ただいまの掲載件数は タイトル63587件 口コミ 1168152件 劇場 589件

映画情報のぴあ映画生活 > 作品 > ラ・ラ・ランド > 映画論評・批評

『ラ・ラ・ランド』の映画論評・批評


作品情報 | 関連ニュース | |

圧巻のオープニングから多幸感と哀切が同居する
エンディング、至福の128分に酔いしれる

written by:細谷美香
(2017/01/05更新)

ジャンル ラブ・ストーリー
気分 しみじみと感動できます
原題 LA LA LAND
製作年/国 2016年/米
配給 ギャガ=ポニーキャニオン
ヘッド館 TOHOシネマズ みゆき座
時間 128
公開日
監督

 


『ラ・ラ・ランド』


トロントに続きベネチア国際映画祭ですでに「生涯のベストシネマ!」という声までが聞こえてきて、今年のアカデミー賞大本命となっている『ラ・ラ・ランド』。映画がはじまってほんの数分で、誰もがその意味を知ることになるだろう。大渋滞する高速道路を舞台にワンショットで撮られた群舞シーン。そしてスクリーンに現れるタイトルを観た瞬間、すでにスタンディングオベーションをしたくなった。

物語はとてもシンプルなボーイ・ミーツ・ガールであり、不器用に夢を追いかける若者たちの挫折とすれ違いが描かれていく。主人公のふたりを演じるのは『ラブ・アゲイン』でも共演しているライアン・ゴズリングとエマ・ストーン。楽曲を歌い上げるタイプのミュージカルではないのは、今日も世界のどこかできっと起こっている、ありふれた奇跡を描くためなのかもしれない。ささやきからエモーションが伝わる歌声と、どこかぎこちなくはじまるタップダンスが、このうえなく愛おしい。

『シェルブールの雨傘』など、いくつかのミュージカル映画の名作を思わせる鮮やかな色合いも、この映画の心浮き立つ魅力のひとつ。そしていくつもの顔を持つロサンゼルスの風景は、紛れもなくこの映画のもうひとりの主人公だ。

『セッション』のデイミアン・チャゼル監督だけにどんな壮絶なラストが訪れるのかと身構えだが、ある意味では前作以上のクライマックスが待っている。永遠に続いてほしいと願ってしまうような多幸感と、ありえたかもしれない未来へのやるせない思い。そのすべてが描かれた、ミュージカル映画の新たな傑作の誕生である。

 

1
【関連作品】
ラ・ラ・ランド

(C)2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. Photo credit: EW0001: Sebastian (Ryan Gosling) and Mia (Emma Stone) in LA LA LAND.Photo courtesy of Lionsgate.

 

その内容に業界激震!“最速・最短”全国劇場公開プロジェクト『岬の兄妹』緊急特集
又吉直樹原作、衝撃の舞台が映画化!『凜−りん−』特集
日本映画界屈指の俳優陣が集結! 『赤い雪 Red Snow』 永瀬正敏&菜葉菜インタビュー
ど迫力の海中バトルがヤバい!『アクアマン』4DX体験レポート
DCヒーローの動向をチェック!『DCコミック映画』まとめ
新作続々、公開中!マーベル・コミック映画ニュースまとめ!

クチコミ満足度ランキング

初日満足度 観客動員数 DVDレンタル

満足度 投稿数 観たい ファン

ぴあの映画特別号「ぴあ Movie Special」、最新号となる冬号が12/1発売!
あの映画の“核心”に迫る!話題作のキャスト・スタッフに直撃!【インタビュー記事まとめ】