ただいまの掲載件数は タイトル56175件 口コミ 1109496件 劇場 582件

映画情報のぴあ映画生活 > 作品 > 3月のライオン 前編 > 映画論評・批評

『3月のライオン 前編』の映画論評・批評


作品情報 | 関連ニュース | |

見事な原作再現、将棋を知らぬ観客にも響く
ふたつの成長ストーリー

written by:新谷里映
(2017/03/08更新)

ジャンル 人間ドラマ
気分 原作が有名です
製作年/国 2017年/日本
配給 東宝=アスミック・エース
ヘッド館 TOHOシネマズ 新宿
時間 138
公開日
監督

 


3月のライオン

※『3月のライオン 前編』と『3月のライオン 後編』あわせてのレビューになります

漫画原作の映画化において自分がその原作を既に読んでいる場合、映画を観たいかどうかの第一判断は、やはりキャスティングにかかっている。『3月のライオン』は主人公の桐山零を演じる神木隆之介をはじめ主役級の俳優たちがズラリと並ぶオールスターキャスト。こんなにも納得できるキャスティングはそう滅多にお目にかかることはなく、しかも違和感ゼロ。だからこそ、より映画の世界に入り込むことができる。

前編は、将棋を選ぶことでしか生きてこられなかった17才のプロ棋士の桐山零が、将棋の最高峰を決めるビッグタイトル“獅子王戦”を通して棋士として成長していく物語。後編は、棋士として生きるなかで川本家3姉妹と出会ったことで愛を知り、人として成長していく物語。棋士たちが将棋と向きあう姿は自分自身の仕事ややるべき事に置き換えられるだろうし、桐山をとりまく人たちは親子の愛、友との絆、大切な人への愛、誰かを守りたいと思う気持ち、あらゆる感情と向きあわせてくれる。

そして前後編を通して、人は決してひとりで生きているのではなく支え合って生きていること、愛を知ると強くなること、みんな何かを抱えて戦っていることが描かれ、だから共感する。将棋に詳しくなくても感動してしまうのは、人を描いているからだ。将棋をテーマにした物語じゃない、登場人物たちそれぞれが自分の居場所に気づく、愛に気づく物語だ。

 

1
【関連作品】
3月のライオン 前編

(C)2017 映画「3月のライオン」製作委員会

 

池井戸潤の“幻の長編”を豪華キャストで最速ドラマ化!WOWOW『連続ドラマW アキラとあきら』特集
激戦の中たったひとりで75人の命を救った男の真実のドラマ『ハクソー・リッジ』特集
ぴあ Movie Special 2017 Summer ぴあ映画特別号 夏号登場! 夏の話題作の特集や最新情報がいっぱい! ご招待も大量放出!
凶悪爆弾テロ、解決までの102時間『パトリオット・デイ』特集
映画論評・批評の新コーナー“critic”。しかと見届けよ! H・ジャックマン演じる最後のウルヴァリン! これまでと一味違うアメコミ映画『LOGAN…』ほか『ハクソー・リッジ』『セールスマン』など続々更新中!
ユーザーが選ぶ“清順映画ベスト10”投票受付中!

クチコミ満足度ランキング

初日満足度 観客動員数 DVDレンタル

満足度 投稿数 観たい ファン

「水滸伝」のことならなんでも!匿名での書き込みもOK!月刊 水滸伝