作品に関して言えばその重々しさを中和する意味でも、これはこれで正解だったと思う。これは単なる猟奇殺人物・刑事ドラマを越えて、一つの時代を象徴的に浮き上がらせた歴史映画としても極めて完成度の高い快作だ。

  • 90点 恐れ入りました

    2007-10-10  by 月踊り

    傑作でした。

    エンディングが良かったですね。全編通してドシャ降りのような作品でしたが、ラストで観客に“晴れときどき曇り”のような複雑な余韻を与えました。絶妙です、これは紛れもなく監督の技量だと言えます。
    最後に少女を登場させたのは意外でした。ボクはベルナルド・ベルトルッチが『1900年』や『ラスト・エンペラー』でやったような手法を使うのかなあと思ったんです。
    きっと少女に語らせることで、この監督なりの、この事件を扱った事へのケジメをつけたんでしょうね。

    井筒某とかいう映画監督や、ここのレヴューでも書かれている方が、この作品に比較した日本映画の情けなさを指摘していました。大筋でそれは認めざるを得ません。要は“志”の問題なのだと思います。おそらく今の韓国映画界には、日本が1950〜60年代に黒沢明をはじめとした錚々たる才能が、「世界を喰ってやろう」という大いなる志を抱いて映画作りをしていた頃に近いパワーがあるのだと思います。

    10数年前、どこかの映画祭で外国の映画評論家に「日本映画は今描くもの(題材)を見失っている」と愛情ある酷評をされたことがあります。

    この韓国映画には、軍事政権下とはいえ、自国で起きてしまった闇の事件を自分たちの方法論で清算しようと試みる、映画人の前に民族としての執念がありました。それが映画の根本的なパワーにもなっていたんだと思うのです。
    現状としての日本映画と韓国映画の決定的な差は一国民として、一映画人としての批評精神なんだと思います。そしてその内側に向かうベクトルこそが真の意味で「国際的」になり得る題材なんじゃあないかと、この作品を観て考えさせられたのでした。

    何度も取り上げて恐縮なのですが、日本映画界は題名やサブタイトルを意味もなくアルファベットにするような愚行はそろそろ辞めて欲しい、みっともないの一言です。

  • 100点 韓国映画は遠く日本を抜き去った。

    2006-10-06  by 未登録ユーザDOUKEN

    俳優の演技の素晴らしさ、洗練された演出、完璧なまでの脚本、映像技術の高さ、どれをとっても超一級の作品です。最初の15分で只者では無い映画だと確信し、息詰る緊迫した展開、いつの間にか引き込まれていました。賛否分かれるラスト、主演ソン・ガンホのなんともいえない表情のアップにこの映画のテーマが凝縮されているように思います。素晴らしい映画だけど、なぜかもう観たくありません。怖くて観れません。それは、あまりにも生々しく、恐ろしい現実を我々に叩きつけてくるからです。

  • 90点 じわじわよかった。。

    2006-08-26  by kokoloko

    田舎町で起きた連続殺人事件。
    危機感のなさすぎる住民たち。
    手がかりのなさで苛立つ町の刑事。
    じわじわと見ている者にも伝わる臨場感。
    魅せてくれますね!
    『グエムル』で知ったポン・ジュノ監督の
    傑作と聞き、早速DVDで鑑賞しましたが、
    あまりの見事さに圧倒されました。
    ラストが特にいいですね。。。
    もう一回じっくり見たいと思います!

  • 80点 トンネルを抜けるとそこは…

    2005-09-26  by rabbit

    なんだか妙に不安な気持ちになる映画でした。

    外から襲ってくる恐さではなくて、
    すぐ側にある闇に気付かされてしまうような。

    考えてみれば、私達は普段「自分の体」のことすら、
    ろくに把握できずに生きてるんですよね。

    …日常は、こんなにも不安定な場所だった。

    観る前は、ありがちな刑事ものを想像してたんだけど、
    全然違いました。面白かった。

  • 80点 この哀しさと虚しさは何だろう

    2004-09-07  by 未登録ユーザぽんちゃん

     大変評価の高い本作、DVDで鑑賞した。
     映像と音楽は素晴らしい。引き込まれた。脚本は、どうかなぁ。そんなはずはないだろう、というエピソードの連続だった。実際の事件のいろいろな要素をアレンジしているのだろうが、本当の警察が、いくら何でもあんなにいい加減なわけはないだろう、と首をかしげてしまった。
     ただ、この作品は、整合されたストーリーを追うためのものではないと思う。監督自身が言っているように、現実の社会とその中で右往左往する人間を描こうとしたのであれば、非常に完成度の高い作品だと言わざるを得ない。次々と脈絡なく現れ、唐突に消えていく容疑者たち、あくまで曖昧な結末、この居心地の悪さ、不気味さ、虚しさ、これこそが現実なんだよ、と言われれば、その冷徹な視線の前に立ちすくむしかない。
     結論として、エンターテインメントとしては、個人的にはあまり評価できない。しかし、一人の映像作家が「個人と社会」を描こうとした作品として見ると、それは、見事に成功していると思う。
     多分、作品の隅々に、当時の、そして現代の社会に対する様々なメッセージがあるのであろうが、いかんせん、外国人としては、細かなところまでは読み取れない。韓国の人たちの感じ方は、全然違うのだろうな、と想像するのみである。

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