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『SING/シング』の映画論評・批評


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人気曲の数々をバックに描かれる個性溢れるキャラたちの成長/葛藤の物語

written by:相馬学
(2017/03/07更新)

ジャンル ファミリー
気分 ストレスが発散できます
原題 SING
製作年/国 2016年/米
配給 東宝東和
ヘッド館 TOHOシネマズ 新宿
時間 108
公開日
監督

 


『SING/シング』


視点が街を縦横無尽に駆け抜けるオープニングからして引き込まれるが、そこで紹介されるキャラクターたちも魅力的でガッチリつかまれた。山師のようだが夢はデカいコアラ支配人を筆頭に、良妻賢母でいることに疲れているブタの母親、美声を持つもののシャイ過ぎて歌えないゾウ少女、失恋の痛手を引きずるハリネズミのパンク少女、父に抑圧されているゴリラ少年など、主要キャラそれぞれのドラマがきめ細やかに描かれており、コミカルな物語の中にも確実に共感を抱かせる要素がある。彼らが歌によって自己のありのままを輝かせようとするには、独りの力では無理。絆で結ばれ、励まされ励ましながら、それぞれの壁を突き抜けようとする、そんなドラマには味があり、不覚にも何度か目が潤んでしまった。

劇中で歌われる、おなじみの曲も情を動かすうえで効果的。今やアニメ界の一大勢力となったイルミネーション・エンタテインメントの第1作『怪盗グルーの月泥棒』は確かに楽しめたのだが、歌って踊っての大団円だけは唐突で、物語から浮いている気がしてならなかった。その点、本作はキャラの気持ちを代弁した詞を含め、歌が必要なものとして、きちんと機能している。最高にチャーミングなミュージカルと、言い切ってしまおう!

 

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【関連作品】
SING/シング

(C)Universal Studios.

 

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