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『ブレードランナー 2049』の映画論評・批評


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ファンの予想を超える見事な出来
伝説超えの1作ここに誕生

written by:相馬学
(2017/10/24更新)

ジャンル SF
気分 ハラハラドキドキ興奮します
原題 BLADE RUNNER 2049
製作年/国 2017年/米
配給 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
ヘッド館 丸の内ピカデリー
時間 163
公開日
監督
PG12

 


『ブレードランナー2049』


※こちらの論評・批評には物語の結末や核心に触れる記述があります。

新『エイリアン』シリーズを観ていると、鬼才リドリー・スコットの“創造物は創造主を超えるか?”というテーマへのこだわりがよく分かる。このこだわりが最初にハッキリと見えたのは、人造人間=レプリカントを登場させた『ブレードランナー』だろう。便利な“道具”として作られたはずのレプリカントは人類にとって脅威になるのか? スコットはそんな問いを投げかけながら、レプリカントの自我の目覚めを見据えたドラマはSFファンを超えて多くの観客の心を揺さぶった。そんな名作の続編を、『メッセージ』等で賞賛されている俊英ドゥニ・ヴィルヌーヴがつくるとなれば注目せざるを得ないのだが、これが期待にたがわぬ傑作だ。

前作で脅威として扱われた旧型レプリカントを新型レプリカントである捜査官Kが追いかけ、その過程でKの中にも自我が見えてくる……というドラマは前作の“哲学”を確実に踏襲しているが、深みはそれにとどまらない。Kと創造主との対立構造、知られざる創造物の存在、そして事実を知ったときのKの驚がく。感情を持たないはずのKの変化は、物語の悲哀を感じさせるのみならず、多くの問いを投げかけるに違いなく、前作以上の豊潤さを感じる観客もいるのではないだろうか。ヴィルヌーヴは『ブレードランナー』から多大な影響を受けたことを認める、いわばスコット作品の創造物。彼は創造主であるスコットを超えたのか? ぜひ自分の目で確かめて欲しい。

 

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【関連作品】
ブレードランナー 2049

 

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