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『ルージュの手紙』の映画論評・批評


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スポットライトの当たらない女性の生き方を
すがすがしく照らし出す

written by:佐藤久理子
(2017/12/07更新)

ジャンル 人間ドラマ
気分 しみじみと感動できます
原題 SAGE FEMME
製作年/国 2017年/仏
配給 キノフィルムズ
ヘッド館 シネスイッチ銀座
時間 117
公開日
監督

 


『ルージュの手紙』


フランスで共に大女優と目されるふたりのカトリーヌ、ことカトリーヌ・ドヌーヴとカトリーヌ・フロ。両者の初共演を指揮するのが、女性の生き方を情感豊かに描き出すことに長けた『セラフィーヌの庭』や『ヴィオレット−ある作家の肖像−』で知られるマルタン・プロヴォ監督とくれば、否が応でも期待は高まるというもの。実際本作はそんな欲求に応えて余りある、人生について、生き方について深く考えさせる物語だ。

助産婦として献身的に生きてきたクレールの元に突然、何年も前に姿を消した血のつながらない母、ベアトリスから連絡が入る。父親の死を彼女のせいだと思っているクレールは、奔放で身勝手なベアトリスを恨んでいたが、それでも好奇心から会いに行く。以来ベアトリスのペースに押し切られるうちに、クレールの人生にも新たな風が吹き始める。ますます芸域を広げているドヌーヴのはじけっぷりにも瞠目だが、ここで強調したいのがフロの存在だ。受けの演技ながら、ベアトリスとは対照的に地味でスポットライトの当たらないクレールの人間的な魅力をしっかりと引き立たせているのはさすが。心に軽やかな風をもたらしてくれる。

 

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ルージュの手紙

(C) CURIOSA FILMS - VERSUS PRODUCTION - France 3 CINEMA (C) photo Michael Crotto

 

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