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『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』の映画論評・批評


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"歴史は繰り返す"を立証する巨匠の熟練ぶり

written by:清藤秀人
(2018/03/27更新)

ジャンル 社会派ドラマ
気分 ハラハラドキドキ興奮します
原題 THE POST
製作年/国 2017年/米
配給 東宝東和
ヘッド館 TOHOシネマズ 日比谷
時間 116
公開日
監督

 


『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』


ベトナム戦争が泥沼化の一途を辿る1971年、ペンタゴンが隠していた機密文書を巡る政権VSメディアの互いに生き残りをかけた攻防の、何とタイムリーなことか!?

本当は負け戦なのに、国民に対して大丈夫と嘘をつき、膨大な人命と軍事費を湯水のように投入し続けた米政府の失政。それを白日の下に晒し、積み重ねた事実から真実を紡ぎ出していくメディアの良心。ふたつがせめぎ合う約半世紀前の実録ドラマが、こうも今とまるで申し合わせたようにリンクするとは思ってもみなかった。そう、特にこの日本では。

同時に、ライバルのニューヨークタイムズ紙と連動し、文書の掲載に踏み切るワシントンポスト紙ならではの政権との微妙な距離感、男性主導の新聞社経営を任され、女だからと蔑視されてきた女性オーナーが、女だからこその潔さで最終決断を下す痛快さも、本作の味わいどころ。

メディア、わけても廃れゆく新聞文化へのエールだけでなく、細部には現代に直結する生臭い要素を盛り込む熟練ぶりは、さすがにスティーヴン・スピルバーグ。"歴史は繰り返す"の法則を映画で立証し続けるその凜とした姿勢に、寸分の老いも感じられない。

 

1

(C)Twentieth Century Fox Film Corporation and Storyteller Distribution Co., LLC.

 

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