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犯人判明

2017/1/30 22:17 by ペンギン

君の名は。

今TVで「君の名は。」大ヒットの仕掛人とか言う番組を見た。
何やら随分やり手の宣伝ウーマンがあの手この手でこの映画をヒットさせたということらしい。
何が(誰が)この映画を、そして新海誠をダメにしたのかが判った。
予想はしていたがここまで東宝営業サイドの横槍があったとは。
番組を観ていると、この人物が始めから終わりまでやりたい放題に作品の世界観をぶち壊していく。
私がこの作品で首を傾げた部分のほとんどは、この人物の手によって弄り倒されていたことが判った。
ヒットすれば何でも良いのか?
作家の思いや世界観はどうでも良いのか?
売れた方が正解なのか?
監督が「自分のイメージと違う。美しくない」と、最後までダメ出しをして譲らなかったのにゴリ押しをして自分で予告編を作ったとドヤ顔で自慢する姿に至っては、呆れ返って涙も出ない。
東宝ってこんなことがまかり通る会社だったのか。
こんな人物の手に作品が渡ってしまった新海誠が哀れである。
この映画は不幸である。

 



  • Re: 犯人判明

    2017/1/31 21:36 by しゅうや

    ペンギンさん こんばんわ。

    私はこの作品を高く評価しているのですが、それは見解というか、好みの相違ということで、以下、お聞き頂ければ。

    ペンギンさんが御気に召さないのは、おそらく入れ替わりの始まりやラストが、今までの新海作品とは異質だからだろうと思いますが、そこは東宝サイドの意見が入っているはずです。

    それは営業の都合というより、プロデューサーが川村元気氏だということで、川村P作品を見慣れていれば、ああ、あのテイストか、という感じです(それが好きか嫌いかは別問題ですが、ヒット連発させてるのは事実です)

    今まで全てを一人でコントロールして作っていた新海監督からすると、Pのコントロールを受けるのは初めてに近いのかもしれませんが、それで怒っているわけでもないですよね?

    仮に新海監督が、今まで通り、一人でやりたいなら、今までどおり自分の会社で賄える範囲のお金と人で映画を作っていたはず。
    それを今回、東宝とタッグを組んだというのは、より多くの人に観てもらいたいか、スケールを上げるために人を使いたいかだったのではないでしょうか?

  • Re: 付言

    2017/1/31 22:30 by しゅうや

    ペンギンさん 再び失礼します。

    ペンギンさんの疑問に思っていることに、多少は実務を知っている人間としてコメントさせて頂きます。

    「映画に対して口出しする権利が、東宝にあるか?」

    これは、今回の映画のクレジットを見て頂ければ分かるのですが、製作会社のトップは東宝です。
    つまり最大の出資者(製作主幹事といいます)は東宝で、その会社の代理人としてプロデューサー(筆頭は川村氏)がいます。

    カネを出すなら、口を出すのは当たり前。
    出資資金を回収し、さらに儲かるようにしていく責任を負うのが川村氏の仕事です(もっと広く映画に対する全責任を負うのがプロデューサーですが)

    監督がその口出しを嫌えば、最悪、降板とか製作中止という事態にもなります。
    最近はあまり表に出ませんが、洋の東西を問わず、このような話よくありました。

    監督が製作現場のみならず、作品全体を仕切っていた、現場への介入は認めないというのは、かなり昔の日本映画の話です。

    大物監督も輩出した代わりに、観客無視の映画を乱発し、邦画はどん底にまで落ちたのは、ご承知の通りです。
    21世紀に入ったぐらいから、プロデューサー主導に代わってきて現在に至ります。

    プロデューサーが責任を負う、というのは欧米では当たり前の話で、向こうでは監督というのはそこに雇われた人に過ぎません。

    作品に口を出したければ、カネを出してプロデューサーに加わる、アメリカだと俳優(イーストウッドやトム・クルーズなど)がプロデューサーになるのは珍しくありません。
    日本も欧米に近づいてきたというところです。

    アカデミー作品賞の受賞式を見れば分かるのですが、日本は監督がオスカーを受け取りますが、アメリカではプロデューサーです。

    これが象徴しているように、日本では監督の地位が高すぎる、下手すれば神格化してしまっているのが実状だと思います。

    自慢げにテレビに出て裏話をするのはどうかと思いますが、ようやくプロデューサーの仕事も表に出てきたのが、今回の「君の名は。」の番組みたいなものかもしれません。

  • Re: 犯人判明

    2017/2/7 12:16 by ペンギン

    しゅうやさんこんにちは。
    返信が大変遅くなりました。
    申し訳ありません。
    大変ご丁寧なレス、ありがとうございます。

    しゅうやさんのご指摘はすべてごもっともで、何ら反論するつもりはありません。
    新海誠作品とはいえ大衆向けの娯楽作品に違いはないのだから、セールスに結びつく戦略を練るのは当然であり、宣伝部というのはそのためにあるのだから、彼らの仕掛けは当然です。
    そしてそれは大成功を収めたわけです。
    それに対して私などが難癖付ける資格などありません。
    しかも川村元気が仕掛け人と来ればあらかじめヒットが約束されているようなものです。
    今や邦画は東宝のひとり勝ち状態です。
    それはそれでいいのです。

    一方で私にとって新海誠という監督は「創作」に対してとても真摯な態度で接する人で、青臭い言い方ですみませんが、売れることより自分が納得のいく表現を選ぶ人だと思っています。
    これは私の身勝手な思い込みかもしれません。
    私が今でも彼の最高傑作だと思っている「秒速5センチメートル」が「君の名は。」みたいにあらゆる世代、あらゆる国で絶賛されるとは思いません。
    しかしあの作品は「君の名は。」よりも深い詩情を湛えていて、心に監督の思いがひしひしと伝わってくる優れた表現物だと思うのです。
    つまり何が言いたいのかというと、私は「君の名は。」と「新海誠の新作」という形で出会ったので、宣伝物や予告編や主題歌や観客の感想と接したとき、なにやらあまりに私の持つ新海誠のイメージと違うので戸惑ったわけです。
    まるでジブリの新作を見ているようでした。
    はじめから「川村元気が新海誠を監督に迎えてアニメを制作するらしい」という形で出会っていれば「新海誠がマンネリ打破するためにあえて商業主義で腕試しか」と、納得できたのかもしれません。
    それに加えて追い打ちを掛けるように、テレビで宣伝部の女性が「映画のヒットは自分の手柄」と言わんばかりの鼻息で出ていたので衝動的に書き込みをしたのでした。
    思えば少々冷静さを欠いていました。
    誤解して欲しくないのですが、私もこの映画、嫌いではないし、良くできたお話だとは思っています。
    音楽の好き嫌いは個人的なものかもしれません。
    現に、音楽に感動したという人も大勢いらっしゃいます。
    そしてテレビに出てきた仕掛け人が川村元気氏であれば私もこんなに感情的になっていなかったと思います。
    もちろん宣伝部の彼女もポスターをはじめあらゆる宣伝物を企画して観客を作品へ誘導するための手腕を発揮しているのですが、予告編に対して口出しどころか監督が「これは違う、承伏できない」と言っているものを謂わば自分で監督して通してしまったことになにやら怒りみたいなものを感じてしまいました。
    彼女の行動が職務を逸脱し、監督に対し不敬であると判断されれば、そもそも会議で通っていなかっただろうし、それなりに認められたからこそゴーサインが出たんだろうと言うことは判ります。
    しかし、予告編とはいえ、作品の世界観を伝えるものである以上、監督にとっては作品の一部だと思うし、そこには拘りもあった。その場合どちらの意見を優先するか。私としては(資本の原理を度外視しても)監督を優先して欲しかった。
    予告編は本編とは違って、観客を作品に誘導するためのツールだから宣伝部主導だというのは判るんですがね。
    さらに、番組に同席していた新海監督も「自分自身も今までの殻をどうにか壊して、違うベクトルで、自分にはないメンタルで作品を作ってみたかったので、今は納得しています」と言っていたので、これで良かったんだと思います。
    正直に白状しますとその宣伝部の女性が、私が個人的に最も苦手とする生理的に受け付けないタイプの人だったので、つい感情的になってしまったのでした。

    あと、プロデューサーシステムについてですが、確かに邦画界は監督主義であり、観る方も監督で選ぶという傾向が強いです。
    「作品は表現者のもの」というのは、ジャンルを問わず日本人のメンタルであり、これはこれで悪いことではないように思います。
    かつて、大手5社にいたら思うような作品が撮れないと力のある監督がこぞって独立プロを作った時期がありました。
    資金集めには相当苦労したようですが、それでも「作りたいものを作る」気概は表現者として素敵だと思います。
    また、50年前にも東宝の田中友幸、大映の永田雅一、東映の岡田茂、裕介親子、或いは角川春樹や荒戸源治郎、奥山和由など、その時々でスポットライトを浴びた名プロデューサーも少なからず存在していました。

    私は、邦画がハリウッドと肩を並べるようになることよりも、独自のスタイルで発展を遂げて欲しいと思っています。

    なんだか取り留めのない文章で、結局まとめることが出来ませんでしたが、しゅうやさんのご意見に反論する意図はありませんので誤解なさらぬよう。
    又意見交換致しましょう。

    それでは。
    ペンギンでした。

  • Re: お気持ちはよく分かります

    2017/2/7 23:13 by しゅうや

    ペンギンさん こんばんわ。
    ご丁寧な返信ありがとうございます。

    >「秒速5センチメートル」が「君の名は。」みたいにあらゆる世代、あらゆる国で絶賛されるとは思いません。

    これなんですよね。
    私も「秒速」で新海作品に出会った時、その精緻な映像とはかないストーリーに「これは凄いアニメーターが出た」と感動したものです。

    ところが「あれでは売れない」というのも事実なのでしょう。「君の名は。」と比べれば、どこか自己満足感が、最後に出てしまってるような感じがします。

    それ以前に、製作監督は一人で、配給まで自分の会社じゃ、世に知られることもない。ジブリ全盛期の当時は、ほとんど知る人ぞ知るって感じだったのを思い出します。

    それが東宝製作配給ってだけで、こんなにも観る人の数違うのか、と驚かざるを得ないのが実状ですね。
    作品の完成度だけ評価すれば「秒速」だって「君の名は。」に匹敵するんですけど。

    >宣伝部主導

    予告編って本編とは別の専門会社が作ることも多いので、東宝の宣伝担当者もいつもの感覚で作ったんだと思います。それほど監督が思い入れあるとは知らなかったのが実状でしょう。悪気はないんだけど、少々強引ではあるでしょうね。

    話は少々逸れますが、東宝宣伝部ってすごいんですよ。
    むかし、ある映画のスニークプレビューにご招待されたのですが、編集直後の初号以前のものを見せられ「この映画をよりよくしたいので、今ご覧になった皆さんの忌憚のないご意見をお聞かせ下さい」1時間ぐらい、素人の意見を聴いていました。
    で、再度、完成披露試写会にご招待され、完成品を見たら、全く違う、我々ど素人が指摘したようなところも、しっかり修正されていました。

    ここまでする映画会社もほとんどないでしょう。まさに東宝のパワーを見せ付けられた感ありでした。とはいえ、去年みたいに東宝一色に染まってしまうと、他社にもがんばって欲しいのですが。

    >邦画界は監督主義であり

    私は好きじゃないんですよね。監督を神に祭り上げる風潮。
    一度やってみたい職業に、野球と映画の監督とオーケストラの指揮者ってよく出てきますが、どれも組織を思い通り動かしたいかららしい。実際は、このどの職業も、多くの演者がいないと成り立たないんですけどねえ。

    実務の末端で動いている人を知っていると、監督が好き勝手に現場を振り回すな、って思いますよ。あと「全部俺の手柄」みたいに言う監督も大嫌いです。

    同じように、角川春樹氏や奥山和由氏のようなプロデューサーも好きになれないですが。所詮は裏方なんで、表に出て暴れられるといい迷惑です。

    そこからすると、昨今の邦画界は、ようやく監督とプロデューサーのバランスが獲れてきた、というか、日本のテレビ局のシステムに近くなった感じがしています。テレビ局主導で映画を作る機会が増えたからでしょうね。

    >邦画がハリウッドと肩を並べるようになることよりも、独自のスタイルで発展を遂げて欲しいと思っています

    作品の質に関しては同意です。ジャンル、特にアクションやSFのようなものは、お金はかけられるようになったんだから、韓国には追いついて欲しいとは思いますが。

    一方で、ビジネスというか現場にはまだまだ古い慣行が残っていることが多いです。監督主導だけでなく、現場の人間のこき使い方とか(向こうだと組合があって好き勝手できない)
    そういうのは、ハリウッド化というよりも、儲かっているうちに近代化して欲しいですね。

    それでは。

満足度データ

君の名は。
100点
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採点者数
432人
レビュー者数
206
満足度平均
81
レビュー者満足度平均
81
ファン
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観たい人
193人

 

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