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君には何も期待しない

2006/3/3 23:13 by 未登録ユーザ さくらんぼ

県庁の星

スーパーに派遣されたエリートの野村は、寝具売り場の担当になりました。さっそく寝具用品をデパートの様にディスプレイすると、パートの二宮に「スーパーへは、客は日用品の補充に来るだけ。夢を見るならデパートへ行く」と言うような意味の事を言われ、すぐにディスプレイは解体されました。

あの時、二宮は、こう心の中で叫んでいたのだと思います。「そんな事、客は誰も期待しちぁ、いないんだよ。恥かかせんなよ。みっともないよ。やめなよ」って。

その隠しておきたかった哀しみに、野村から無神経に触られた。だから激怒したのです。

「誰にも期待されない」こと。

これは哀しいことです。一昔よく言われた「窓際族」もそうでした。
だからこそ、安売りの弁当を好んで買ってくれる客や、ホームレスにも有り難味を感じていたのです。だから弁当を否定した野村に激怒したのです。又、淋しい枕のクレーム客までも暖かく迎えたのです。
でも野村も県庁でエリートコースから外れ、誰にも期待されない存在になって、同じ哀しみを味わっていましたね。
話は変わりますが、この映画、クリスマス・シーズンが舞台です。二宮が野村をデパートへ誘いました。理由は仕事の為ですが、屋上でクリスマス・ソングを聴きながら、クリスマス・ディスプレイの近くで、夕食を食べる姿は、密に二宮が仕組んだ、秘密のデートの様でした。
チョッピリ哀しくて、グッと来るシーンです。
やはりデパートは夢を見に行く処なのですね。

 



  • 追記 ( 連ドラ「まれ」に見る、映画「県庁の星」 ) ネタバレ

    2015/6/5 10:32 by さくらんぼ

    NHKの連ドラ「まれ」を観ています。

    とくにBSで「あまちゃん」と二本連続放送しているのは、ありがたいですね。

    実は「まれ」は「あまちゃん」みたいに面白いという噂を聞いて、私は途中から参戦しました。ですからレビューを書くのは自信がありませんし、そもそも、まだ最終回も迎えていませんので、フライングを承知で、少しだけ書かせていただきます。

    「まれ」の主人公・津村希は、生まれつきの性格もありましょうが、「夢追い人」である父を反面教師として育ち、リアリストとしての人生観を持っていました。

    だから、難関、輪島市役所に就職して、安定の象徴である公務員になったのです。

    しかし、幼児期からの夢であるケーキ職人になることをあきらめられず、とうとう退職して、修行の旅に出ます。

    今どき、人もうらやむ公務員を退職して夢を追いかけるなんて、普通の親御さんから見れば、いや、世間一般の声から言っても、非常識はなはだしい、と言ったところでしょう。下手をすると、公務員仲間から白い目で見送られるだけでなく、転職先でもカラーが違うとイジメられる心配すらあります。そうなったら行き場所がない。

    でも、少々違うのです。

    どうも、この「まれ」は違うのです。

    オープニングの海岸でも、フィギアスケート選手のごとく飛び跳ねている通り、人間としてのパワーがあります。

    それに…ここで少し、映画「県庁の星」を思いだしてください。

    良くも悪くも代表的公務員、県庁の係長が、民間派遣研修で、スーパーへ派遣され、いかにも中小の民間らしい、軟派な仕事をしていたスーパーに、役所ライクな硬派な改善を指導する話でした。

    ある意味「まれ」も似ていますね。

    希は数か月しか役所にはいませんでしたが、役所で仕事の初体験と言うものをしたのです。何にしろ初体験は、その人に刻み込まれます。それは彼女に、良い意味で役所的思考と言うスキルを与えました。それは高い視点からの、指導・調整役というスキルです。

    彼女は、見かけこそ世間知らずの小娘ですが、内面的にはアーティスティックなケーキ職人と、リアリスティックな役人と言う、2つの異文化キャラを内包したのです。

    ちょうど、大企業に勤めていた人が定年退職し、中小企業などに再就職すると、仕事のやり方が大企業と中小企業とでは違うので、良くも悪くも驚いてしまう、と言う話を実際にも聞いたことがあり、それにも似ています。

    たとえば希の役所時代の課長は大変厳しい人でしたが、ケーキ屋さんの師匠の厳しさとは階が違います。

    役所の課長さんの厳しさは、大人のそれであり、あまり隙がありませんが、ケーキ屋さんの厳しさには、自己中や、わがままが混じっています。

    もちろん例外もあるでしょうが、誤解を承知で言えば、おおむね、これは職人全般に言えることでしょう。若いころから一つのことだけに精進していると、どうしても頑固・天狗になりやすいのだと思います。でも市役所の役人は、少なくとも数年ごとに担当する仕事が変わるので、天狗にはなれないのです。そこに厳しさの質の違いが生まれます。

    希には、その違いが分かりました。相手を正しい道に導くことができるスキルが育ちつつあったのです。

    べつに公務員に限ったことではありませんが、異業種間の転職はマイナスにならない、と言う意見があります。まさに、その通りの状況を希は生きているのです。

    まだ、ドラマの途中ですから、ハッキリとは言えないのですが、この「まれ」の語っていたことは、破壊力とか、尖がった人材とか、そんな時代が求めていることなのかもしれません。

  • 追記U ( 「右脳」「左脳」そして「ウノウ」 ) ネタバレ

    2015/6/18 7:21 by さくらんぼ

    NHKの連ドラ「まれ」の続きです。

    このドラマ、最近は「右脳」「左脳」の話題がよく出てきますね。

    これは、

    「右脳」=「ケーキ職人」=「アーティスト」
    「左脳」=「役人」=「リアリスト」

    と言う事でしょう。

    やはり「まれ」は、この二つのせめぎ合いを描いているのでしょうか。

    ところで、このサイト「映画生活」の運営も、昔は「ウノウ」と言う名の会社だったのです。お世話になりました。珍しい社名だったので覚えていますが、今、知っている人は、どれぐらいいるのでしょうね。

満足度データ

県庁の星
100点
11人(3%) 
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30人(8%) 
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114人(31%) 
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採点者数
360人
レビュー者数
84
満足度平均
67
レビュー者満足度平均
69
ファン
4人
観たい人
112人

 

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