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「美」

2003/4/27 1:02 by 未登録ユーザ レクター博士

再びの投稿です。

aphex twin 様。
>ストーリーなんておまけです。とにかくこの映画は美しい。
おっしゃる通り。
>こうして時間は止まるんだなと思いました。
これはスゴイ表現だと思います。

さんくふる様。
>「若さへの憧れ」
私は、男とか女とかの区別なく「美」そのものとして
タッジオの存在を感じました。

歌舞伎では、真の「美しい」役者は、カツラを変える
だけで「美男」と「美女」を往き来できる、といいます。
歌舞伎を観るようになって、今にして感じる事です。

因みに、原作者のトーマス・マンは実際の体験を
綴って、作為など無くして「出来た」小説だと言ってます。
さらに、自身の「同性愛的傾向」を日記に書いています。

重ねて誤解無きよう書きます。「ベニス〜」は、
「死」と「等価」である「美」を味わえる「高み」
に達した「芸術家」の「白鳥の歌」、
「美」に殉死した生きざまを描いた作品だと思います。

 



  • Re: 「美」

    2003/8/5 20:09 by さんくふる

     長らく返事しておりませんでどうも…レクター博士様

    > >「若さへの憧れ」
    > 私は、男とか女とかの区別なく「美」そのものとして> タッジオの存在を感じました。

     そうなのですね、感じる人はそうなのです。
     中学時代の知人も激しく、ビヨルンの「美」に惹かれておりました。中学生(最近では中坊と言われているようですが)で既にです。
     
     そういう惹かれ方と違う、と博士は言われる気がしますが、でも、私はやはり、一生惹かれることは無いのかもしれない、と最近思えてきたのです。残念ながら。淀長さんに近づきたいのだが…無念です
     あの「美」を理解できるのは、やはり持って生まれた何か「先天的な感性」のようなものが、必要な気がするのです。年をとっても変らないのかも、と思えてきました、最近。残念ながら。無念です。
     
     私の場合、冷静に、観察する事は出来ますが、心の中から熱いものが沸いてくる「美」ではない、私にとってはそういう「美」の世界のような感じが致します。
     絵画の中の「大天使ミカエル」のような感じなのです。

    > > 歌舞伎では、真の「美しい」役者は、カツラを変える
    > だけで「美男」と「美女」を往き来できる、といいます。
    > 歌舞伎を観るようになって、今にして感じる事です。
    >
     確かに、玉三郎様は、いるだけで、そこだけ空気が違いました。何か白いもやがかかっているような(大げさかな)三階(1階はお値段が高いのですね〜)から見てもそう感じましたから。
     立ち居振る舞いがまた美しい。歩いた後に何か残るんです。軌跡みたいな…
     真の「美」を獲得した人は、存在自体が「美」なのだと確かに思います。でも最近の「たそがれ…」の宮沢りえ、にも感じたんですが。普段はあまり感じませんですが。
     
     別の意味で、最近歌舞伎の「美」には注目しています。はっきり言ってこれ程美しい、舞台衣装は、どこでもお目にかかれない(海外でも)、と最近思えて来たのです。色使いが素晴らしく派手!なのに、下品にならず収まっている。

    > 因みに、原作者のトーマス・マンは実際の体験を
    > 綴って、作為など無くして「出来た」小説だと言ってます。
    > さらに、自身の「同性愛的傾向」を日記に書いています。
    > 重ねて誤解無きよう書きます。「ベニス〜」は、
    > 「死」と「等価」である「美」を味わえる「高み」
    > に達した「芸術家」の「白鳥の歌」、
    > 「美」に殉死した生きざまを描いた作品だと思います。

     10代の頃はいまいち解りませんでしたが、「同性愛」と言うのは、限りなく「美」に近づく要素なのだと、最近思います。
     この映画を見た頃(中坊の頃)「アナザーカントリー」と言う別の映画も見ましたが、ここの青年たちも、限りなく究極に(私にとっては)「美しい」のです。
     彼等も他の映画で出ていても、それほど美しさは感じませんでしたが、この時期の男性というのは、本当に男女の域を超えて、美しいのだと感じます(最近の子にはあまり美しさ感じませんが、私の年ですかね。)
     
     私はこちらの映画の青年、少年たちの「美」には惹かれたのですが、どうしてもタッジオ、ビヨルンにはそこまで惹かれないのです。
     あまりにも、完璧で、はかない感じの美しさで…書いてても、う〜ん、やはり私にはそういう感性が授けられてないのかな、と思わざるを得ません。悲しいかな…
     中学の知人は女性でしたし、男女の違いと言い切れませんし。
     違いがあるとすれば、本人自身が美しいか、そうでない(私はま〜並でしょうか、並にしとこう、させていただこう、並です)でしょうか。
     彼女も美人と言えば美人でした。(中坊の男には手が出せない感じ、大人すぎる感じ、下手するとおばさんだったかも)
     レクター博士様もきっと美少年だったのではないでしょうか。(勝手推測申し訳ありませんが…)本人が美しいとやはり、モノの見方も違うのではないか、と実際美青年と接した時にも感じましたし、並みの私なんかはそう思うのです。(卑下してませんが、やはり感性違うな〜と実感したことあるのです。)
     ともあれ、レクター博士様はやはり、淀長さまの域に達せられていると思いました。羨ましいです。

  • 「美」の

    2003/8/7 0:48 by 未登録ユーザレクター博士

    さんくふる様。
    レス有り難うございます。

    歌舞伎がお好きなようで、嬉しいですねー。
    玉さんの「美」を上手く表現して下さいました。
    敢えて比較すると、菊之助も美しいのですが、
    まだ、動きの角々の美しさのみ。持続しない。
    動いている瞬間々々が全て美しい、というところ
    までいっていませんでした。でも、最近は違います。
    幕見席からみても分かります。

    あ、映画の話ですよね(^-^)。

    ビヨルン・アンドレセンの「美」は万人向けでは無い
    と思います。ベッカム...、いや失言(^-^;)。
    淀川先生創設の「東京映画友の会」の会員として、
    とても嬉しい。
    大切なのは、「ベニス〜」の「美」をビヨルンの好き嫌い
    などという瑣末なところを越えて掴んでいるかどうか、なのです。

    先生が歌舞伎をお好きでしたので感化されて観始めました。
    現在も「友の会」は続いています。検索してみて下さい。
    今月は16日土曜日、東京タワーの向かいでやってます。
    お近くならば是非お越し下さいね。

  • あ、目から鱗が…

    2003/8/8 21:53 by さんくふる

    >大切なのは、「ベニス〜」の「美」をビヨルンの好き嫌いなどという瑣末なところを越えて掴んでいるかどうか、 

     そうです、淀長先生も言われてましたね、
     
     映画を見なさい、映画の向うにあるものを見なさい…って。

     今、思い出しました。やはり、若輩です。今思い出すなんて。あれだけぐだぐだ書いてて(うつけもの)。

    >現在も「友の会」は続いています。

     淀長先生の実家とうちも似ていたので、なんとなく親近感あるのです。
     機会ありましたら行ってみたいです。
     ちと遠いので〜。臨時収入でもあればぜひ〜。今年は無理かも…くく

  • 「分析」・・・(^-^)

    2003/8/9 0:44 by 未登録ユーザレクター博士

    さんくふる様。

    >淀長先生の実家とうちも似ていたので、なんとなく
    >親近感あるのです。

    ええっ!? そうなんですか?
    うーん、その辺をお聞かせ(お書き?)下さい!
    可能な範囲で結構ですので!
    さんくふるさんの「感性」の源泉を「分析」したい。
    ハンニバル・レクター(^-^)として!
    「クラリース!」

  • Re: 「分析」・・・(^-^) ☆☆☆

    2003/8/10 12:53 by さんくふる

    >うーん、その辺をお聞かせ(お書き?)下さい!
    >可能な範囲で結構ですので!
    >さんくふるさんの「感性」の源泉を「分析」したい。
    >ハンニバル・レクター(^-^)として!
    >「クラリース!」
     
     は〜い、「並み」のクラリスです(笑)

     実家の事はね〜、他で書いてしまって…あまり書いていると、ご先祖が化けて出そうなので(〜〜)と言いながら一杯書いてしまったな。南無阿弥陀仏…

     お手数ですが、淀長先生の自伝をお調べください。

     うちも同じ事をしていたようです。淀長先生のところも、結局つぶれてしまったと言うことですが(時代ですね)トアロードの辺では、先生のご姉妹の方が最近までお店(外国雑貨店)をされていたようにうわさで聞いています。
     
     うちの祖父は多分、淀長先生と同年代か少し上かです。
     あの頃、あのあたりはそれこそ「舟成金」とかで、暗いから札束に火をつけて、自分の草履を探した、というような超超バブル時代だったそうで。
     祖父はそれこそ、全盛期に息子であり青年だったので、ありとあらゆる贅沢を享受していたようです(毎晩のように有名料亭(なだまん、吉兆…)の仕出し弁当で夕食していた、和菓子の店をポンとひとつ持たせてもらった、とか)。
     が、結局、淀長先生の所のように、終戦、そして何も無くなった、と言う感じです。
     死ぬ前も、大阪のはこ寿司(通には有名だった)食べたい、とか申してましたが、今ではそんなもの(贅沢な)と言う感じで、誰も相手にしてませんで、ローソンの寿司(笑)渡されてましたが、今思えば、可愛そうに。(しかし思えば、私も貧しく育った割には、舌は肥えているんです、不思議と。)
     
     と、祖父と引き換え、私は、そのような国敗れて山河あり…状態の中育ってますので、見たものと言えば、全て無くした祖父と、苦労した父と、当時うちで働いていた方々のお墓とか(これはちょっと置いとけば良かったかも、ガラス(ビイドロ)の骨壷でした、しかし怖いので魂抜き致しました、南無阿弥陀仏…)そんなものしかなく >「感性」の源泉 と言うにはあまりに、乏しいかと。
     
     しいて言えば、やはりこの辺は、私の代なんかよりも、祖父や祖母の代の方が外国かぶれと言うか、あたらし物好きで、映画なんかは、やはりかなり浸透していたようです。
     祖父とか、あの地震のさなか、つぶれかけの家から皆が荷物運び出す横で、自分の山高帽とステッキを探していたような人で。(身内に聞いた話ですが、あの人ならそうだ、と想像付きます)
     二人の祖母からも、演歌や美空ひばりが好きとかいうのは全く聞いたことありませんで、宝塚、洋画(特に「ローマの休日」「ジュリー(沢田けんじ)」は、お気に入りでした)二人とも死ぬまでそんな感じでしたね。
     書いてて、自分の基本軸がやはり普通の日本のそれとは狂っていたかもしれない、と最近思います。
     最近ではこういう家は増えているようですが。ジュリーもジャニーズも、あ、ベッカムも、一緒ですからね。
     
     淀長先生が実家を嫌っていたように、祖父も嫌ってたのかもしれません、今思えば。
     他には色々していたが、女性を追っかけまわした事も無く、寺周りが趣味とか、先生同様、女性に興味ない、って感じでした。「寝転がっているところは、芋のようだ」と先生も書いておられた、と記憶しています。
     
     こんな、感じです。分析やいかに。(ほとんど自己分析してますが)
     

  • 分析結果、になって無い(^-^)?

    2003/8/11 1:32 by 未登録ユーザレクター博士

    さんくふる様。有り難うございます。

    淀川先生と同郷のご様子。先生の「自伝」を読んでおり
    ますので、さんくふる様のお祖父様のこと、想像に
    難く有りません。

    92年の秋ごろ、友の会で先生の「自伝」にサインして
    頂きました。
    当時新しい先生の本が出版されていたのですが、私は
    先生の「自伝」を差し出しました。
    ハッとされましたが、「これは良い本ですよー」と、
    微笑みながらサインして下さったのが嬉しかった。

    ウチの母方の祖父も明治生まれの頑固者。歯科医でしたが、
    鮎釣りが好きで、解禁の時期になりますと、適当に仕事
    を切り上げ、何処の川へ行くとか、何処の旅館へ泊まるとか、家族に一切告げず、数日行方不明になっていました。
    帰ってくると、「鮎を取りに来い」とのお達し。
    いやはや・・・(^-^)。
    他に盆栽とか相撲とか、所謂ディレッタント的な
    趣味人でもありました。
    そんな気質を私も受け継いでいるのかな、と思うことがあります。
    そうそう、母親が言っておりました。
    「第三の男」が好きで、7回は観た、と。
    なんじゃー、オレと同じじゃん(^-^;)!

    えっ?分析結果? さんくふる様同様、自分の分析を
    してしまった・・・。

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