歌川広重没後160年 晩年の名品「名所江戸百景」全120図を展観する展覧会が太田記念美術館で開催
(2018/02/22更新)
風景画の巨匠・歌川広重の没後160年にあたる2018年。太田記念美術館にてこれを記念する展覧会が行なわれる。
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第1弾展覧会となるのは、4月1日(日)から開催される『広重 名所江戸百景』展。《浅草金龍山》《亀戸梅屋舗》《大はしあたけの夕立》など、誰もが一度は目にしたことのある名品を含む「名所江戸百景」を紹介する。
「名所江戸百景」は広重が亡くなるまでの3年間を費やした晩年の代表作。弟子による作品を含めた120図から構成される大作だが、今回の展覧会では前期後期に分けて全点を展覧する。太田記念美術館の所蔵品は、保存状態が良好で、摺りも広重の意図が反映された早い段階のものと考えられている。
約160年前に円熟した筆遣いで江戸の町をみずみずしく描写した広重。この「名所江戸百景」の刊行がひと段落してから10年後に日本は元号を明治へと変えた。「名所江戸百景」は明治以降、すさまじい速さで様変わりする直前の江戸の姿を切り取っているのだ。
広重が晩年にたどり着いた境地を堪能するとともに、幕末の江戸の空気を伝えるタイムカプセルのような作品を鑑賞することのできる貴重な機会となりそうだ。
なお太田記念美術館は約2600点の広重作品を所蔵しており、今年はコレクションを中心に選りすぐりの広重作品を紹介。9月〜10月には『没後160年記念 歌川広重』展の開催も予定されている。
『広重 名所江戸百景』
4月1日(日)〜5月27日(日)太田記念美術館にて開催
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