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『累-かさね-』の映画論評・批評


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キスをするたびに顔の交換を重ねるふたり
その欲望と嫉妬の先は

written by:森祐美子
(2018/09/06更新)

ジャンル 人間ドラマ
気分 原作が有名です
製作年/国 2018年/日本
配給 東宝
ヘッド館 TOHOシネマズ 日比谷
時間 112
公開日
監督

 


『累-かさね-』


天才的な演技力を持つが、容姿に強烈なコンプレックスを抱くヒロイン・累(かさね)。大女優だった母が遺した不思議な口紅を使ってキスすることで、美貌の女優・丹沢ニナの顔を奪い(ただし一定時間が過ぎると元に戻る)、表舞台での成功を手に入れようとするが……。原作は同名の人気漫画。江戸時代の怪談『累ヶ淵』をモチーフに、『かもめ』や『サロメ』などの劇中劇を交え、美醜をメインテーマに描く意欲作だ。

男と女、親子など、他人と中身が入れ替わる映画は多くあるが、土屋太鳳と芳根京子が演じるのは、若い女性同士の入れ替わりで新鮮味あり。土屋はプライドの高い大根女優・ニナの欲望や嫉妬を生々しく演じるだけでなく、駆け出しの舞台女優・ニナ(内面は累)として健気で繊細な演技を見せ、『サロメ』では得意のダンスも披露する大活躍っぷり。一方、芳根も内気な累と、累の顔をした強気なニナの心の動きを見事に演じ分けている。それぞれの野望のため、顔の交換を重ねるうち、変化する累とニナの関係。やがてあいまいになる本物と偽物、現実と虚構の境。土屋と芳根の熱演が物語を突き動かし、強烈な余韻を残す1本。

 

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【関連作品】
累-かさね-

(C)2018映画「累」製作委員会 (C)松浦だるま/講談社

 

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