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『アナベル 死霊人形の誕生』の映画論評・批評


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少女残酷物語を紡ぐ『死霊館』ユニバースの極北の恐怖

written by:相馬学
(2017/10/04更新)

ジャンル ホラー
気分 コワ〜い体験ができます
原題 ANNABELLE:CREATION
製作年/国 2017年/米
配給 ワーナー・ブラザース映画
ヘッド館 新宿ピカデリー
時間 110
公開日
監督
PG12

 


『死霊館』に登場した、呪いの人形を中心に据えた『アナベル 死霊館の人形』の続編。『死霊館』シリーズが家族や夫婦のドラマに重きを置いているのに対して、こちらは恐怖を描くことに徹する。

物語はタイトルどおり、呪われた人形アナベルの誕生秘話を背景にした前日談。愛娘を事故で亡くした人形師の夫妻と、彼らの屋敷に間借りすることになった孤児の少女6人と、その世話をするシスターが、怪現象からのサバイバルを強いられる。『死霊館』と同様に少女たちが悪霊の格好の標的となるのだが、こちらはより過激で容赦ナシ。中心となるのは足の不自由な女の子で、昇降機がなければ階段の上り下りもできず悪霊からも素早くは逃れられない。そんな設定でスリルを高めつつ、後半は『エクソシスト』のような悪魔憑きへと発展し、衝撃のクライマックスへ。『ライト/オフ』で長編デビューしたホラー界期待の俊英デイビッド・F・サンドバーグの、陰影を活かしたショック演出はさらに冴え渡り、暗闇に置かれた少女たちの恐怖を生々しくすくい取る。今後『死霊館』はユニバース展開され、さらなるスピンオフ作品が作られるが、本作の極北と言うべき恐怖はひとつの指標となるかもしれない。

 

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(c) 2017 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC

 

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