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映画情報のぴあ映画生活 > 作品 > gifted/ギフテッド > 掲示板 > 人生で大切なことは「片目の猫」が教えてくれた

ラスト 人生で大切なことは「片目の猫」が教えてくれた ネタバレ

2017/11/26 9:42 by さくらんぼ

gifted/ギフテッド

大きなクライマックスとか、どんでん返しはありません。

純文学を映画化したような、しっとりとした地味目の作品でしたが、主演の、子役の新星マッケナ・グレイスちゃんが可愛いし、とても上手でした。

しかし、観客に掛けた「罠」もあります。

1年ぐらい前の邦画にもありましたね。凶悪な殺人犯みたいな宣伝をしながら、実は無実だった男の話とか、冷たい夫の話だと言っておきながら、妻の方が一枚上手だったとか。

世の中油断も隙もありません。



★★★★

 



  • 追記 ( IQとEQ 新しい「才色兼備」 ) ネタバレ

    2017/11/26 10:07 by さくらんぼ

    > しかし、観客に掛けた「罠」もあります。


    これはIQ(知能指数)と、EQ(心の知能指数」の話だったのかもしれません。

    この映画におけるIQは「数学の才能」です。映画はそれを前面に出して話を展開していきます。「数学の才能」などは誰にも分かりやすい才能ですね。

    対してEQは地味ですし、数値化しにくいでしょうし、「数学の才能」と比べれば、簡単には評価されないのかもしれません。

    しかし、「ロボットに心を持たせる」ことに躍起になっている現代。EQはもっと評価されるべきなのでしょう。

    この映画「gifted/ギフテッド」では、IQ・EQ二つのエピソードが同時進行していますが、観客はIQのみに気を取られてしまうのです(これが映画の罠)。

    しかしチラシにはちゃんと正解が載っています。「いちばん たいせつなのは、〈愛する〉才能。」と。

    本人の意に反してIQの英才教育を進めると、EQの育成が台無しになる。彼女はEQにおいても天才だったのです。

  • 追記U ( 遠くに見える「ホロコースト」 ) ネタバレ

    2017/11/26 10:19 by さくらんぼ

    「役に立つと評価された人間に、本人の意に反して、英才教育を施すこと」は、

    「役に立たないと評価された人間を、抹殺する事」と、どう違うのか。

    この映画、ある意味「ホロコースト」ですね。

    里親の家でむりやり英才教育されるヒロインと、里親のない猫が殺処分されるエピソードの対比が、それを問いかけています。

  • 追記V ( 映画「容疑者Xの献身」にみる天才の哀しみ ) ネタバレ

    2017/11/26 17:53 by さくらんぼ

    >たしか湯川と石神が初めて出逢ったときも、石神は黙々と四色問題を解いており、湯川が「すでに他人に解かれているのに、なぜやっている?」と聞くと、「その解は美しくない!」と答えていましたね。

    >「お前は友だちだ」と言った湯川に、石神は「僕には友だちはいない…」と返しました。それは湯川の事が嫌いだという意味では無く、その内お前とは対立する、この関係は壊れると、今までの人生経験から予感していたのでしょう。実際その通りになりそうですし、隣室の親子とも、ささやかな幸せが破たんに向かっています。(映画「容疑者Xの献身」追記Vより)


    映画「容疑者Xの献身」は、人生につまづき、ささやかな愛を求める哀しき天才数学者・石神と、友だちである天才物理学者・湯川の話です。

    どうやら「数学」と「美」は近い位置にありそうですね。

    誰でも心が病むと仕事どころではなくなるように、「EQ(心)を無視してIQ(仕事)だけが存在する世界」があったとしたら、それは「人間性を無視した奴隷の様な状態」なのかもしれません。早晩、それは破たんするでしょう。

    逆に、「EQ(心)を尊重すればIQ(仕事)は順調に回る」はずです。

    そういう意味でも、チラシに書いてあった言葉は無理がないと思います。

    ちなみに、映画のラストが少し分かりにくかったのですが、紆余曲折の後、ヒロイン・メアリーは、当面、毎日半日づつ、普通の学校と大学に通うようになったみたいです。それがメアリーの望むものなら、それで良いのではないでしょうか。

  • 追記W ( 片目のメアリー ) ネタバレ

    2017/11/27 11:56 by さくらんぼ

    映画のチラシを見ると、ヒロイン・メアリーがこちらを向いているアップの写真があります(手前には父代わりのフランクの顔がありますが、ピントが合っていませんのでここでは無視します)。

    メアリーの方目はフランクの鼻に隠れて見えませんね。

    つまり「メアリーも片目状態」なのです。

    映画全体を加味して考えると、この片目の意味するところは、「メアリーが見たいと切望していても、まだ見えていない風景」でしょう。

    メアリーは退屈しているのです。そのためいつも不機嫌。

    朝食のエピソードにありましたが、いつも「スペシャルな感動」を切望しているのです。

    映画の中盤にもありました。メアリーたちは病院へ行き、出産で大喜びする人たちを見学します。喜ぶメアリー。メアリーはじっとしていられず、見知らぬその家族たちの輪に加わり、飛び跳ねます。あんなに嬉しそうなメアリーは見たことがありません。

    そうだったのです。

    メアリーは好きな数学を全力で使い、周囲をあっと言わせて喜ばせる、「スペシャルな感動」を「産み出したかった」のです。

    そこにメアリーの、まあ自分でも気がついていないであろう本心があります。ただ、そこへ登って行く階段では、少女のデリケートな気持ちを考えてあげることが大切。大学生の才能と、小学生の気持ちを。

  • 追記X ( 映画「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」 ) ネタバレ

    2017/11/27 12:02 by さくらんぼ

    そう言えば、映画「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」にも盲人が出てきましたね。

  • 追記Y ( 根を張らないと真っ直ぐに育たない ) ネタバレ

    2017/12/11 9:33 by さくらんぼ

    追記Yにつきましては、映画「レオン」の追記Uへ書きました。お手数で申し訳ありませんが、お読み頂ければ幸いです。

満足度データ

gifted/ギフテッド
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3人(6%) 
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6人(13%) 
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採点者数
45人
レビュー者数
19
満足度平均
77
レビュー者満足度平均
74
満足度ランキング
58位
ファン
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観たい人
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