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日本人として戦った在日の方への鎮魂歌 ネタバレ

2015/12/15 7:29 by さくらんぼ

第二次世界大戦当時、米国422連隊など、日系人部隊の戦いの勇敢さは、白人たちを驚かせたと言われています。彼らのそのエネルギーの根源は、大和魂だったのかもしれませんが、米国への忠誠心の証明であったのかもしれません。

ところで1958年に制作されたTVドラマ「私は貝になりたい」(フランキー堺さん主演)は大きな反響を呼び、それは現在まで語り継がれています。その後リメイクもされましたが、ここでは少しオリジナルの話をします。

あのTVドラマ「私は貝になりたい」について(1959年映画版だったのかもしれません)、何十年も前の朝日新聞に、あれは「日本人として戦った在日の方への鎮魂歌である」という意味の話が書いてありました(昔の事なので、表現までは正確に覚えていませんが)。

それは、いわゆる有名無名の映画評論家のレビューではなく、制作者側の話でした。だから驚きを持って記憶していたのです。

1958年当時、まだ在日の方への差別が現在よりもはるかに色濃く残っていたであろう時代に、「日本人として戦った在日の方への鎮魂歌」が密かに作られていて、それを、おそらく、ほとんどの日本人が、そうとは知らず、当然に日本人の話だと思って、涙を流しながら観ていたのです。

でも、なぜ「日本人として戦った在日の方への鎮魂歌」なのかまでは書いてありませんでした。それが喉に刺さった骨の様に私の疑問になったのです。

でも何年かの後、ふと推理ができたような気がしました。

ここからは新聞には書いてありません。みな私の想像(妄想)ですので、そのつもりで読んで下さい。

キーワードは「忠誠心」です。

当時の日本人部隊が何人だったのかは知りませんが、たとえば10人だとして、内1人が在日の方だったとします。

第二次世界大戦当時、汚れ仕事を前にしたとき(表現が失礼ですが)、その在日の方には、上官から忠誠を証明するように圧力をかけられた可能性は無かったでしょうか。また本人もこの機会に忠誠を証明したいと思わなかったでしょうか。

BC級戦犯になった方の中には、もしかしたら、そんな在日の方が少なくなかった、のかもしれないと思ったのです。

 



  • 追記 ( 新聞から ) ネタバレ

    2016/9/7 9:36 by さくらんぼ

    「 人生に、文学を。

    文学を知らなければ、目に見えるものしか見えないじゃないか。文学を知らなければ、どうやって人生を想像するのだ(アニメか?)

    読むとは想像することである。世の不条理。人の弱さ。魂の気高さ。生命の尊さ。男の落胆。女の嘘。行ったこともない街。過ぎ去った栄光。抱いたこともない希望。想像しなければ、目に見えるものしか知りようがない。想像しなければ、自ら思い描く人生しか選びようがない。

    そんなの嫌だね。つまらないじゃないか。

    繰り返す。人生に、文学を。

    ( 一年に二度、芥川賞と直木賞 ) 」


    *******


    これは「公益財団法人 日本文学振興会」が、2016.7.20朝日新聞(朝)に全面広告したものからの抜粋です。「私たちは、『人生に、文学を』プロジェクトに賛同します。」として38の有名企業も名を連ねていました。読み捨てるには惜しい広告だったので掲載させていただきました。ほんとうに読書は大切だと思います。

  • 追記U ( 一番大切なものは、言葉にできない ) ネタバレ

    2017/12/7 11:33 by さくらんぼ

    今朝、2017.12.7のNHKラジオ、7時過ぎにこんな話を放送していました。

    「 JR東京駅前に1955年に建立された平和を願う『愛(アガ ペー)の像』は、2007年より駅舎復元工事にともない撤去されていましたが、要望も強く、このたび再設置が決まった」と。

    この「愛(アガ ペー)の像」こそ、平和への祈りであると同時に、先の大戦で「戦犯」として亡くなった方への、鎮魂でもあったのです。

    そしてラジオによると、「国や立場によって思いが違う」ため、あるのは「像」だけで、「説明プレートは無い」のだそうです。


    参考

    「 世紀の遺書

    世紀の遺書(せいきのいしょ)とは、第二次世界大戦敗戦後に戦犯として刑死および獄死した人々の遺書を編纂した遺稿集。『世紀の遺書』という書名は、『二十世紀が後世にのこす遺書』[1]の意図がこめられている。

    巣鴨プリズン内に置かれた『巣鴨遺書編纂会』の呼びかけで遺族その他から遺書や遺稿が寄せられ、多くの人の協力と援助によって1953年(昭和28年)12月に初版4000部が出版された。その後、第2版(1954.3)、第3版、第4版(1954.12)まで版を重ね、4版で延べ13,000部を数えた。また1984年(昭和59年)8月、講談社で復刻版が出版され重版した。…

    … アガペの像

    『世紀の遺書』による利益金のうち、200万円は『アガペの像』の材料費に充てられ、横江嘉純は制作を無料奉仕で引き受けた。『アガペの像』は東京駅前広場(丸の内)に設置され、昭和30年11月11日に除幕式を迎えた[12][13]。東京駅の駅舎改修工事に伴い、2007年10月に撤去し、再設置あるいは移転については未定である。」

    ( ウィキペディア「世紀の遺書」より抜粋 )

満足度データ

私は貝になりたい〈1959年〉
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採点者数
13人
レビュー者数
4
満足度平均
68
レビュー者満足度平均
73
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観たい人
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