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バベットの晩餐会 HDニューマスター [DVD]

『バベットの晩餐会 HDニューマスター [DVD]』を価格比較。★★★★(76点)『バベットの晩餐会』に対するみんなのクチコミ情報などもあります。

バベットの晩餐会 HDニューマスター [DVD]
75点
監督 ガブリエル・アクセル
出演 ステファーヌ・オードラン,ジャン=フィリップ・ラフォン,グドマール・ヴィーヴェソン,ヤール・キューレ,ハンネ・ステンスゴー
発売日 2011年11月26日
定価 4,104円(税込)

 

価格比較

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商品詳細情報

販売元 紀伊國屋書店
発売日 2011年11月26日
リージョン 2
ディスク枚数 1
形式 DVD


ぴあ映画生活ユーザーによる「バベットの晩餐会」のレビュー

  • 100点 奇跡の様な映画

    2011-04-04  by RUNA

    間違えて質問/議論に投稿してしまったので再投稿です。
    .....とても地味で静かな映画です。
    舞台は寂れた漁村、題材はフランス料理がらみ。
    ....評判高いけど、これ本当に面白いの??.....と、
    一見とっつきにくい映画ですが、
    ぜひ観ていただきたい1本です。

    これだけ抑揚も無く、可愛い子供も出ず
    淡々と展開されるストーリーの中に、ささやかな恋愛と
    友情と、そして大いなる職人(芸術家)魂がギッシリ
    詰まってる、極上のフルコースです!

    この映画以降、あらゆる料理癒し系映画が出来ましたが
    これを観た時程の感動は味わえません。

    人それぞれ感動のツボは変わって来ると思いますが
    私の場合は、主人公のバペットの誇り高い職人魂に
    ノックアウトされました。
    どんな状況においても背筋をのばし、その場で
    出来る限りのベストを尽くす。
    それを大袈裟でなく、淡々とこなしていく、
    クールな彼女に、生き方を教わった思いです。

    崇高ですらありますが、決して難しい映画ではありません。
    ちょっと寒い日に、暖かい飲み物と一緒にどうかしら?
    身体も心も暖まると思います。

    .....余談ですが、私がこの映画を観たのは大学時代、
    映画好きの先輩に、『今年のNO.1だ』と紹介されたのを
    きっかけに、当時付き合ってた彼と観に行きました。

    終了後、隣に座ってた彼に、眠そうな顔で
    『.....面白かった?どこが?』と聞かれ、
    寂しい気持ちになった覚えがあります。

    そして、今ではこの映画を教えてくれた先輩が
    私の夫です。

    色んな意味で、私にとって大切な映画であります(笑)

  • 90点 ワインはクロ・ヴージョ1845年

    2014-10-15  by デニロ

    2011年の正月。単身赴任生活を送っていた時に観た一篇。午前10時の映画祭。

    その頃映画を見た後はどーでもよいラーメンなんかを食べて空腹だけを満たしていた。赤毛のアンじゃないけれど、自分が努力して取れるものなら何が何でも取って見せる、という覚悟で臨んでいた国家資格にその前年も落ちていた。

    寒々とした北欧の海辺の町。嗚呼、気が滅入るなぁ。神職。不味そうなスープ。敬虔な姉妹。一体どんな話なんだ。こんな画面が続くのは耐えられない。姉妹の前にバベットが登場すると、不味いスープも美味しくなる。うん、話が徐々に変わってきた。謎の女。

    ひょんなことから手にした大金を使ってバベットは晩餐会の料理を作らせてくれと姉妹に頼む。彼女の頼んだ食材が届く。ウミガメ、ウズラ、ウシの頭諸々。敬虔な姉妹は罰が当たるのではと、困惑の表情。

    お客の中にいた姉妹の片割れの昔のおもいびと。彼がパリにいた頃を思い出しつつ提供された料理に賛嘆の声を上げ始めるともはやわたしの中の気持ちは大きく変わっていくのだった。それは映画の中の招待客も同じで恐るおそる食して見ると、まあ美味しい笑顔は隠そうとしても隠しきれません。

    バベットは言う。芸術家が次善のもので喝采を浴びるのは恐ろしいことです。こころの中で最善を尽くさせてほしい、機会を与えて欲しいと世界中に叫んでいるんです。

    観終えた後の昼食はどーでもいいようなもので済ますわけにはいかなかった。その日の昼食はカキフライ定食。食べながら涙が出てきた。

  • 80点 舌、この小さな筋肉は

    2014-10-27  by 小波

    おいしそうな料理が登場する映画は数多あるが、この作品に出てくる料理は格別に、五臓六腑に染みいるようで、泣けてくる。

    19世紀、デンマークの小さな漁村。いつも曇天で寒々しい。ルター派の牧師の娘である姉妹が、慎ましく穏やかに暮らす日々に、淡いロマンスが訪れる。ロマンスの当事者たちが皆、不器用で一途で微笑ましい。やがて、年齢を重ねた姉妹の前に、突如現れる、フランス人女性、バベット。彼女が、姉妹や村人たちの静かな生活にもたらす活気が、清々しい。

    バベットが思いがけずに得た大金で、晩餐会を催すことを思い立ち、準備を進める様が、何とも楽しい。あの寒々しい村に、ウミガメ、ウズラ、牛が、列を成して運び込まれていく光景が壮観だ。そのあまりにミスマッチな、見慣れぬ光景に、当時のルター派の信仰がどれほど禁欲的なものであったのかは知らないけれど、姉妹や村人たちが衝撃を受け、恐れおののいてしまうのもわかる気がする。

    こわごわ晩餐のテーブルについた村人たちが、次第に、料理によって心をほぐされていく。観ている私まで、食べたこともないのに、ウミガメのスープの豊潤な味わいに満たされた気分になる。

    暴飲暴食はもちろんいけないけれど、おいしい料理を感謝して味わうことは、神様を賛美することだ、とある聖職者の方が言っておられたが、本当にそうだと思う。神様は、よいことを口にするためだけではなく、料理を味わうためにも舌をくださったのだから。

    「天国に持って行けるのは、人にあげたものだけだ」と、姉妹の父である牧師が言っていたそうだ。「天に宝を積む」という聖書の言葉があるが、バベットはまさに、宝くじで得た大金を天に積んだのだ。神様はそんなバベットを慈しみ、バベットの料理を通じて、豊かに村人たちの心を満たされたのだろう。

    「貧しい芸術家はいません。芸術は人を幸せにします。」というバベットの言葉。

    ああ、本当にそうだ、と思う。だって、好きなシアターの片隅に陣取り、大きなスクリーンでこの映画を観て過ごした時間は、本当に私の心を潤し、幸せな気分で満たしてくれたもの。

    東京ごはん映画祭、今年もご馳走様でした。

  • 80点 美味しい料理に満たされて

    2014-05-20  by 流離

    レンタルにて。あまり動きのない、淡々とした静かな作品でした。全体的に暗く寂れた村の風景なので、余計に重く感じられるのかもしれません。ただ、画面の中の穏やかな海、草原を渡る風、満天の星空など、自然が描かれた画面が絵画のようですてきでした。

    生きるために必要な栄養を摂ること、食べることの意味はそうなのでしょうが、それだけではなく、心も満たされるのだな、と。バベットの料理を見て、そんなことを再認識させられました。


    惜しむらくは、画面から香りが出ないこと!

  • 50点 猫に小判、馬の耳に念仏

    2010-10-01  by カメラマンのあっきー

    『午前十時の映画祭』第33週。六本木ヒルズで鑑賞。

    1987年のデンマーク映画。
    「そんなに古くないじゃん」と思ってみたら、この映画祭、「羊たちの沈黙」や「ショーシャンクの空に」など90年代の映画も取り上げていたんですね。
    ときに、デンマーク映画?
    デンマークって映画作っているの?
    この映画を作った監督のガブリエル・アクセルはフランスで10年間映像制作を行っていたそうだ。納得。

    映画は終始蛍光灯かぶりっぽい緑がかったパステル画のような色調が美しい。このような色調の映画を初めて観た。

    だが、ストーリーも画調と同様に淡々としていていたって盛り上がらない。

    舞台となる村は超高齢化社会。子供も若者もいない。お年寄りだけが住む村。
    しかもみな懐疑心の塊のような人たちでよそ者どころか長年一緒に暮らしてきた仲間たちにも本心を明かさない。
    こんな村にはけっして住みたくないな。
    パリの最高のレストランのシェフがふるまう料理にも「何を食べさせられるかわからない」と言って料理の感想を絶対に言わないよう口裏を合わせている。

    …なんてもったいない話だろう…。

    あの食器の片付けが大変だろうなぁといらない心配をしてしまった。

  • 100点 幸せな料理の映画

    2005-03-12  by 未登録ユーザnico

    革命でパリを追われたバベットは、料理人としての才能を封じ、海辺の寒村でひっそりと暮らす事を決意する。それを受け入れる老姉妹も、若かりし頃、もっと華やかな世界に生きる道を選ばずに故郷に残った過去を持つ。この3人の生き方が感銘深く、潔く美しい。
    そうして、本当に美味しい料理は人の心を開く力を持っている、という事をこれほど見事に描いている映画もないと思う。
    厳格な教義によって、美食は罪、と思い込んでいる老人たちの険しい顔が、食事が進むにつれて和らいでいく。固い心もほぐれてお互いに労り合い、星空の下で手を取り合って賛美歌を歌う
    シーンは何度思い出してもいいなぁ!と思った。こういう幸せな食事を演出したバベットも料理人冥利に尽きただろう。黙々と料理の腕をふるう姿がカッコ良かった。
    これが公開された頃(確かバブル崩壊前)あちこちのレストランで、”バベットの晩餐会を再現する”とかいうのがあったけど、この映画の精神と正反対な事のように思えてしまった。
    今DVDもビデオも入手できないのが本当に残念です。

  • 90点 マスターピース!

    2016-09-05  by odyss

    むかしロードショウで見て、最近久しぶりにデジタルリマスター版で再見。
    このサイトではデジタルリマスター版には別にページがありますが、投稿数が多いこちらにレビューを載せます。

    むかし見た時もいい映画だと思ったけれど、約30年ぶりに見て同じ感想を持ちました。

    全体は寓話的で、あまりリアリズムで考えてはいけない、そう心得て見ること。

    最初は、デンマークの僻地で伝道に従事する牧師と、その美しい二人の娘の話。
    牧師は、自分は晩婚ながら結婚して娘二人をもうけたのに、娘二人は伝道に生きよと言って、求愛者がそれぞれいたのに結婚を許さない。勝手な親父ですが、筋書き上はこうしておかないと後半の展開がないので、仕方がないんでしょう。

    クライマックスは、やはりパリの料理人だったバベットが、たまたまお金を得て、デンマークの寒村で一度きりの豪華なディナーを作り、村の人々に味わってもらうところ。村の人々にはパリでも最高と言われた料理人のディナーの真価は分からないのですが、ひとりだけ、それが分かる人間がいる、というところがミソ。

    最近は料理にまつわる映画も多いんですが、この作品は料理の描写はもちろんですけど、人生の喜怒哀楽をそれとなく描いているところがまたいいんです。

    マスターピースとして後世に残る映画でしょう。

  • 70点 心のこもった料理は人を元気にさせる

    2016-04-17  by トラップ大佐

    おいしい料理、心のこもった料理は人を元気にさせるというメッセージを受ける映画。プロテスタントのようだけれど、強い信仰を持つ人々の暮らしも見えました。自分の娘を右手と左手と称して自分の為にというか、神の為に使うのはどうになのかと思うけど、神の元では正当化されているのだろうか。14年も宮廷料理を作っていない人でも、材料さえあれば見事な料理が作れるのかという疑問は言わないようにしよう。日本も同じだけれど、農村、漁村にいくと高齢化社会になっていて、10年後がどうなっているのか、バヴェトのその後もとても心配。フランスの宝くじの仕組み、日本とはだいぶ違うようでした。クロ・ヴィージョのワイン、飲みたくなりました。

  • 100点 祝祭に招待します。

    2016-03-01  by レビュアンローズ

    この映画を見ると幸福になります。
    同時に敬虔な気持ちを持つのはなぜでしょう。

    1987年に公開されたデンマーク映画。
    19世紀のデンマーク片田舎、牧師である父を助けて結婚もせずに過ごした老姉妹が、フランスから亡命してきた女性バベットを助け、家政婦として雇います。
    ちょうど姉妹は父の生誕100年の晩餐会を企画し村人を招待してパーティーを開催することに。
    その料理をバベットが作りたいと希望し、バベットの晩餐会が始まるというストーリーです。

    一見地味な映画です。
    ハリウッド的なストーリの盛り上げも、派手なアクションもありませんが、静かな陽光のように少しずつ気持ちが暖かくなっていく、そんな映画です。

    この物語の中で、明瞭な悪役は一人も出てきません。
    事件らしい事件もありません。
    それでも見ていて退屈でないのは、人々を無言のうちに苦しめる過酷な自然と、その苦しい日々の暮らしをつましく過ごす村人の暮らしが対比として、緊張関係を作り上げてるせいではないでしょうか。

    本当に日々の暮らし自体が、過酷な自然に対する人間の小さな勝利を示して、既に感動的です。

    こういう生産性の悪い土地では、神というものを拠り所にしなければ、人々は生きていけないだろうなと素直に納得できます。
    そして老姉妹は自らの恋も封印して、神に仕える道を選びます。
    それは、その村の人々が生きていく為に不可欠な祭祀を担うという選択です。
    つまりこの村の人々は、この老姉妹も含め「生きる=命を維持する」という必要最低限の事に全力を傾け、かろうじて命をつないでいるのです。

    しかし考えてみれば、過去の歴史の中で「命を維持する」事に不安を持たなくなったのは、先進国では第2次世界大戦後、先進国以外では未だに不安が完全に払拭できてい無いというのが実情です。
    人類は「命を維持する」という、その目的を満たすために人類史の99%を費やしてきたのです。
    それはギリギリの条件の中で、その日一日が過ぎれば心の底から神に感謝せざるを得ないほど、過酷な日常だったことでしょう。

    そういう中で、生きるための糧=食糧が神の恩寵として認識されるのは必然でしょう。

    この映画の中でバベットが集めた、この世界に生まれた最高の素材。
    それは等しく神より命を授かった、人間以外の生き物を、人間の為に犠牲にする行為に他なりません。
    それは神の作った秩序、生命の連環を完遂することを意味します。

    それゆえバベットは敬意を持って調理し、その命の中から最高の滋味を引き出すのです。

    結果として、バベットの作り上げた料理は、命を維持する大事な栄養であるだけでなく、大げさにいえば、神の創り給うた宇宙の調和を現出するものとなるでしょう。

    この晩餐会が、あたかも宗教行事のように見え、おのずと世界に対して敬虔な気持ちを持たざるを得ないのは、そんな事情によると思うのです・・・・

    司祭バベットの祝祭にようこそ。
    あなたのお腹と心を温めます。


    *ブログやってますm(_ _)m http://hirahi1.seesaa.net

  • 70点 美味いものを食いに行こう。

    2015-04-18  by ニコラ

    後半の料理が圧巻。前半は退屈です(宗教に理解のある人でも前半の構成は首肯できないと思う)。後半の本格料理は、この部分だけでも1本の映画になるくらい圧倒的! 映っていた生きてる鶉や動いている海亀はこの作品のために本当に料理されたんだろうな、南無阿弥陀仏。タバコは7本。
    ガブリエル・アクセル:1918年(大正7年)4月18日〜2014年(平成26年)2月9日、95歳。

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