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『パディントン2』の映画論評・批評


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ハチャメチャなノリとアクションの裏で光る
深みのある物語

written by:よしひろまさみち
(2018/01/19更新)

ジャンル ファンタジー
気分 ほのぼの気分を味わえます
原題 PADDINGTON 2
製作年/国 2017年/英=仏
配給 キノフィルムズ
ヘッド館 TOHOシネマズ 新宿
時間 104
公開日
監督

 


『パディントン2』


2015年に初めて実写映画化された『パディントン』。日本では今ひとつ知名度が薄いものの、日本人が大好きなクマキャラが主人公のファンタジー映画だ。CG化されたパディントンが若干キモい、という声も聞こえたが、本編を観たら印象は一変した人が多い。英国紳士のマナーを身に着けた子グマの可愛さ、ベン・ウィショー(日本語吹き替え版は松坂桃李)の声のハマりっぷり、わかりやすいストーリー、と三拍子揃った愛されキャラムービーとなったのだ。

あれから2年、続編が完成したが、前回のハチャメチャでコミカルな展開を踏襲しつつ、子供はもちろん、大人にとっては考えさせられるテーマを内包した傑作に仕上げてきた。パディントンが骨董品泥棒と間違えられ刑務所に入れられてしまい、真犯人のフェニックス探しとパディントンの冤罪を晴らそうとするブラウンさん一家の奮闘を描いている……が、大人がハマるのはその大騒動ではない。

パディントンは心優しいブラウン一家の一員として迎えられたばかりではなく、街の一員としてちゃっかり愛されキャラになっている。刑務所内ですら、パディントンは持ち前の謙虚なキャラで、猛者どもを優しい気持ちにさせてしまうほど。だが、彼の外見だけで「怪しい、信用できない」と反発する者も一部いる。その対立構造は、まさに今、世界中で問題になっているマイノリティへの差別・偏見とダブるのだ。この時期に、この映画でこのテーマをぶつけてきたという勇気に拍手を送りたい。

 

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【関連作品】
パディントン2

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