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樹木希林さんの名人芸 ネタバレ

2018/10/15 22:15 by さくらんぼ

日日是好日

茶道の映画という事で、たとえば「雪の降る音」が話題となった、イ・ヨンエさん主演の、映画「春の日は過ぎゆく」のような、「推敲の極み」的作品だと思って期待していましたが、どうも少し違うようです。

映画「日日是好日」は、もっと大衆的な味付けの作品でした。

ここは肩の力を抜いて、黒木華さんや、樹木希林さんを眺め、茶道のイロハをちょっとだけ、覗いてみるには良いのかもしれません。

特に、お師匠さん役の樹木希林さんが国宝もの。



★★★☆

 



  • 追記 ( 「おとうさ〜ん」 ) ネタバレ

    2018/10/16 8:51 by さくらんぼ

    映画のラスト近く、ヒロイン・典子(黒木華)の父が亡くなります。

    後に、海岸の渚で、こちらを見つめる父。「おとうさ〜ん」と大声で呼びながら、手を振る典子のシーン。このときの父は、典子の心象風景でしょうか。

    失礼を承知で申しますと、私はこのシーンが気恥ずかしかったのです。

    そこで目が覚めたような気がして、改めて最初から映画を思いだしてみると、この映画から「茶道のシーン」をカットしたら、ありきたりの大衆ドラマの、それも予告編程度の輪郭が、残るだけだと思ったのです。

  • 追記U ( 「喫茶店」という「茶室」 ) ネタバレ

    2018/10/16 9:03 by さくらんぼ

    でも、映画が言わんとしていることは、良く分かる気がします。

    かつて南の島へ旅行に行ったことがあります。でも、現地で想っていたのは、日本の、私の町にある、とある喫茶店でした。

    その隠れ家のような場所で、コーヒーを飲むことの幸せです。

    変化を求めて海外旅行へ行ったのに、いつも変化しない隠れ家的茶室に戻りたかった。

    映画「日日是好日」が言っていたことも、それなのでしょう。

  • 追記V ( 水の音、お湯の音 ) ネタバレ

    2018/10/16 9:12 by さくらんぼ

    話題になっていた「水の音」「お湯の音」の違いは、以前から体験して知っていました。家庭にはどこも瞬間湯沸かし器がありますからね。「お湯の音」の方が、高音がダウンしているのか、音の立ち上がりがあまいのか、「丸い音」に聴こえます。

    映画では、気のせいか、オーディオのせいか、少々デフォルメされて聴こえました。

    しかし、「梅雨」と「秋雨」の音色の違いまでは、気にしたことはありませんでした。

  • 追記W ( チャン・イーモウ監督の映画「 HERO〈2002年〉も ) ネタバレ

    2018/10/16 9:39 by さくらんぼ

    > それから音である。虫の鳴き声を音楽として認知する日本人の感性と似て、葉ずれの音や、雨音もあの映画ではBGMであった。私も以前、雨の日に傘をさして裏通りを歩いていたとき、自分の傘で跳ねる雨音、駐車中の車の屋根で、近くの家のトタン屋根で、街路樹の葉っぱではねる雨音、雨トイから流れ落ちる音、足元の排水溝から吸い込まれる音・・・それらの音色や、距離感がみな違い、とても面白いと思った事がある。(本文より)

    >優れた「武術」は「書」にもつながり、「書」は「美術、芸術」にもなり、その「美」は自然とつながる。(私の記憶違いでなければ、武術と音楽とのつながりも触れられていた様な気もする。)だから美しい湖や、銀杏の林、水と音楽の中で、舞踊の様な美しすぎるバトルが繰り広げられたのではないだろうか。あれは究極を表現したのである。確かに、例えば日本刀の姿でも分かるとおり、究極は美しい。(追記より)


    ところで今は梅雨。それで、ふと思い出した雨音の美しさでした。もう、あれから10年以上経ってしまったのですね。昨日の様に鮮明な記憶がありますが…

    そして今は、朝に見る、近所の公園の、新緑の緑、樹木のひび割れた木肌、枝ぶり、空を行く雲、などが美しすぎます。

    まるで片想いの彼女を、街で偶然見かけたときの様に、ハッとします。毎日でも飽きません。

    新聞か何かに、たしか女性の投稿で「美しいものは、いつもきまって無料だ」とか、書いてありました。

    本当にそう思います。


    ( これは、映画「 HERO〈2002年〉」私のレビュー・追記Wに、加筆再掲したものです。)

  • 追記X ( されど「学び方」 ) ネタバレ

    2018/10/16 9:57 by さくらんぼ

    茶道のそこには、マニュアルもないようです。お師匠さんの眼前で、何度も恥をかきながら練習を重ね、体で覚えるみたい。体で覚えること自体は、タッチタイピングにも共通することですから、共感できます。

    しかし、あれは、飲み込みの悪い私の、一番苦手とする学び方。いっぺんで気が怯みます。

    正確に記憶できなければ、正確に学ぶことが出来ません。だから、次回までの復習のためには、マニュアルが必要なのです。欲を言えば、DVDがあればなお良い。

    新入社員の頃、あれで、どれほど先輩から叱られたことか。知らぬまにトラウマになり、リアイアするまで尾を引いたほどに。先輩の早口は、メモすることも出来ず、後になったら、もう正確には思いだせない。

  • 追記Y ( 型破り ) ネタバレ

    2018/10/16 10:12 by さくらんぼ

    「お茶なんぞ、好きに飲めば良い」でなく、「茶道」になって、「形」が大事な日本。

    誤解無きよう、念のため申し添えますが、私は決して「茶道」を初めとする日本の「○○道」を否定するものではありません。

    しかし、この「形」好きは、日本人の特性なのかもしれませんね。

    例えば、「飛び級」や「就職・転職・人事異動など」の場でも、「型破りな人」は、警戒されたり、嫌われたりすることがあるようですから。

  • 追記Z ( お師匠さんの言葉 ) ネタバレ

    2018/10/16 14:34 by さくらんぼ

    >その隠れ家のような場所で、コーヒーを飲むことの幸せです。
    >変化を求めて海外旅行へ行ったのに、いつも変化しない隠れ家的茶室に戻りたかった。
    >映画「日日是好日」が言っていたことも、それなのでしょう。(追記Uより)

    >「お茶なんぞ、好きに飲めば良い」でなく、「茶道」になって、「形」が大事な日本。
    >誤解無きよう、念のため申し添えますが、私は決して「茶道」を初めとする日本の「○○道」を否定するものではありません。
    >しかし、この「形」好きは、日本人の特性なのかもしれませんね。(追記Yより)


    補足説明をします。

    映画の中で、樹木希林さん扮するお師匠さんが言っていました。

    「 世の中は変わるわ、いろんな事が起こる。時には大変なことも。でもね、ここは変わらない(茶室の事)。だから、何かあっても、ここに戻ってこられて、静かにお茶を飲めるというのは、本当は、とても幸せな事かもしれないわね…」と(表現は正確ではありませんが)。

    そうですね。

    変化することがあるから、変化しないことにも価値が生まれるのです。この映画はそう言っていたのでしょう。茶道しかり、クラシック音楽、神社仏閣しかり。

    そして、ありふれた水の音に気づく事が、その価値に気づく事へと繋がるのです。

  • 追記[ ( 茶室から永遠を見る ) ネタバレ

    2018/10/16 14:50 by さくらんぼ

    >変化することがあるから、変化しないことにも価値が生まれるのです。この映画はそう言っていたのでしょう。
    >そして、ありふれた水の音に気づく事が、その価値に気づく事へと繋がるのです。(追記Zより)


    「一期一会」の真理の中で、「日々のお茶」をたしなむ。

  • 追記\ ( 彼の流儀 ) ネタバレ

    2018/10/16 14:59 by さくらんぼ

    >「一期一会」の真理の中で、「日々のお茶」をたしなむ。 (追記[より)


    ブルース・リーは戦いの前に静止する。

  • 追記] ( これは「3.11の映画」かもしれない ) ネタバレ

    2018/10/19 18:13 by さくらんぼ

    >映画のラスト近く、ヒロイン・典子(黒木華)の父が亡くなります。
    >後に、海岸の渚で、こちらを見つめる父。「おとうさ〜ん」と大声で呼びながら、手を振る典子のシーン。このときの父は、典子の心象風景でしょうか。
    >失礼を承知で申しますと、私はこのシーンが気恥ずかしかったのです。(追記より)

    >話題になっていた「水の音」「お湯の音」の違いは、以前から体験して知っていました。家庭にはどこも瞬間湯沸かし器がありますからね。「お湯の音」の方が、高音がダウンしているのか、音の立ち上がりがあまいのか、「丸い音」に聴こえます。
    >しかし、「梅雨」と「秋雨」の音色の違いまでは、気にしたことはありませんでした。(追記Vより)

    >映画の中で、樹木希林さん扮するお師匠さんが言っていました。
    >「 世の中は変わるわ、いろんな事が起こる。『時には大変なことも』。でもね、ここは変わらない(茶室の事)。だから、何かあっても、ここに戻ってこられて、静かにお茶を飲めるというのは、本当は、とても幸せな事かもしれないわね…」と(表現は正確ではありませんが)。(追記Zに加筆抜粋)


    映画の冒頭には、とうとうと川が流れるシーンがありました。

    さらに、なぜかヒロインが映画「道」について語るシーンが2〜3回ありました。あの映画のクライマックスには、旅芸人のザンパノが、「海岸で必死に愛する人を探し回る」シーンがあります。

    そしてヒロインは、茶道でも実生活でも、後輩たちに、置き去りにされる悲哀を味わっていました。

    もしかしたら、この映画「日日是好日」は、3.11の映画だったのかもしれません。津波で生き残った人たちは、もしかしたら、置き去りにされたような哀しみの中にも、いるのかもしれませんね。

    お師匠さんの話は3.11の事であり、渚で父の面影を見るヒロインは、3.11のヒロインだったのでしょう。「恥ずかしいシーン」と言ったことをお詫びせねばなりません。

  • 追記11 ( 巣立ち ) ネタバレ

    2018/10/21 15:59 by さくらんぼ

    ヒロイン・典子が茶道を始めてから、かなりの年月が経ってしまいました。後輩もたくさん出来ました。

    しかし、後輩は典子を盛り立ててくれますが、典子の指導には勘違いも多く、なかなか頼もしい先輩にはなれないのです。

    そんな折、心配したお師匠さんが、「どうしたの?」と声をかけ、そして、「そろそろ、あなたも、人を教えてみない?」、「教えることで、学ぶことも多いわよ」と言ったのです。「ここには(勉強ではなく)ときどき遊びに来て、お茶を飲めば良いじゃないの」とも。

    お茶の世界のことは知りませんが、もしかしたら、あれは、お師匠からの「免許皆伝」宣言であり、「その流派の、新しいお師匠さんを名乗る事が許された」のかもしれませんね。

    今様に言えば、「インプットとアウトプット」でしょうか。

  • 追記12 ( 「SKE48」と「一期一会」 ) ネタバレ

    2018/12/10 10:02 by さくらんぼ

    先日の日曜日、地元の巨大ショッピングモールで、「SKE48」のミニコンサートが開かれました。事前に、お店の掲示板で、その情報を知っていましたので、私はいそいそと出かけていきました。

    内容については、またの機会に書きたいと思いますが、私が感心したのは「集合写真」です。

    コンサートが終わると、アイドルの一人が、「メンバーは60人ぐらいいるので、この10人が、この会場でコンサートをすることは、もう無いかもしれません」と言ったのです。

    そして、ステージに並び、記念の「集合写真」を撮っていました。その後、会場のお客さんを背景にしても撮りました。ご丁寧に、客席の左、右、中央、計3枚も。

    もちろん、私の方にもレンズが向きました。私もこのコンサートの「集合写真」に納まり、永遠になってしまったのです。


    何年か前に、あるサークルで一泊二日の温泉旅行に行きました。参加者は50人ぐらいだったと思います。各自が持参した、ケータイやカメラ、ビデオなどで、バラバラの沢山の記録が生まれたようですが、「集合写真」は一枚もありません。

    きちんとした「集合写真「の価値は、時間が経つと分かります。今回の「SKE48」の「集合写真」。私がもらえるわけではありませんが、うれしいような、はずかしいような。

満足度データ

日日是好日
100点
3人(4%) 
90点
13人(18%) 
80点
22人(31%) 
70点
22人(31%) 
60点
5人(7%) 
50点
3人(4%) 
40点
1人(1%) 
30点
0人(0%) 
20点
0人(0%) 
10点
0人(0%) 
0点
0人(0%) 
採点者数
69人
レビュー者数
34
満足度平均
76
レビュー者満足度平均
80
満足度ランキング
61位
ファン
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観たい人
38人

 

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