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『ネオン・デーモン』の映画論評・批評


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グロテスクなまでにシュールで、悪魔的に美しい幻覚に酔う

written by:佐藤久理子
(2016/12/19更新)

ジャンル ホラー
気分 ハラハラドキドキ興奮します
原題 THE NEON DEMON
製作年/国 2016年/米=デンマーク=仏
配給 ギャガ
ヘッド館 TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
時間 118
公開日
監督
R15+

 


『ネオン・デーモン』


常に挑発的であることを自らに課す。ニコラス・ウィンディング・レフンはそんな監督に他ならない。例えば同郷のラース・フォン・トリアーや、彼と親しいギャスパー・ノエのように。『ネオン・デーモン』は、『ドライヴ』『オンリー・ゴッド』に続く彼の“電ネオン飾ワールド”の決定打だ。16歳でモデルを夢見てロサンゼルスにやって来たヒロイン(エル・ファニング)が、妬みや誘惑、裏切りにまみれたモデル業界の中に放り込まれる。レフンはここで一切のセンチメンタリズムを廃し、徹底して冷たく、シュールな美に彩られた悪夢のような世界を出現させる。まさに題名どおりである。後半はその美がどんどんと血塗られていき、やがてここまでいくかというグロテスクな終幕を迎えるのもこの監督ならでは。

けれども、どんなにグロテスクでもそこにスタイルを失わないのが、凡百の監督との違いなのだ。ファニングの陶器のような美しさと共に、終わってみればこれはシュールな一夜の幻覚のように感じられるはず。『ドライヴ』からの付き合いである作曲家、クリフ・マルティネスのトリップ系ミュージックも、悪夢を加速させるのにうってつけである。

 

1
【関連作品】
ネオン・デーモン

(C)2016 Space Rocket. Gaumont. Wild Bunch

 

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