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冒頭の一升瓶 ネタバレ

2017/8/30 14:49 by さくらんぼ

海(女性)と陸(男性)の出会う場所、ビーチに瓶が一本突き刺さっている。それをつまんで拾うヒロイン。中には手紙が入っていた。これは映画「メッセージ・イン・ア・ボトル」の始まりです。「瓶」は「男根」の記号でもあります。ときどき映画で使われる。

この映画「浮草」でも、映画の冒頭、舞台となる島の港にある「白い灯台」と並んで、堤防に置いてある「茶色い一升瓶」が、これ見よがしに映ります。「?…」と思って観ていると、やっぱり映画は旅芸人たちの「浮気話」のようでした。

昔、「船乗りには港ごとに恋人がいる」みたいな話を聞いたことがありましたが、旅芸人たちも、巡業先で宣伝のチラシを配るとき、それとなく好みのタイプの女性を物色していたのです。そして見つけたら、「必ず観に来てね!!!」と情熱的に誘います。仕事ですから変には思われません。

昔の事ですからTVはありません。島だから映画館もどうでしょうか。そんな中、旅芸人の巡業は島民の数少ない楽しみの一つなのです。だから舞台を見たあと、あこがれの役者からダメ押しの色目でも使われたら、フラッとなってしまう女性も少なからずいたのでしょう。昔の日本では盆踊ですら男女の出会いの場であったらしいですから。

そんな話だから「冒頭の一升瓶」なのかもしれません。

まだ途中までしか観ていませんので、残りはまたいつか。

 



  • 追記 ( 真夏の燗酒 ) ネタバレ

    2017/8/30 15:09 by さくらんぼ

    そうそう。エアコンが無いのは当然としても、扇風機もありませんでした。舞台は夏、登場人物たちは皆、着物を着て、暑い暑いと言って、ウチワを使っていました。

    そんな中、意外なものを見つけました。皆、燗酒を飲んでいるのです。エアコンが有ればまだしも…。

    もともと燗酒は日本酒に残った不純物を飛ばすために行うもので(残っていると頭痛がすることもあったとか)、最近のように冷酒を普通に飲むのは、精製の精度が上がったからだ、みたいな話を聞いたことがありますが、それを裏付けるエピソードだったのかもしれません。時代です。

  • 追記U ( 扇風機とビール ) ネタバレ

    2017/8/31 16:43 by さくらんぼ

    >そうそう。エアコンが無いのは当然としても、扇風機もありませんでした。舞台は夏、登場人物たちは皆、着物を着て、暑い暑いと言って、ウチワを使っていました。
    >そんな中、意外なものを見つけました。皆、燗酒を飲んでいるのです。エアコンが有ればまだしも…。(追記より)


    「夏はやっぱり冷えたビールでしょ」と思って観ていましたが、映画の後半になると、「扇風機をかけながらビールが飲みてぇ〜」みたいなセリフが出てきました。それはまだ都会でしか味わえない憧れの世界だったのですね。

  • 追記V ( 「女でも火がつけられる」 ) ネタバレ

    2017/8/31 17:24 by さくらんぼ

    >昔の事ですからTVはありません。島だから映画館もどうでしょうか。… (本文より)


    映画の後半に列車の音が聞こえ、駅も出てきました。「?」と思って調べると、三重県にある小さな港町が舞台でした。てっきり島だと思ってましたが。

    ところで、この映画には 旅芸人たちが演じる「国定忠治」が劇中劇として出てきます。「赤城の山も今夜限り、… 可愛い子分のてめえ達とも 別れ別れになるかどでだ。… 」(抜粋)で有名なあれです。

    それは「組織が崩壊する話」ですが、同じように旅芸人たちも「崩壊」するのです。それは「敗戦による環境の激変」を経験した日本の姿でもあるのでしょう。

    そして昔は、「戦後強くなったのは靴下と女だ」と言われていましたが、この映画にも旅芸人の男だけでなく、「女」も街の男を遊びで誘惑する(火をつける)エピソードが出てきました。

    さらに映画のラスト、喧嘩別れした男女が偶然駅で出会います。バツの悪い男がタバコをくわえますがマッチがありません(冷めていたが、今は寂しい)。それを見た「女」が近づき火をつけるのです(まだ惚れていた)。

    主題はこれらに凝縮されていたのでしょう。「女でも火がつけられる」です。

    これで冒頭の「灯台と一升瓶」の意味も分かりました。白い灯台は「女」、茶褐色の一升瓶は「男」だったのでしょう。今は対等に立つ。

    時代は「組織から個へ」と流れていきました。

満足度データ

浮草
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採点者数
41人
レビュー者数
17
満足度平均
79
レビュー者満足度平均
78
ファン
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