ただいまの掲載件数は タイトル57532件 口コミ 1126571件 劇場 594件

映画情報のぴあ映画生活 > 作品 > バリー・シール/アメリカをはめた男 > 映画論評・批評

『バリー・シール/アメリカをはめた男』の映画論評・批評


作品情報 | 関連ニュース | |

才能も魅力もあるけれどギリギリ“アウト”な
トム・クルーズ

written by:村山章
(2017/10/23更新)

ジャンル 人間ドラマ
気分 ハラハラドキドキ興奮します
原題 AMERICAN MADE
製作年/国 2017年/米
配給 東宝東和
ヘッド館 TOHOシネマズ スカラ座
時間 115
公開日
監督

 


『バリー・シール/アメリカをはめた男』


ウソみたいな実話である。航空会社の腕利きパイロットがCIAにヘッドハンティング。ダミー会社を任されて空運業を始めるのだが、史上最悪の麻薬王パブロ・エスコバルの麻薬カルテルに気に入られ、任務そっちのけでコカイン密輸に精を出して大儲けするのである。

スケールはデカいが、追い風で調子に乗っているうちに手痛いしっぺ返しを食らう。そんな大物なんだか小悪党なんだかよく分からない、バリー・シールなる男の栄枯盛衰を面白おかしく描いた不謹慎極まりない伝記映画だ。そしてそんな映画にトム・クルーズが最高にハマっている、と言ったら、意外に感じられるだろうか。それとも当然だと思われるだろうか。

すっかり常人離れした能力を持つヒーローばかり演じている感があるトム・クルーズだが、役者としての魅力を象徴しているのはあの自信過剰に輝く“眼”である。どんな危険なこともつい楽しんでしまう天性のイタズラ心と、根拠もないままに人を惹きつけるあの“眼”だ。それが『ミッション:インポッシブル』のイーサン・ハントに備わると最強のスパイだが、もし考えナシのロクデナシに備わっていたらどうなるか?

まさにその答えが『バリー・シール…』だ。魅力も才能もあるけれど、本質的にはロクデナシ。危なっかしくて見ていられないが、ちょっとだけ応援してしまう。トムといえば『マグノリア』で演じた、モテモテ道を伝授する胡散臭いセミナー教祖役も素晴らしかったことを忘れるなかれ。スターのオーラを逆手に取って、トムのギリギリ“アウト”な持ち味がたっぷりと味わえる最強のブラックコメディをどうぞ。

 

1

(C)Universal Pictures

 

緊急特集 塚本晋也&手塚眞が熱烈応援! 大林宣彦監督と『花筐』を語ろう。
ぴあ×ららぽーと “エンタメ・コレクション” Vol.4『オリエント急行殺人事件』ツイッターキャンペーン
『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』まとめ
スーパーヒーロー、遂に終結!DCコミック映画まとめ
ぴあ Movie Special 2018 Winter ぴあ映画特別号 冬号登場! 冬の話題作の特集や最新情報がいっぱい! ご招待も大量放出!
物語、演出、キャスト三拍子揃ったエンタメ快作! 関ジャニ・丸山隆平主演『泥棒役者』ほか『火花』『gifted/ギフテッド』など11月公開の話題作更新! 映画論評・批評の新コーナー

クチコミ満足度ランキング

初日満足度 観客動員数 DVDレンタル

満足度 投稿数 観たい ファン

まるでおじいちゃん版『オーシャンズ11』!?『ジーサンズ はじめての強盗』特集
新作続々、公開中!マーベル・コミック映画ニュースまとめ