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『食べる女』の映画論評・批評


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主演級女優たちによる絶妙な群像劇
あけすけ版『かもめ食堂』

written by:よしひろまさみち
(2018/09/20更新)

ジャンル 人間ドラマ
気分 原作が有名です
製作年/国 2018年/日本
配給 東映
ヘッド館 丸の内TOEI
時間 111
公開日
監督
PG12

 


『食べる女』


筒井ともみ原作の短編小説を、彼女自身が脚本・企画した本作は、文字どおり“食べる”ことで女性が輝きを放つことを描く群像劇だ。“食べる”にはふたつの意味があり、ひとつは食事、もうひとつはセックス。おいしいものを楽しく食べることで、心身共に健康になり、健康な状態で愛のあるセックスをすることで、さらに心が優しくなる。当然といえば当然だが、とかく他者のことで振り回されがちな現代に生きる女性が忘れてしまっていることを、淡々と、それでいてズシリと胸に響くドラマとして描き出している。なにせ集まった女優陣が、全員主演級。演技の面での不安が一切なく、彼女らのあけすけな会話や、年相応等身大な役回りに集中できるのが素晴らしい。脚本とキャスティングが勝利した“2010年代の『かもめ食堂』”といった風合いだ。

全世代の女性像がそれぞれ描かれるため、どこかに自分を探してしまう。それは女性のみならず、意外かもしれないが男性も。何をするにもタラレバに陥りがちな人ほど、この作品にはハマるだろう。人生に明確なお手本はない。それぞれがそれぞれの人生を楽しむことこそ、健やかになれることを教えてくれる。

 

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食べる女

(C)2018「食べる女」倶楽部

 

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