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『8年越しの花嫁 奇跡の実話』の映画論評・批評


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ハッピーエンドに向けて過剰な演出がないからこそ
伝わるもの

written by:森祐美子
(2017/12/14更新)

ジャンル ラブ・ストーリー
気分 原作が有名です
製作年/国 2017年/日本
配給 松竹
ヘッド館 丸の内ピカデリー
時間 119
公開日
監督

 


『8年越しの花嫁 奇跡の実話』


結婚を間近に控えた花嫁が、突然の病に倒れ昏睡状態に。いつ目覚めるかも分からない状態の中、彼はずっと待ち続ける……。岡山県在住の中原さん夫妻の実話を基にしたラブストーリーで、タイトルからして結末は明らか。なので、その過程をどう描くかが勝負だが、『64−ロクヨン−前編/後編』でも確かな演出力を見せた瀬々敬久監督は、映画の結末に至るまでの彼らにとっての日常を、過剰にドラマチックに演出することなく、丹念に綴っていく。

病気との闘い、リハビリ他、数々の試練も描かれるが、どこかすがすがしいのは、『ひよっこ』も手がけた脚本家・岡田惠和の手腕に加え、演出はもちろん、役者陣の好演によるところが大きい。彼女・麻衣の回復を信じ、涙を見せずに気丈に振る舞う彼・尚志。尚志を気遣い、麻衣と別れてほしいと告げる麻衣の両親。尚志を見守る同僚や社長。そして病に打ち勝とうとする麻衣……。誰もが懸命に生きていて、誰もが温かい。

そうして日々を重ねたその先にあるささやかな幸せが、これほど尊く、輝いて見えるとは。でも、誰の人生もこんな輝きを放つポテンシャルにあふれているのかもしれない。そう思わせてくれる作品。

 

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(C)2017映画「8年越しの花嫁」製作委員会

 

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