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郷愁の白熱電球 ネタバレ

2018/1/8 11:34 by さくらんぼ

机の引き出しを開けたら、「100V40W白熱電球4個セットのパック」が出てきました。明細を見たら、2年ほど前に買ったものです。

そう言えば、その頃、「2020年をめどに、省エネのため、日本では白熱電球の製造が禁止される」とかのニュースが流れ、あわて買いこんだのを思いだしました。

LEDもよいですが、特にテーブルランプなど、ムード形のランプには、昔ながらの白熱電球の灯りが情緒があって良いのです。

もちろんLEDにも電球色があり、たいていは、それで間にあいます。でも比較してみると、本物の白熱電球は「赤」が強いです。その「赤」が、当時を知るおじさんには懐かしい。ふと、子どもの頃に戻ったような気持ちになります。

映画「異人たちとの夏」。

あの、両親との密会場面の照明が何だったのか。そこまでの記憶はありませんが、私の人生では、あの天井には、傘つきの白熱電球が一つぶら下がっていました。もしLEDなら、それこそ「異人たちとの夏」になってしまいます。

今、調光タイプのテーブルランプなら(別売りアダプタもあります)なら、40W〜60Wの白熱電球を付けておけば、ムードランプにも、読書灯にも、ルームランプにも使えそうです。

ところで、今、ネットで調べてみましたら、どうも政府は「禁止するのではない」ようですね。しかし省エネの流れは変わらないでしょうし、すでに「製造中止」を表明した企業もあります。こうして、だんだんと白熱電球の流通も少なくなって行くのでしょう。



★★★★★

 



  • 追記 ( 「忘却のサチコ」 ) ネタバレ

    2018/1/8 17:03 by さくらんぼ

    テレビ東京で、2018年1月2日にスペシャルドラマ「忘却のサチコ」が放送されました。これは結婚式場から男に逃げられた傷心の花嫁・サチコ(高畑充希さん)が、下町の食堂で癒されていく話です。

    「孤独のグルメ」みたいですが、もう少しドラマ性が強いですね。

    自分が深く傷ついているということさえ、すぐに気づかないサチコ。つとめて平静を装うその姿が、胸に痛い。

    なぜ逃げられたのかはまだ不明ですが、実は、サチコの性格はロボットみたいに干からびているのです(事実、映画「ターミネイター」っぽい音楽も流れます)。彼女は編集者の仕事をしているのですが、それは作家先生からお叱りを受けるほどだったのです。だから、その歳になるまで、食の喜びさえ知らなかった。

    その、「潤いを欠いた生き方」という点では、映画「異人たちとの夏」の主人公と似ていますね。

  • 追記U ( 両親と言うもの ) ネタバレ

    2018/1/8 17:21 by さくらんぼ

    >…それは作家先生からお叱りを受けるほどだったのです。だから、その歳になるまで、食の喜びさえ知らなかった。

    >その、「潤いを欠いた生き方」という点では、映画「異人たちとの夏」の主人公と似ていますね。(追記より)


    「忘却のサチコ」では、作家先生のお叱りと、食堂の癒しで生きますが、

    映画「異人たちとの夏」では、息子の事を心配した両親が、あの世から戻ってきて、晩飯を食わせて癒すのです。これぞ「孤独のグルメ」。

    あの世との交流ということで、こちらは思わぬ副作用もありましたが。

  • 追記V ( 甘ったれるな!? ) ネタバレ

    2018/1/8 22:49 by さくらんぼ

    しかし、映画「異人たちとの夏」の主人公は、大人なのに、どっぷり親に甘えたので、生気を吸い取られてしまいます。親離れすることで、辛くも人間界に戻ってくる主人公。

    主人公のアパートの隣人女性は、大人なのに、哀しさ余って、酒瓶片手に、友だちでもない主人公の部屋を尋ね、「非常識」だと言われて自殺します。そして、主人公を逆恨みまでするのです。その恨みを捨てなければ成仏できません。

    生きるために、緊急避難的に誰かの力を借りることは、悪いことではありません。しかし、あまり依存すると…。

    これはバランス感覚の物語だったのでしょうか。いつか、もう一度観る時の宿題にします。

  • 追記W ( ずっと、あなたが好きだった ) ネタバレ

    2018/1/9 9:04 by さくらんぼ

    >主人公のアパートの隣人女性は、大人なのに、哀しさ余って、酒瓶片手に、友だちでもない主人公の部屋を尋ね、「非常識」だと言われて自殺します。そして、主人公を逆恨みまでするのです。その恨みを捨てなければ成仏できません。(追記Vより)


    これは主人公の視点ですが、女の視点を想像してみると…もしかしたら彼女は、「ずっと、あなたが好きだった」のかもしれませんね。

    昔、廊下などで彼を見かけて好きになってしまった。でも、不器用な彼女は声をかけられない。

    たとえば「田舎の実家からリンゴをたくさん送ってきたんです。一人では食べきれなくて…」とか言って“おすそ分け”を演じれば、上手く知りあえたのかもしれないのに。

    でも、それが出来ない彼女は、悶々として日々を過ごしていた。そんなある日、仕事で辛いことが重なって…自殺するぐらいなら、彼に告白してからにしたい。そう思って、(実家からの“おすそ分け”ではなく)すでに独り飲んでいた酒瓶片手に、彼の部屋にやってきたのかもしれません。

  • 追記X ( 灯台下暗し ) ネタバレ

    2018/1/9 9:11 by さくらんぼ

    >これは主人公の視点ですが、女の視点を想像してみると…もしかしたら彼女は、「ずっと、あなたが好きだった」のかもしれませんね。(追記Wより)


    すると、主人公が探していた「癒し」は、すぐ近くにあったのかもしれません。

  • 追記Y ( オペラ「蝶々夫人」 ) ネタバレ

    2018/1/10 16:27 by さくらんぼ

    >これは主人公の視点ですが、女の視点を想像してみると…もしかしたら彼女は、「ずっと、あなたが好きだった」のかもしれませんね。(追記Wより)


    映画のラスト、女が幽霊になって戻ってきて、やがて正体を現したとき、オペラ「蝶々夫人」の曲が流れたような記憶です。

    「蝶々夫人」は悲恋で自殺する女の物語ですから、この想像は的外れではないのかもしれませんね。

  • 追記Z ( 異人に恋してはいけない ) ネタバレ

    2018/1/10 16:52 by さくらんぼ

    > ところで、今、ネットで調べてみましたら、どうも政府は「禁止するのではない」ようですね。しかし省エネの流れは変わらないでしょうし、すでに「製造中止」を表明した企業もあります。こうして、だんだんと白熱電球の流通も少なくなって行くのでしょう。(本文より)


    「蝶々夫人」が出てきたのなら、「異人たちとの夏」の「異人」とは、「異人さんに連れられて…」の「異人」から取ったのでしょう。

    「異人に恋してはいけない」。

    たとえ、旅で出会った、女でも。

    映画「天国にいちばん近い島」でも、「観光客に恋してはいけないよ。いつか帰ってしまう人だから」。ヒロイン(原田知世)に恋した島の少年は、おじさんからそう言われていましたね。

  • 追記[ ( 2つのエピソード ) ネタバレ

    2018/1/11 9:08 by さくらんぼ

    >だから、男の哀しみはヒロキが、女の哀しみは道化の“さびしんぼう”が描いていると言えます。(映画「さびしんぼう」・私の追記より)


    同様に、映画「異人たちとの夏」で、主人公と両親のエピソードは親子の愛でもありますが、「男の哀しみ」を描いていた。

    隣室の女とのエピソードは、「女の哀しみ」を描いていたのかもしれません。

  • 追記\ ( 映画「さびしんぼう」 ) ネタバレ

    2018/1/11 21:55 by さくらんぼ

    映画「さびしんぼう」。かつて劇場で観て、大人の私も大感激しましたが、久しぶりにTVで観て思ったのは、「子供向けだったんだな」という事です。特に男子高校生3人が絡む前半はそうですね。

    だから、誰かが大人向けに大胆なリメイクをしたら、面白いかもしれないと思っていました。

    でも、すでに、それは完成しているのかもしれないと、本日気づきました。その作品名は映画「異人たちとの夏」です。

    この二本は深いところで繋がっているような気がします。

  • 追記] ( 映画「さびしんぼう」A ) ネタバレ

    2018/1/15 9:50 by さくらんぼ

    >この二本は深いところで繋がっているような気がします。(追記\より)


    映画「さびしんぼう」にも少しふれます(よろしければ、あちらも覧ください)。

    「母の念」と、「白狐の念」の間で翻弄されるヒロキ。

    なぜこんな構図なのかと言うと、それはきっと「少年の第一の恋人は母親で、第二の恋人が他所の女」だからですね。映画「さびしんぼう」はそんな映画でもありました。

    中には、大人になっても親離れしていない人もいます。それが映画「異人たちとの夏」。これもやっぱり、「両親の念」と、「他所の女の念」との間で、翻弄された青年の物語でした。

満足度データ

異人たちとの夏
100点
5人(6%) 
90点
14人(18%) 
80点
21人(27%) 
70点
16人(21%) 
60点
11人(14%) 
50点
3人(3%) 
40点
4人(5%) 
30点
0人(0%) 
20点
0人(0%) 
10点
2人(2%) 
0点
0人(0%) 
採点者数
76人
レビュー者数
17
満足度平均
73
レビュー者満足度平均
77
ファン
15人
観たい人
38人

 

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