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『スパイダーマン:ホームカミング』の映画論評・批評


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満を持してのMCU参戦に相応しいスパイダーマン!

written by:よしひろまさみち
(2017/08/02更新)

ジャンル アクション
気分 ハラハラドキドキ興奮します
原題 SPIDER-MAN: HOMECOMING
製作年/国 2017年/米
配給 ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
ヘッド館 TOHOシネマズ 日劇
時間 133
公開日
監督

 


『スパイダーマン:ホームカミング』


インディペンデントホラーの鬼才サム・ライミが、一躍第一線の監督となった『スパイダーマン』シリーズ。その後、マーク・ウェブ監督による『アメイジング・スパイダーマン』としてリブートし、これまたヒットを記録した。今回の『スパイダーマン:ホームカミング』は2度目のリブート。それも、ライミ監督起用時を彷彿とさせる、インディペンデント映画出身のジョン・ワッツ監督によって生まれ変わった。

今回の最大の特徴は、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』の後日談として描かれたこと。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の一部としてリブートしたことによって、MCU作品中、日本で最も親しまれている『アベンジャーズ』の世界観を共有することとなる。そのため、アイアンマン=トニー・スタークの他、ハッピーやペッパーといった『アイアンマン』シリーズ懐かしの面々までが登場する。いわば、MCUと旧『アイアンマン』の世界がドッキングしたといえる。

肝心の中身については、監督が“原作コミックへの回帰”を求めただけあり、これまでのスパイダーマン=ピーター・パーカーの中でも一番若く、未熟な設定。これが高校生の青春&成長物語として非常に効果的に作用する。また、蜘蛛に噛まれてパワーを得る、とか、ベンおじさんを失うといった初期設定は完全スルーしているが、監督は「そこはもういいだろ(笑)?」。でも、観れば納得。スパイダーマンは、すでにマーベル・ヒーローの中でも最大の知名度を誇るだけに、まったく違和感がない。これまでのシリーズを観たことがない人、特に若い層には自分のことのように共感を得られるだろう。

 

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