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『グッド・タイム』の映画論評・批評


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バッド過ぎるこの現実から「逃走せよ!」と、
作品が叫び続けている

written by:宇野維正
(2017/11/01更新)

ジャンル 人間ドラマ
気分 ハラハラドキドキ興奮します
原題 GOOD TIME
製作年/国 2017年/米
配給 ファインフィルムズ
ヘッド館 シネマート新宿
時間 100
公開日
監督
R15+

 


『グッド・タイム』


コーエン兄弟、ウォシャウスキー姉妹、近年台頭してきたルッソ兄弟、ダファー兄弟(『ストレンジャー・シングス 未知の世界』)。アメリカのエンタテインメント界にはいずれも突出した個性を誇る“兄弟”監督が存在するが、本作のサフディ兄弟はそこに新たに加わる存在だ。完全なインディペンデント体制で製作された前作(初長編)『神様なんかくそくらえ』を観たロバート・パティンソンが、自ら監督にアプローチしたことから実現した本作は、ニューヨークの下町クイーンズを舞台にしたクライムスリラー。とはいえ、薬物中毒者の他者に対する依存と拒絶を徹底的なリアリズムで描ききってみせた前作同様、本作で焦点が当てられているのも、犯罪に手を染めるしかないところまで追い詰められた人間のリアルな生き様だ。

驚かされるのは、パティンソン演じる主人公の共犯者にして、精神障害を持つ弟の役で迫真の演技を披露しているのがベン・サフディ、つまり監督サフディ兄弟の弟であること。兄が脚本を書き、弟が演じ、ふたりで監督をする。そんな前代未聞の体制で作られた本作は、過去のどんな映画にも似ていないパワフルな語り口とスピード感で観る者すべてを圧倒する。

 

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【関連作品】
グッド・タイム

(C)2017 Hercules Film Investments, SARL

 

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