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『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』の映画論評・批評


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世界最高峰テクニックと才能ゆえの深い苦悩……
天才の素顔に最接近

written by:斉藤博昭
(2017/06/27更新)

ジャンル ドキュメント
気分 ハラハラドキドキ興奮します
原題 DANCER
製作年/国 2016年/英=米
配給 アップリンク=パルコ
ヘッド館 ル・シネマ
時間 85
公開日
監督

 


『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』


天才にしか見えない風景。そして天才ゆえに味わう苦悩。このドキュメンタリーは、そんな貴重な瞬間を何度も捉え、ダンサーが天職である主人公の素顔に肉薄する。英国ロイヤル・バレエ団で史上最年少(19歳)のプリンシパルになるも、全身にタトゥーを入れるなど、自由な生き方を求めたセルゲイ。人気の最盛期にロイヤルを退団した理由にも、今作は鋭く迫っていく。ダンサーの過酷な日常は過去にも描かれてきたが、この作品でも、本番直前に軍人用のドリンクを飲み、楽屋に戻ると重病患者のように倒れ込むなど、痛々しい姿が収められる。ステージで見せる世界最高峰の超絶テクニックと、この舞台裏のコントラストが衝撃的だ。ハイレベルの振付もこなしてしまう天才ゆえに、休むヒマもない“労働”が続くのである。自分のために出稼ぎに行く家族との関係を、ベタな感動として描かないのも好印象。

ロイヤル退団後、ハワイで収録したパフォーマンス(YouTubeでも有名になった)は、そこまでの苦悩を踏まえて観ると開放感が半端ではない。アーティストが手にした自由は、俳優業の可能性も模索する。年末公開のオールスター共演作『オリエント急行殺人事件』が楽しみだ。

 

1

(C)British Broadcasting Corporation and Polunin Ltd. / 2016

 

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