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フリートーク:【邦画を彩った女優たち】第三弾(H24年10月)!

情報 【邦画を彩った女優たち】第三弾(H24年10月)!

2012/10/18 2:49 by 星空のマリオネット

NHK/BSブレミアムで、先週の土曜日の番組【邦画を彩った女優たち】に登場したのが、【寺島しのぶ】。
第二弾から既に1年近く。待望の第三弾です。

このドキュメンタリーシリーズは、美人大女優の人気ランキングのようなものに基づいて女優をとりあげるのではなく、生き方を含め、邦画史に残る個性的な女優たちにスポットライトを当てていくので、見応えがあるのです。

昨年4月の第一弾では<リンクURL>、夏目雅子、高峰秀子、岸恵子、桃井かおりの4人が、
続く11月の第二弾では<リンクURL>、大原麗子、若尾文子、太地喜和子、倍賞千恵子の4人がとり上げられました。

先週の寺島しのぶに続いて、今週の土曜日(20日22時〜23時)には、【田中好子】がとりあげられます。タイトルは「もっと演じたかった 女優 田中好子」。

<NHKの番組紹介より>
2011年4月、惜しまれながらこの世を去った女優・田中好子。病の床から語りかけた言葉「もっと演じたかった」は強い印象を残した。“元キャンディーズのスーちゃん”としか見られない苦悩の中、巨匠・今村昌平監督らとの出会いの中で、演技派として目覚めていく。誰からも親しまれる母親役の一方で、命の尊さを伝える使命感を持っていたことは知られていない。死の間際に残した言葉の裏にどんな思いがあったのか、見つめる。
【語り】平田満

第3弾は、とりあえずこの二人だけのようですが、まだまだとりあげて欲しい女優さんが何人もいます。
個人的には、田中絹代、杉村春子、浅丘ルリ子、大竹しのぶの4人は是非とりあげて欲しいと思っています。

 



  • 第三弾の1回目は、寺島しのぶ!

    2012/10/18 3:28 by 星空のマリオネット

    何かに飢えているかのように挑発的な【寺島しのぶ】。
    彼女のエネルギーの源泉となっているのは、一体何なのだろうか。彼女自身が語る。「それは家族への劣等感だ」と。梨園の家の中で、一人茅の外に置かれているように感じていた彼女は足掻いていた。「自分も脚光を浴びたい」。彼女の父は歌舞伎の名跡中の名跡、音羽屋の七代目尾上菊五郎。母親は東映の大スター富司(藤)純子。そして、弟は尾上菊之助。

    子供の頃、歌舞伎が大好きで、歌舞伎座観劇から帰っては、弁天小僧や鏡獅子の真似をして遊んでいたという彼女。自分も歌舞伎の舞台に上がるものだとばかり思っていた。それが叶わないと知ったのは、幼い弟が初舞台を踏んだ時。寺島は11歳。
    一方、大女優に相応しい神々しい照明を浴びた着物姿の富司は、インタビューに答えて言う。「娘がそんな思いをしていたとは・・・今まで知らなかった」と。「女の子は歌舞伎役者にはなれないと、分かっているとばかり思っていたのに。」

    ☆ ☆ ☆

    寺島は10代の頃、親のコネでテレビドラマにチョイ役で出演したことがある。彼女は自分でその放送を観てショックを受けた。「不細工な私の存在は何の意味も持たない」と。当時のテレビ映像の中の彼女を見ると、悲しいかな、そこに何らかの可能性を見出だすのは確かに難しい。
    しかし、挫けないのが寺島の非凡なところ。親の影響力の届かないところでやってみたいと飛び込んだのが、新劇の世界。文学座の門を叩き、そこでの芝居に目を止めたのが、脚本家の清水邦夫であり、当初寺島の出を知らなかった蜷川幸雄だった。
    顔がよくないのだから「演技を磨け、実力派になれ」と鍛えられたらしい。歌舞伎の家に生まれながらも、歌舞伎役者になれない者のヒガミ根性の塊。その集み重ねが今の自分だと寺島は言う。蜷川は芝居を続けたいならばお嬢様育ちで生意気な今のお前のまま続けろとアドバイスした。反発し飢えている寺島に可能性を感じたのだろう。

    舞台役者として評価されていった寺島には、大きなスクリーンに自分の姿を映したい(多分、もっとメジャーになりたい)という欲求もあった。でも、オーディションを何度受けてもうからなかった。
    そんな時に飛び込んできたのが、『赤目四十八瀧心中未遂』の主演の話。
    その数年前に、この小説に強く惹かれ主人公に共感した無名の彼女は作者あての読書ガードに向う見ずにもこう書いて送っていた。「映画化される時は、必ず私が主人公を演じたい」と。
    大抵の女優が尻込みするようなこの映画の主役が決まらない中、原作者から監督にこの読者カードのことが伝えられたそうだ。そんな縁で主演に大抜擢された寺島だが、高いハードルがあった。母富司の猛反対にあったのだ。AVの棚に並びかねない映画に出たのでは、まともな結婚ができないと反対し、この親子はプロデューサーを挿んで掴み合いにならんばかりの大喧嘩をしたらしい。母は自殺するとまで言って断念させようとしたが、娘は自分の意志を押し通した。
    ハードルは母ばかりではなかった。当初、映画製作の現場もぎこちなかったそうだ。梨園の娘だという一見話題性に頼って実績のない寺島を起用したのではないかと疑っていたスタッフもいたのかもしれない。
    それが、撮影出だしのある重要なシーンで、彼女を見る皆の目が一変し、この映画の撮影に向かって一致して動き出したとのこと。監督の荒戸源次郎は、そのシーンの「寺島の目が本当に透き通っていたんだよ!」と、今でも興奮冷めやらぬ表情で語るのです。

    (つづく)

  • 寺島しのぶ (その2)

    2012/10/22 0:20 by 星空のマリオネット

    (前のレスからつづく)
    彼女は自分がこの現場(『赤目四十八瀧心中未遂』)を引っ張ってやろうと思って、演技に臨んだとのこと。

    『ヴァイブレータ』<リンクURL>では悩んだ。監督から芝居をするなと何度も指摘され、どうしていいか分からなかった。蜷川さんから舞台で鍛えられた演技を完全に否定され、まるでダルマ落としのようだったという。寺島は最後まで悩んだままで終わってしまった・・・
    ところが出来上った映画を観て彼女は驚いた。監督は私をこんなにも観察していたのかと。降参するしかなかったと。監督は廣木隆一。
    僕も『ヴァイブレータ』での寺島には驚いた。そこに本当に生身の女がいるとしか思えなかったから。他にそういう感じに囚われたのは、『ぐるりのこと。』<リンクURL>の木村多江くらいかもしれない。
    この作品で寺島が起用されたのも一つの縁があった。あるバーのカウンターで独りマスターと話している見知らぬ女の後姿が妙に気になったと、本作の脚本家・荒井晴彦が語る。30絡みの疲れたOLに見えた。この映画の主人公・・・と思った女が寺島だったそうだ。

    『キャタピラー』<リンクURL>では、脚本を読んで絶対にやりたいと思ったそうだ。こんな戦争の時代をほとんど二人だけの密室で表現できるなんて凄い。
    若松孝二監督の撮影は過酷だったらしい。全てリハーサルなしの一発勝負。寺島はかつてこう話している。血尿が出るほどボロボロになったと。ラストの笑いのシーン、相手の役者が、自分にとってさえ意表を衝く演技だったと、告白している。
    寺島のチャレンジ精神と実力は、ベルリン映画祭最優秀女優賞という形で報われた。日本で舞台に励んでいた彼女はトロフィーを手にガッツポーズ。これ以上ないどや顔を見せた。

    その後の映画では、僕は『人間失格』<リンクURL>の彼女が印象深い。

    この番組「邦画を彩った女優たち」を見た寺島は自身のブログで次のように書いています。
    「自分の出てるものは興味がないのですが、
    たくさんの方がコメントをして下さったのでBSプレミアムを見ました。
    出産して、ほぼ家に缶詰状態で、
    女優とはほど遠い生活をしている今の私にとって、
    何かとても不思議な感じで見てました。
    あっ、私女優だったんだみたいな。
    とても素敵に編集してくださったスタッフの皆さん、
    ありがとうございました。
    そしてコメントをくださった皆さん。
    ありがとうございました。
    また、皆さんと一緒に仕事がしたいと、モチベーションが上がりました。」

    父のように歌舞伎役者でもなく、母のように美人女優でもない寺島の道は多分まだまだ半ば。これからも何をやってくれるのか、楽しみな女優さんです!

  • もっと演じたかった 女優 田中好子

    2012/10/22 0:48 by 星空のマリオネット

    昨夜(20日22時〜)放送されたのは、【もっと演じたかった 女優 田中好子】。
    番組についての感想等は別途投稿しますが、とりいそぎの情報連絡です。

    田中好子の最後の主演作となった映画『0(ゼロ)からの風』が、今週土曜日10月27日14時30分から、BSプレミアムで放映されます。
    彼女の真摯な思いが結実した作品だということで、昨夜のドキュメンタリー番組でも詳しく紹介されていました。
    僕はまだ観たことがないので、楽しみにしています。

  • 女優 田中裕子 その1

    2012/10/24 18:41 by 星空のマリオネット

    一度芸能界を退いていたといっても、やっぱり「キャンディーズのス―ちゃん」のイメージが強く、なかなか女優として認められなかった田中好子。
    そんな彼女を見出だしたのが、意外にも、欲望剥き出しの激しい人間を描いてきた今村昌平監督だった。ヒロシマで「黒い雨」を浴びた悲劇のヒロイン、お隣に住んでいるようなちょっと綺麗で可愛いお嬢さん役に田中好子を起用したのだ。

    今村はスタッフ・キャストが集う撮影の合間のひと時の休息の宴会の席で、皆に聞こえるように陽気に言った。「テストと本番で同じ演技を続けることができる女優は田中だけだ。他には原節子くらいだ」と。監督の脇で戸惑ったように笑う田中好子。
    真面目で控えめでいて芯が強く、透明感のある翳りをもった彼女が、この役にぴったりだと今村監督は考えたのかもしれない。
    風呂場で髪の毛が抜け落ちる有名なシーンの表情に彼女は悩み、自分に引き寄せ必死に真摯に考えたのだという。悲惨で怖い実に美しいモノクロールのシーンだった。

    ロケ地で缶詰になって、自分の撮影がない時にも東京に帰れず寂しい時も、地元の人に明るく親しみをもって接した彼女は、多くの人に好かれていたのだと思う。
    ラスト近く、田中が幻を見て狂喜乱舞するシーンの見事さ。映画のフレームの大きさを意識した彼女の美しい動作は完璧だった。思わずカット!と叫びたくなるほどだったと、美術監督が嬉しそうに話す。
    彼女はスタッフからも好かれていたに違いない。タイプは違うけれど、やはり若くして亡くなった夏目雅子と共通している部分もあるのかもしれない。違う分野からきた素人俳優だと世間から見做されながらも、代表作をものした一所懸命な女優!

    ところで、『黒い雨』<リンクURL>には幻のラストシーンがあったというのは聞いたことはあったけれど、今回の番組で初めてその一連のシーンを見ることができた。
    お遍路になった彼女が惨い姿を晒しながら現代を生きているという、井伏鱒二の原作にはないシーンだ。このシーンはカラーで撮られていて、世間を睨んでいるように見える老婆の田中のボロボロの形相には凄味があった。
    しかし、この苦労して演じた長いシーンは結局のところすべてカットされた。田中はひどく落胆したが、彼女には数々の主演女優賞が待っていた。大きな瞳からこぼれる涙と共に、先ず「監督、ありがとうございます。」という言葉が彼女の口から漏れた。
    田中好子が世間から認められる女優になった瞬間です。

    (つづく)

  • Re: 【邦画を彩った女優たち】第三弾(H24年10月)!

    2012/10/24 18:53 by odyss

    こんにちは。

    星空のマリオネットさんのこのスレッド、愛読しています。

    私も田中好子さんは大好きでした。キャンディーズ時代からずっとです。

    ところで、本日書き込み分のタイトルがちょっとアレですよね。あっちの田中さんは申し訳ないけど好きじゃないもので(笑)。

  • 【田中好子】さん (その2)

    2012/10/25 6:24 by 星空のマリオネット

    odyssさん、読んでいただいてありがとうございます。

    ギョギョッ!
    誰と書き間違えたかと見返してみたら・・・大変失礼しました(汗)
    書き直せないので、この場で訂正させて下さい。
    「田中裕子」さんではなくて、「田中好子」さんですね。ご指摘、ありがとうございました。最近このような書き(言い)違いが多くなってきていて、赤面することが少なくありません。

    僕の場合、キャンディーズで最初にファンになったのはスーちゃんでしたが、その後ミキちゃんがよくなって、さらにその後ランちゃんが・・・・どうも自分の好みがはっきりしないんですよね。

    ☆ ☆ ☆

    田中好子さんの映画の話。
    吉田喜重監督はテレビドラマの田中に惹かれ『鏡の女たち』(2003年)に起用したとのこと。普通俳優は自分を印象づけるたせるためにアクセントの強い芝居をするが、彼女はそういうことにはまったく関心がないように見えた。そう無心なんだと。母娘三代の絶ち切られた絆の物語で、記憶喪失の女を演じた彼女は演技の高みに到達した。

    (話が前後しますが)
    一本一本がオーディションなんだ、私には後がないんだと真剣に芝居に取り組んでいた、元キャンディーズのスーちゃんとしか見られていなかった20代の田中の努力が報われたのが、32歳の時に出演した『黒い雨』。
    先日のレスと少し重複しますが、番組を正確に再現すると、今村監督は「小津安二郎という人は、テストと本番を同じようにできる人こそ名優だと言った。あなただけがそれができるから尊敬している。原節子以来じゃないかと思っている。」と、田中ににこやかに語りかけている。

    テレビドラマでは、母親役として親しまれた。この番組では、朝ドラ『ちゅらさん』の明るく元気な可愛いお母さん役から始まるが、「一方で、命の尊さを伝える使命感を持っていたことは余り知られていなかった」と、平田満のナレーションが静かに語り始めます。
    (田中好子の無心の演技に調和するように、平田のナレーションも作為性を感じさせない淡々と自然なもので良かったと思う。一方で、寺島しのぶの回の、遠藤憲一のナレーションには色気があって、これまた良かった。)

    彼女の「命の尊さを伝える使命感」については、後日。

  • 第3弾、3人目は【室井滋】(12/28放送)

    2012/12/25 8:59 by 星空のマリオネット

    前回のレス(10/25)で、「彼女の「命の尊さを伝える使命感」については、後日。」と記していましたが、その点については、田中好子さんの最後の主演作『0(ゼロ)からの風』のレビューで触れています。<リンクURL>

    さて、「邦画を彩った女優たち」の第3弾では、先ず10月に「寺島しのぶ」と「田中好子」がとりあげられましたが、今月は「室井滋」。今週の金曜日、12月28日の22:00〜22:59、NHK/BSプレミアムで 放送されます。副題は「室井滋 しげちゃんと私の居場所」。

    <NHKの番組紹介から>
    映画、テレビ、舞台とさまざまな場で活躍する女優・室井滋。シリアスなドラマからコメディタッチの作品まで、不思議な魅力で多くのファンを引きつけています。
    その独特の存在感を室井はどのようにして身につけるに至ったのでしょうか。今回、室井滋は自身の女優人生のルーツを探る旅に出ました。室井とともに歩いたのは、痴呆症の祖母や酒に溺れる父を残し、女優を目指して飛び出した故郷・富山。そして、“自主映画の女王”として仲間との映画作りに明け暮れた学生生活と、その後、売れない時代を過ごした街・早稲田。
    本人のインタビューや関係者の証言、出演映画作品を織り込みながら、自分の居場所を探すことから始まった室井の人生を辿り、現在の輝きを捉えていきます。

    ☆ ☆ ☆

    「邦画を彩った女優たち」の第1弾では、「夏目雅子」、「高峰秀子」、「岸恵子」、「桃井かおり」の4人が<リンクURL>、続く第2弾では、「大原麗子」、「若尾文子」、「太地喜和子」、「倍賞千恵子」の4人が<リンクURL>とり上げられました。
    それに対して、今回第3弾のメンバーは、「寺島しのぶ」、「田中好子」に「室井滋」。所謂歴史的な「大女優」や「伝説の女優」という範疇ではなく、身近な女優さんが選ばれています。彼女たちの個性的な生き方に興味を持った番組制作者が選んだのでしょう。面白い選択です!
    僕は室井滋さんのファンという訳ではありませんが、彼女の出演作で大変好きな映画があります。『のど自慢』(99年)<リンクURL>と『居酒屋ゆうれい』(94年)です。
    両者ともちょっとコミカルで悲しい役どころなんですが、室井さんが演じると、大胆さや吹っ切れた軽さもあって、いいのです。

    『のど自慢』では、土俵際に追い込まれたどさ回りの売れない演歌歌手を演じて、
    また、『居酒屋ゆうれい』では、失恋状態の成仏できない幽霊を演じて、
    存在感を発揮していました。両方とも、その年の女優賞に絡んだと思います。
    僕は彼女の人となりや、彼女の歩んできた道については何も知らないので、金曜日の放送を楽しみにしています。

    PS
    因みに『のど自慢』は、僕の日本映画オールタイムベストテンの中の一本です。べたな人情喜劇ですが、僕ははまっていました。

  • 室井滋さん登場

    2013/1/1 1:44 by 星空のマリオネット

    待っていてくれる親は既にいないけれど、今でも月に1度は故郷の北陸に帰るという室井滋さんは、亡くなった父親への複雑な思いを抱え生きているんですね。
    文学を志しながら途中で諦めた酒癖が悪い父親と、呆けが酷い祖母との3人暮らし。そんな環境から飛び出したかったからなのか、女優になると東京に出て早稲田大学に入学。多くの学生演劇や自主製作映画に出演し、自主製作映画の女王と呼ばれたそうです。
    でも、自主製作から巣立った映画監督たちが彼女に出演依頼してくれることはほとんどなく、美人ではない彼女には女優の仕事はなかなか来ない。

    デビューから何年も経って、そんな彼女に巡ってきたのが『居酒屋ゆうれい』のゆうれい役。
    萩原健一扮する板前の亡くなった妻が嫉妬心に燃え、ゆうれいとなって現れる。夫が若い恋人(山口智子)を作ったから。
    コミカルで切なくて、そして鬼気迫るゆうれい役が素晴らしかった室井滋さん。

    その後、井筒監督の『のど自慢』で売れないドサ回りの演歌歌手、赤城麗子を演じました。室井さんは自身のトークイベント等で、未だに赤城麗子の持ち歌を歌いながら登場するそうです。前よりも上手くなったのでまた使って下さいと、井筒監督に冗談?で話します。
    この赤城麗子役も本当に良かった。説得力があるのです。満たされない状況の下で足掻きながらも懸命に生きる姿に、室井滋さん自身の姿がだぶって見えるからかもしれません。

    滋というのは本名なんですね。子供の頃は男の子の名前みたいで嫌だったという彼女ですが、その名前のいわれを親から聞かされて以来、愛着を感じているといいます。自分自身でいることに、どこか拘りがあるのかもしれません。

    PS
    彼女が長く一緒に暮らしているのが長谷川和彦さんなんですね。彼もインタビューに登場しました。ファザコンの室井にとって、自分にはお父さんを感じさせる部分があるのかもしれないと言います。一方、彼女はおじさんは元来苦手なんだけれど、何故だか彼と一緒にいると言います。

    長谷川監督の姿を映像で見たのは、ここ数年で2回だけ。一度目は、このシリーズ番組の桃井かおりの回で、次が今回。いずれも監督という肩書で出演していたけれど、なんとか映画作品を世に出してもらいたいものです。

  • 主演スター級で…ベスト3&ワースト3

    2013/10/12 0:11 by 青島等

    ☆ベスト
    _☆梶芽衣子…修羅雪姫&女囚さそり&寺内貫太郎一家の長女
    _☆浜美枝…五作目ボンドガール&植木等の最高相手役
    _☆星由里子…「世界大戦争」(1,961)18歳で既に演技派スター

    ★ワースト
    _★吉永小百合…狸ヅラのスタイル最低な万年学芸会
    _★大原麗子…ハスキーボイスなんて単なる嗄れ声
    _★竹下景子…吉永の後継者と言うか三択の女王

    ___他意は皆無でして____

    桑畑三十郎みたいに自分を悪(ワル)に見せるのが好きなワケじゃない

    何て言うのかな、学級委員キャラ+生徒会長キャラは嫌いなんです。

  • Re:私もお邪魔させていただきます

    2013/10/12 1:50 by すかあふえいす

    京 マチ子・・・浮草、流転の王妃、羅生門
    久我美子・・・また逢う日まで、酔いどれ天使
    高峰秀子・・・無法松の一生、馬、二十四の瞳

  • 12人目は、大竹しのぶ

    2013/11/5 0:05 by 星空のマリオネット

    【邦画を彩った女優たち】というシリーズ番組が始まったのは、今から2年半ほど前。これまで11人の女優さんがとりあげられてきました。
    「夏目雅子」、「高峰秀子」、「岸恵子」、「桃井かおり」、「大原麗子」、「若尾文子」、「太地喜和子」、「倍賞千恵子」、「寺島しのぶ」、「田中好子」、「室井滋」と多彩でユニークな11人。昭和の大女優に、短い命を燃やした女優さんに、現役の個性派女優たち。
    いずれも単なる美人人気女優ではない、それぞれに強い意志の存在を感じさせる強烈な光を放っている女役者さんたちです。

    そして、先月の19日、このシリーズに登場したのが、12人目の「大竹しのぶ」さんです。
    まだこの番組にとりあげられていない女優さんの中で、僕がどうしてもとりあげて欲しいと思っている女優さんが、「田中絹代」、「杉村春子」、「浅丘ルリ子」、「大竹しのぶ」の4人だったので、そのうちの一人である大竹さんが選ばれて嬉しかった〜

    大竹さんは昭和と平成、両時代に代表作をいくつも世に出しているという珍しい存在ですし、数々の受賞歴もある最高の演技者の一人ですが、なぜか大女優という言葉は似合わない、不思議にフレンドリーな女優さん。

    今回の番組も、彼女のそんな気さくで可愛い個性を反映してか、大女優の半生を辿るなんて重々しい番組でもないし、よそ行きの気取った感じの才気走った番組でもない、肩の力を抜いた直な番組作りになっていました。
    番組のサブタイトルはズバッと【清貧と魔性の間】
    とりあげられた映画は3本。
    彼女のデビュー作『青春の門』の貧しい娘・織江。
    清純派からの転機となった『死んでもいい』で夫と若い恋人を破滅に追い込む魔性の女・名美。
    そして新藤監督の遺作となった『一枚のハガキ』の未亡人・友子。

    番組は彼女の生い立ちを、『青春の門』の織江と絡めて追います。
    父親が病で学校の先生を辞めたため、貧しい生活を余儀なくなれてきた大竹は、それでも嫌な思い出は一つもないと言います。父親のことが大好きだったと。

    「100万200万の女優が泣いているんじゃない、素人の女の子が泣いているんだぞ。早くカメラを回せるようにしろ!」と浦山監督がスタッフに怒鳴ったその現場は異様な雰囲気だったと言います。貧しい境遇におかれた少女になりきった大竹が、激しい怒りと悲しみで、撮影開始前から泣き続けていた時のことです。助監督をやっていた小栗康平にも強烈な印象を残したのが大竹でした。
    一方、大竹は「演じてみて、カットがかかり、その度に監督に褒められるのが嬉しかった。」と、まだ10代だった当時のことを思い出し、はにかんでインタビューに答えます。

    新藤は『一枚のハガキ』で大竹さんのシーンを撮り終わった時、大竹の手をとっておいおい鳴いたそうです。
    30年以上一緒に仕事をしていた撮影スタッフは新藤監督が泣くのをその時初めて見たそうです。びっくりし、そしてもらい泣きしてしまったと・・・

    妻の乙羽さんを『午後の遺言状』の撮影後に無くし、気力を失っているように見えた新藤監督をもう一度映画に向けさせたのが大竹だと、孫娘が語ります。そして大竹を新藤に推薦していたのが生前の乙羽さんだったそうです。『事件』で大竹と共演していた乙羽は、大竹こそが新藤の映画にふさわしいと考えたのでしょう。
    監督が戦後60年以上抱えてきた「自分だけ生きて帰ってきてすまない」という思いを、彼の遺作で大竹にぶつけることで、彼は自分の生涯に落とし前をつけたのかもしれません。

    大竹は芝居でもプライベートでも嘘はつきたくないという。
    まだまだチャレンジを続けていく意気込みです。

    二十歳前後だった、まだ幼さの残る若い若い大竹しのぶさんの写真に釘付けになりました。
    彼女の純粋な強い視線・・・どこかで見たことがあるような気がします!

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