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『クワイエット・プレイス』の映画論評・批評


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今年“最恐”間違いなし!? 音を立てたら即死ですよ!

written by:高橋諭治
(2018/09/20更新)

ジャンル ホラー
気分 ハラハラドキドキ興奮します
原題 A QUIET PLACE
製作年/国 2018年/米
配給 東和ピクチャーズ
ヘッド館 TOHOシネマズ 日比谷
時間 90
公開日
監督

 


『クワイエット・プレイス』


先の4月に全米公開されるや、『ゲット・アウト』などの近年大評判になったホラー映画の興収を超える大ヒットを記録した『クワイエット・プレイス』。いったい何が観客を震え上がらせたのか。そのキーワードは、ずばり“沈黙”だ。

捕食性の“何か”によって、人類の大半が殺された2020年。その目に見えない“何か”は音に反応して猛然と襲いかかってくるため、絶対に音を立ててはならない。アメリカの緑豊かな田舎を舞台に、そんな極限状況を生き延びてきた親子4人の姿を映し出す。

一切の音が厳禁のため、本作における唯一の登場人物である一家は手話でコミュニケーションをとり、家の外を歩くルートには足音防止用の砂を撒いておく。好きな音楽を大音量で聞いたり、ストレス発散のために叫ぶなんてもってのほか。しかしいくら涙ぐましい工夫を凝らしても、完璧な静寂を保ち続けるのは容易ではない。もしも誤って音の立つ何かを踏んだり、手から滑り落としてしまったら、数秒以内に容赦なく残酷な“死”にのみ込まれるはめになる。

ハリウッドのホラーは仰々しい視覚効果や音響を盛りつけて恐怖を煽るのが常だが、本作の発想はまったく逆。“沈黙”というたったひとつのサバイバルのルールを設けたことによって、一家が食料調達のために外出したり、トウモロコシ畑に囲まれた敷地内を歩くといった何も起こらないシーンにまで並外れた緊張感を吹き込むことに成功した。そもそもこのジャンルの恐怖の本質は、怪物や悪霊に襲われる瞬間ではなく、それに至る前に登場人物が危険を察知して息を潜めたり、身を隠すシークエンスにある。ゆえに本作の観客は鑑賞中ずっと耳をそばだて、ポップコーンを食べる手を止めてしまうほど一家の運命に感情移入することになる。最後まで悲鳴を上げずに耐えられるか、ぜひお試しを!

 

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(C)2018 Paramount Pictures. All rights reserved.

 

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