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『リメンバー・ミー』の映画論評・批評


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歌う人によって意味も変わる、主題歌のすばらしさ

written by:斉藤博昭
(2018/03/13更新)

ジャンル ファンタジー
気分 ハラハラドキドキ興奮します
原題 COCO
製作年/国 2017年/米
配給 ウォルト・ディズニー・ジャパン
ヘッド館 TOHOシネマズ 新宿
時間 105
公開日
監督

 


『リメンバー・ミー』


1年に1度だけ、あの世から先祖が現世に帰ってくる……。まさに“お盆”と同じようなメキシコの死者の日。われわれ日本人の感覚にも近いので、奇怪なガイコツキャラたちが大騒ぎする世界も、意外なほどすんなり共感してしまう。最初はちょっぴり怖いガイコツたちだが、そこはさすがピクサーのマジック。個性あふれる彼らが、どんどんかわいく見えてくるから不思議だ。この感覚、ピクサーの初期作品で、虫やオモチャ、魚やモンスターが大好きになった思い出も重なったりして感慨深い。

出入国審査など“死者の国”のルールも楽しさ満点だが、何より感激してしまうのは、宝石のようにキラキラと輝く映像美だろう。ネオンまたたく死者の国の夜空に、巨大なクリーチャーが豪快に飛行するシーンなどはもちろんだが、光の繊細なグラデーションに、アニメーションの究極テクニックを実感できる。ロウソクや街灯のまばゆい光。死者の国と現世をつなぐ橋に舞う、大量のマリーゴールドの花びら。実写での“照明”の効果を、ここまで美しくアニメで表現した例は貴重である。オレンジ色は“人生の夕暮れ”を表現しているのだろうか。

音楽大好きな主人公に合わせて、要所に曲が盛り込まれ、ちょっとしたミュージカル映画の趣もある今作。あと数曲加えることで、近い将来、舞台版ミュージカルとなるポテンシャルもあると感じた。中でもアカデミー賞主題歌賞を受賞した『リメンバー・ミー』は、忘れがたいメロディと歌詞であるうえ、劇中で歌う人が変わることで、その意味合いが変わってくる効果が素晴らしい。もちろんこの曲が最後に流れるシーンは、こらえても、こらえても、泣いちゃう人が多数だと断言したい。

 

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【関連作品】
リメンバー・ミー

(C)2018 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

 

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