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『パワーレンジャー』の映画論評・批評


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海外で独自の発展を遂げた戦隊ヒーローが大活躍!

written by:斉藤博昭
(2017/06/27更新)

ジャンル アクション
気分 ハラハラドキドキ興奮します
原題 POWER RANGERS
製作年/国 2017年/米
配給 東映
ヘッド館 丸の内TOEI
時間 124
公開日
監督

 


『パワーレンジャー』


日本のスーパー戦隊シリーズが、アメリカでTVシリーズとなって大成功した『パワーレンジャー』。その人気は現在に至るまで絶大で、過去にも何度か映画化されてきた。とはいえ日本では劇場未公開の作品もあり、ブームの実態が不明だったのも事実。しかし、この最新作は“決定版”ともいえる仕上がりで、全米公開でも大好評。まさに“故郷に錦を飾る”というムードで日本に凱旋する。アニメと同様に、戦隊モノという日本が誇るジャンルが、海外で受け入れられ、新たな方向へと発展し、逆輸入で日本の観客を熱狂させることに!

それぞれ屈折を抱えた5人の高校生が、鉱山で不思議なコインを発見したことで、“選ばれし者”となる。古代の地球で封印されていた悪がよみがえり、5人がスーツを着用して戦う物語だが、この『パワーレンジャー』は青春ストーリーとしての共感度も特大。アイデンティティが揺らいだり、孤独を抱えていたりする5人が、自らのパワーと格闘し、絆を深めていくドラマが、実にみずみずしく描かれていく。スーパー戦隊とは無関係に、アクションヒーローチームの映画として素直に楽しませる作りがハリウッドらしい。もちろんバトル映像は、アクション大作ならではのスケール感だ。

そして日本のオリジナル作品へのリスペクトもたっぷり。主人公が5人というのは、『ゴレンジャー』をはじめとするスーパー戦隊の定型だし、各自のスーツやビークル(乗り物)のデザイン、ユーモラスなおしゃべりロボットの活躍、さらに音楽まで、日本人観客にとっておなじみの演出があちこちに! この夏、日本でどこまでヒットするのか注目が集まる。

 

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【関連作品】
パワーレンジャー

(c)2017 Lions Gate TM&(c) Toei & SCG P.R.

 

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