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『クリミナル・タウン』の映画論評・批評


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ティーン映画の足元に横たわる
“犯罪都市”ワシントンD.C.の現実

written by:長谷川町蔵
(2018/08/23更新)

ジャンル サスペンス
気分 ハラハラドキドキ興奮します
原題 NOVEMBER CRIMINALS
製作年/国 2017年/米
配給 ギャガ・プラス
ヘッド館 シネマカリテ
時間 86
公開日
監督

 


『クリミナル・タウン』


24歳のアンセル・エルゴートと、21歳のクロエ・グレース・モレッツにとって、高校生役を演じるのは最後になるだろう本作の舞台はアメリカの首都ワシントンD.C.である。ティーン映画といえば通常は郊外の街が舞台なのだが、本作においてはこの舞台設定こそがキーとなる。

クロエ演じるフィービーの母親は有力政治家。アンセル演じるアディソンの父親はカメラマン。いかにも首都住まいらしいといえるだろう。そんな中、アディソンのアフリカ系の友人ケビンは、バイト先のカフェに押し入った覆面の男に射殺されてしまうのだが、警察はまともに捜査しない。実はワシントンD.C.は全米有数の犯罪都市でもあるのだ。それゆえにふたりは事件の真相を追う探偵の役割を担わざるを得なくなっていく。一方で金持ちの白人が買い手にいるからこそ、アフリカ系がドラッグディーリングに手を染めるという現実も描かれる。

日本人であるわれわれはともすればシリアスなドラマに“アメリカの現実”を求めがちだ。でも実は友達以上恋人未満のふたりのティーンが、進路に悩みながら真相を追い求める本作のような娯楽作の足元にこそ現実が横たわっているのだ。

 

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【関連作品】
クリミナル・タウン

(C)2016 November Criminals Holdings, LLC.

 

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