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どうしたの是枝監督 ネタバレ

2017/9/17 11:39 by えり蔵

三度目の殺人

製作者としてフジテレビが入っているクレジットタイトルを観た時から嫌な予感がした。
やはり、観ているうちにそれは危惧した通りとなった。

ヴェネチア映画祭に出展するほどの作品なのにも関わらず、B級やC級映画のように、これだけ未消化な部分や矛盾点の多い映画も珍しい。また、出演者の中でも重要なカギを握る俳優のミスキャストが目立っている。
これで本当にグランプリを狙っていたのか、製作者の真意が測りかねる。
しかも、評論家やネットの中には絶賛している人もいる。
私の鑑賞眼がズレているだろうか。

そこで、最初に不消化な事項や矛盾点を10項目ほど上げてみることにする。

1.死体を焼いた理由はなんだったのか。最後まで分からなかった。

2.殺人現場からタクシーで逃げる際に撮られたタクシー内の録画はどうなったのか。

3.十字架は何を意味していたのか。このシーンから最初この映画は『オーメン』や『セブン』のようなホラー路線かと思った。

4.工場の食品偽装の話はどうなったの。国や県はなぜ動かない!

5.役所と斉藤由貴との不倫に纏わる保険金殺人はどうなったの。警察はどうして調査しなかったのか。

6.役所の故郷である北海道に最初福山は行かないと言っていたのに、どのような心境の変化で行くようになったのか。また、折角北海道まで出かけてなになぜ役所の娘に会わないで帰ったのか。

7.役所が最初に犯した殺人についても担当した警察官の話だけでなく、当時の供述調書を北海道まで行ってなぜ調べないのか。そこに十字架の真実があったのではないか。

8.広瀬が北海道大学を目指して勉強していたが、それは役所が北海道出身だからなのか。
広瀬と役所の親密さというより親子関係を遠回しに表しているようだったが、結局それもハッキリしなかった。

9.親子でないならば、広瀬が独り身の役所のアパートに行くってことは、肉体関係があったように思われるが、ただの関係ではないような含みをもたせたままだった。

10.広瀬と役所の共同で殺人を犯しているシーンがあったがあれはなんだったのか。もし監督が意図していたとしたならばそれはインチキである。

11.広瀬が裁判で父親から性的暴行を受けていることを述べようとするシーンがある。結局、それは実現しなかったが、他人を助けるために18歳の娘が自分の恥部を世間にさらけ出すようなことをするのだろうか。これは他の人も指摘している。

12.広瀬を足の悪いキャラクターとして登場させる必要があったのか。

13.『3度目の殺人』の3度目意味は何。一つ目北海道の殺人、二つ目今回の殺人。三つ目は…あれないぞ。2度も殺人を犯したら一生刑務所出られないでしょ。まして3度目は無理。

他にもいくつかあるがここまでにして、次は、ミスキャストについて。

1.斉藤由貴は中小企業の奥さんには全く見えない。
中小企業の奥さんというより魔性の女にしか見えない。役作りが出来ていなかったというよりミスキャストというより他にない。それは、比較して申し訳ないが『淵に立つ』の筒井真理子さんの演技を観ていただければ幸いである。それと、保険金殺人の話がマスコミで取りざたされたとき、容疑者でもないのに斉藤の顔が放送されたが、放送倫理に引っかかっているのではないのか。

2.役所広司の髪型とダイワハウス
役所広司の髪型が気になった。あれって坊主にしなくていいの。それと役所はどうみても2人を殺した犯人にはとても見えなかった。それと出演中ずっとダイワハウスの宣伝が頭から離れなかった。

3.広瀬すずの演技の稚拙が露見
『海街』は、下手糞な女優が4人出て目立たなかったが、今回は一人ということで彼女の演技の稚拙さが露見してしまった。彼女が出てくるシーンなど観ているこちらの方が苦しくなった。

4.福山君はミスキャストではないが色気がなくなった。

名作『そして父になる』のときの福山君は絶品だった。色気があって、エリート臭さ満載で、親子の真実に気が付いたときの演技は感動ものだった。今回は、実生活でも結婚して安定したのか危ない雰囲気がなくなったような気がする。

大好きな是枝監督どうしたのかな。出演者のスケジュールを優先させたため、脚本の不備をそのままにして製作に入ったのではないかな。また殺人というテーマが是枝監督に合わなかったような気がする。

次回作は、『そして父になる』や『海よりも深く』の路線に戻って欲しい。
小津安二郎も言っている。「豆腐屋は豆腐しか作れない」と。

話は変わるのですが、重松清の原作なんか是枝監督に合うような気がする。そう言えば是枝監督も重松清も早稲田大学出身で同年代です。しかも作風や風貌も似ていると思うのだが。

将来、重松清原作、是枝監督脚本の作品でお願いしたい。

 



満足度データ

三度目の殺人
100点
3人(2%) 
90点
28人(18%) 
80点
33人(22%) 
70点
28人(18%) 
60点
30人(20%) 
50点
12人(8%) 
40点
5人(3%) 
30点
5人(3%) 
20点
1人(0%) 
10点
2人(1%) 
0点
1人(0%) 
採点者数
148人
レビュー者数
58
満足度平均
69
レビュー者満足度平均
69
ファン
7人
観たい人
94人

 

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